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あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

SHオフィシャルサイト…?

2005-03-28 12:40:38 | Sound Horizon
こちらで拝見したのですが、Sound Horizonのオフィシャルサイトができてるそうです。

早速行ってみたのですが、
サウンドクリエーターRevoとヴォーカリストAramaryを中心とした幻想楽団Sound Horizonのホームページです。
だそうです。

えーと…?

なんというか…一行目でつまづきました。

「Sound Horizon」の範囲はよくわかんないですけど、心情的にはとりあえず新作のパッケージにもデカデカと登場する「うさんくさいヒゲの男」とか気になりますし。「蒼の歌姫と称されしジュリエッタ」さんも好きでしたし。
RevoさんとAramaryさんの2人がネームバリュー的に高くて、これが簡潔でキャッチ的検索エンジン的に有利なフレーズであろうことはわかるのですが、「幻想楽団」のオフィシャルサイトの一行目に選ぶ言葉として、不思議な感じがしてなりません。

あと、「ホームページ」は、由来はどうあれ、「HTML文書」という意味で使うことが慣習化してます。正しいです。
「Official Site」は確かにOffice(事務所)のSiteという意味なのです。正しいです。
正しいのですが、「Revoさんが不在」な状況で、○○のホームページとかOfficial Siteとかいう言葉を使われてしまったのでは、ミスリードしようとしているように感じられてしまうのです。「Sound Horizon」という言葉が示してるのは何なのでしょうか?

Revo個人ページ」によれば、
SHの新しいオフィシャルサイトが出来ました
…と言われても混乱するかと思いますが、
所謂「事務所サイドが運営するオフィシャル」です。
これからファンクラブの運営等をやってゆくようです。

ココはココで今まで通りRevoが運営してゆきます
…とはいえ、差別化を図らなくてはならないなと困り中…。

だそうです。

「Sound Horizon」というのは何でしょう?
「オフィシャルサイト」の「顔」とか「中の人」は何だと理解すればいいんでしょう?
「私はもう人間(ヒト)ではない」なのでしょうか?だから「仮面の男」なのでしょうか?

商業としての音楽がどのように成立しているか、わたしは知りません。
「ドサ周りでサイン会で握手会で、ファンクラブでコンサートであわよくばテレビ出演で、アルバムでシングルでプロモーションビデオで、最近だとストリームでプロテクトだったり着メロや着うただったり(?)というのが当然で、そうでなくては黒字にならなくて、黒字にならなければ負けで無意味で、それが当然なメジャー化」なのかも知れません。
でも、わたしにとってSHは「ネットで口コミで見つけたちょっといい試聴曲だったり、通信販売で買ったCDが「意外にこれもアリか!」だったり、アキバの同人ショップで見つけた宝物」だったように思います。

わたしも、本家の「幻想楽団「Sound Horizon」のwebサイト」のメンテナンス状況が、ファンや、新たに興味を持った人々の希望に沿える状態になってないことは、間違いないと思います。
それが「Office的」に望ましくない状況であることも理解できます。
また「所謂(いわゆる)事務所サイドが…」発言はちょっとキケンな香りがします。

けど…。

ファンの集いがあるのは抵抗ありませんし、応援するのもよいことです。会誌も興味ありますし、万一(?!)コンサートが成立してチケット優先予約できるならそれもいいです。うれしいです。でも、何かが変質してる気がします。

そもそも「Rap products.inc」とは何者なんでしょうか?
Revoさん不在でSHのオフィシャルサイトを名乗るのでしょうか?
あるいはSHと独立したところで営利を目的とした団体なのでしょうか?わたしは何か誤解してるでしょうか?
顔も立場も中の人もわからないものが、一SHファンのわたしにとって有益なものと、どうすれば思えるのでしょう?

どうなっているのか、どうなっていくのがいいのか、わたしは、わかりません。
でも、「Sound Horizon」に「人の顔や心」を見てたつもりが、「CDを売ることと集金することばかりなカタログ」になってしまったという、苛立ちを感じているのは間違いないです。

どうか、Sound Horizonの音楽を作ってくれている方々にとって幸せな結果になりますように。
そして、何より、わたしががうれしい音楽を聞けますように。
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追記:
考えがまだまとまってないので書き直しまくってます。
結論は「苛立ち」みたいですけど。
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追記:
まとめてみました
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追記:
書き直してたら、サイトの存在を知るきっかけになった記事へのリンクを削除してしまって、一方的にトラックバックしてる状態になってたので、書き出し部分のリンクを戻してみました…。
それとは別にトラックバック先の記事間違えてる事を指摘されたり。もうちょっと慎重にしなきゃ…。
そもそも書き直しちゃダメ?


追記(2005/09/19):
情報元の先方が移転されたみたいなので、リンクしなおし。上等屋~ブログと言ふ名の日記~: ちょこちょこと。というか、過去記事ぜんぶ手動コピーですかーっ。移転お疲れ様です…。

Diska

ねとらん者 THE MOVIE#1。聞きました。

2005-03-24 01:44:48 | Sound Horizon
件(クダン)のOVA、書店で見かけたので購入しました。

ソフトバンクパブリッシング刊。
ISBNコードがついてたりするので、「フィギュアとマウスパッドとDVDがついた書籍」扱いみたいです。
書籍はついてないです。

ネット上で知名度の高いキャラクター達が、「ネットランナーの文脈」で登場して、それなりなストーリーが展開される30分のアニメーションです。

「ちゆ12歳」さんや「任意たん(仮?)」さんは辛うじてネット上で知っていましたが、すっかり角がとれて、というか、毒が抜けたというか、電波遮蔽されたというか、ゴーストが高度にカスタマイズされているというか、なんだか別人のようでした。キャラクターもののOVAですし、わたしは「ネットランナー」本誌のことは、ほとんど知りませんので、わたしがキャラクターについてあれこれ語るのは多分正しくないのでしょう。

アニメーションの質は、あくまで個人的な印象ですが、「質の高い30分もののテレビアニメ」を連想しました。
デフォルメがよく効いているのか、思ったほど動き回ってくれません。
バンクはなかったと思いますが、止め絵は惜しげもなく使いまくります。
戦闘シーンでは3DCGのフルアニメもしてくれてますが、「動くと設定資料より10倍かっこいいビルバイン」とまでは行かないようです。

わたしの勘違いでなければ、BGMは使いまわしがありません。
全カットBGM流れっぱなしというわけではありませんが、同じBGMは2度使われてなかったような気がします。
カット割が細かいせいか、BGMが途切れがちなのがちょっと残念でした。
エンディング曲は特典としてフルコーラスで単独で収録されています。Revoさんの曲でAramaryさんの歌です。
わたしの持っているSound Horizonのイメージからすると、ちょっと幻想とか狂気とか歴史書とか死とか喪失感とか、炭酸とかアルコールが抜けた感じもしますが、ハッピーエンド(?)のエンディングテーマですし、「音楽に聞き入って料理の味が思い出せなくなるようでは、レストランのBGMとして本末転倒だ」というようなことを、ウィンダスのJatan-Paratanさんも言っています。
映像特典にある「登場シーン集」で集められているシーンで使われている各キャラクターのテーマ(すごく短い、タッチコードとか呼ばれるものかも知れませんが…)はかなり力が入ってる感じがしました。

きっとタイトル考えた段階では「ランナー君」が語ってるように、「ネットランナーが作りたい世界に対するBLOGの脅威」とか、テーマにあったけど、これからはBLOGかも知れないし、視聴者もBLOG批判したら嫌がるかなぁ。とか。
製作者にはそんな真剣な議論があって、クライマックスを「敢えてテーマをぼかした何だかよくわかんない戦闘シーン」にしちゃったんだろうなぁ。とか。

それでも、フィギュアとか声優とか音楽目当てで買っちゃう人がいるってわかってるんだろうなぁ。
で、売上に貢献した、わたしがいるんだなぁ。とか。
ちょっと悲しくなるOVAでした。
あえて明確にしておきますが、おすすめはしません。

トラックバックの練習を兼ねて。

BGM集出されちゃったらどうしよう……まさか、出てないですよね……?

Diska

SHの映像付き音楽作品…

2005-03-22 13:10:04 | Sound Horizon
Sound Horizonの作曲者のRevoさんがBGMを作っているOVAが存在してるそうです。

Amazonで確認できるコメントを見た限りでは、良くも悪くもいろんな意味でも、わたしの「ねとらん」感を裏切らない、「ねとらん」の名を冠するにふさわしい作品になってるようです。
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こちらこんな記事

 萌えオタに受ける要素はビジネス社会からは解析済みだし、ビジネスとして取り込む準備も整っている。
 萌えコンテンツを提供するために自らが萌えオタになる必然性は無い。
 萌えオタの好むコンテンツを理解し、それがビジネスとして成立するのであれば、提供するまでだ。

を興味深く読ませていただいたばかりのわたしに、BGMのためにこれを購入しろと言うのですか。言ってないですか。言ってないですね。ごめんなさいちょっと動揺してます。「聞いて」みたい…けど…ううう。

Diska

Sound Horizon

2005-03-19 04:46:09 | Sound Horizon
幻想楽団。Sound Horizon。
「同人音楽CD」を作ってるサークル(?)らしいです。

最近メジャー化しつつあって、店頭でも買えるCDを出してるので、同人という表現が正しいかよくわかりません。
わたしは歌を歌うのは割と好きですが、音楽とのつきあいはそれ以上のものでなく、音楽を聴く趣味はありませんでした。音楽CD自体買うことがめったにないです。一生分かき集めても多分10枚ぐらいです。音楽についてあれこれ言う立場にはない気もします。前置き終わり。

どうやってこのサークルを知ったのか、もうよく覚えていませんが、試聴曲を聴いて琴線に響くものがあったのはよく覚えてます。たしか"Pico Magic Reloaded"リリースのちょっと前で、ストーリーCD1,2,3が絶版ながら試聴曲は聞けたころです。
ボーカルの「あらまり」さんの歌声と語り、深みを感じさせる固有名詞の配置「黒の預言書」、ちょっと電波っぽい「お願いっ!ぴこ魔神☆」…。
吟遊詩人が英雄や伝記を伝えるような(そんなものには実際に会ったことないです)、絵が見えそうな歌詞の流れ、密度。聞き入りました。

何曲も聞いてるとメロディが使いまわしに聞こえてきてもおっけーです。アニメのBGM集なんかもアレンジ満載ですし。
世界がジュブナイルでもおっけーです。私は好きです。
歌詞の密度が濃すぎて一回聞いて話についていけなくてもおっけーです。映画だって最近のアニメだって熱心な人は何度も見ていろいろ発見します。攻略本なしでゲームできない人もいますし。
それでも大河するには情報量が圧倒的に不足しててもおっけーです。聞く人の心が先行すれば物語や世界はあとから作られていきます。およそ世界と名の付く物は全部そうやって作られてるのです。

Sound Horizon

サイトは、メジャー化でいろいろ揺れ動いてるのか、次回作で忙しいのか、03/19現在、ちょっと判りにくい状態にあるように思います。どんな作品があるか見えないと思うので、わたしが認識してる範囲の情報で補足します。

これまで、Sound Horizonは、CDとして、
・絶版中 1st Story CD Chronicle
・入手可 1st Story Renewal CD Chronicle 2nd
・絶版中 2nd Story CD Thanatos
・絶版中 3rd Story CD Lost
・絶版中 1st Pleasure CD Pico Magic
・入手可 2nd Pleasure CD Pico Magic Reloaded
をリリースしています。直販とか同人ショップのみで販売されてたようです。

「Story CD」はタイトルにある抽象具象をテーマにした組曲となっているようです。Chronicle 2ndを聞いた範囲では大河ドラマの名場面集みたいな感じもします。音楽はきれいですが、タイトルのThanatos, Lostから推測可能な通り、ダークな要素も多いです。

「Pleasure CD」は自由なつくりで、何でも収録してるみたいです。StoryCDにある曲や次回作収録予定の曲とかも容赦なく(?)収録してるので、ベスト版とかガイドブックみたいに考えたらいいのかも知れません。全部買うといろいろダブりますけど。

また、メジャー版として「店頭で」買える作品に、
・Elysion -楽園への前奏曲-
があります。
性質的にはPleasure CD、というか、4th Story CDやSound Horizon自体のデモ版みたいな気がします。「流れ」からはずれた番外編です。

ほかに、音楽CDとしてはマンガが原作(?)の
・Leviathan
が発売されてますが、これは台本(?)がSound Horizonでないだけあって、ちょっと性質が違うようです。番外編以上に別物です。

次回作は
4th Story CD 『Elysion ~楽園幻想物語組曲~』
です。Amazonで予約が始まっています。

Diska