ディノままdog garden

庭仕事と犬が大好きなディノままの日記です

セラピー見習い犬

2012-03-02 15:06:41 | マロン
2月29日(水)は、

しつけ教室「マロン」のセラピー活動の一環である「小学校訪問」の日でした。

この日、フレーズも見習い犬として一緒に参加させてもらう事になりました。

小学校に着いた時は、あいにくの雨で、その雨の中傘をさして駐車場の誘導をしてくださったのが、

校長先生だったと、後から聞いて驚きました。

この事からも、犬によるセラピーにとても熱心な学校というのが分かります。


さて、この日一つのお約束事がありました。

それは、飼い主どうし会ってもしゃべってはいけないという事です。

私達は、どうしても知った人に会うと、元気~?とか久しぶり~?とか

声をかけてワイワイキャアキャア、はしゃいでしまいがちです。

そして、その興奮が犬にも伝わって一緒になって興奮してしまうそうなのです。

確かに、シーザーの番組でもそれはよく言われている事です。

ドッグサイコロジーセンターに預けられた飼い犬に、飼い主が会うとき、

シーザーはいつも「犬を見ない、触らない、声をかけない」と飼い主に約束させます。

それでも、犬は飼い主の微妙なエネルギーを感じ取って、不安になってしまう時があります。

それほど、犬は飼い主の心のあり方に敏感に反応してしまう生き物なのでしょう。


私は初めての参加だったので今までがどんな様子だったのか知りませんが、

先生によると、やはり犬の興奮度が全然違うそうです。

余談ですが、最近家でも人が来るとき(おもにあんちょんさんですが 笑)

犬をバリケンに入れておくようにしています。

こうする事で犬の興奮度がグンと下がりますし、もし興奮していても興奮が落ち着くまで

待ってから出すようにすれば、穏やかなままでいられます。

鈴乃ちゃんが一緒なので、興奮したままだと危険だと思って始めたことですが、

思いの外効果大のようです。




さて、小学校に話を戻します。

この日のセラピーは小学校1年生の生活科の授業で「犬とふれあう」というものでした。

小学生102名に対し犬26頭。

ほとんどがラブラドールですが、他にもアフガン、イングリッシュコッカー、バーニーズ、スタンプー、

ゴールデンドゥードル、小型犬ではトイプー、マルチーズ、ミニチュアダックスがいます。



ここからは写真を見てくださいね。

フレーズを持ちながら必死で撮りました。




真っ黒で分かりづらいですが、スタンプーのルイ君です。


そして、同じくスタンプーの大ちゃん。






輪くぐりって書きましたが、正しくは輪飛びです。



これは、隠した新聞を犬が探しているところ。

感心するのは、直ぐに見つけてしまわないで子供の間をぐるぐ回って探しまわるという演技ができるところ。

もう子供たちは、ワーワーキャーキャー大喜び!

写真では分かりませんがホント楽しそうでしたよ。



紙を丸めて作ったゴミを拾って、くずかごに入れる芸。

子供にゴミを投げてもらいます。



以前紹介した黒ラブのリプリー。

16歳になったそうです。

これから車椅子を引いて子供達の周りを一周します。








みんなで「リプリーガンバレ!」って応援します。

一生懸命、車椅子を引くリプリーの姿に胸が熱くなりました。




こちらは、まだまだ若いピース。

写真のブレ方で、スピードがあるのがわかります。






子供達がトンネルを作って、その中を犬が通ります。

犬のシッポがあたったりすると、大騒ぎです。




写真はありませんが、フレーズも子供と一緒にお散歩したり、

ネンネーで横になったり(この時子供がフレーズの足に触って、思わずパカッて股を広げたので

オオッとビックリしてました)





順番にフードキャッチをしているところ。

手前のラブの次がフレーズの番。

ですが、一つもキャッチできず。。。


初めてのセラピー体験が、小学1年生とはちょっとハードル高かったかな?

何しろ、寝っ転がって犬と同じ目線でジーーッと視線合わせてくるし、

こっちは結構ドキドキもんです。

フレーズもだいぶ緊張してたようで、このあと水をあげたけれど、

一滴ものみませんでした。


飼い主も犬もド緊張のセラピー体験。

無事何事も無く終わってホッとしました。

そしてこのような素晴らしい体験ができてすごく良かったなと思いました。

犬は仕事をすることで、成長するのだとそう聞きました。

フレーズもちょっとは成長できたでしょうか。

コメント (6)
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