読む日々

テーマばらばらの読書日記

ホテルジューシー

2013-09-19 | 
坂本司「ホテルジューシー」



和菓子のアン、が面白かった作者の本。
今回は、卒業旅行へ向けてバイト探しをしていた女子が、石垣島のリゾートホテルでバイトのつもりで沖縄へ行ったものの、事情で那覇の地味~なホテルへ応援に行くハメになり、そこで起こる悲喜こもごも、な物語。

正義感強すぎ、オトコマエな主人公が、ホテルの謎めいたオーナー代理やら、掃除担当の双子のおばあちゃんやら、食事担当のおばさんやら、そしてもちろんお客様やらとのやりとりを通じて成長していくお話。

面白いことは面白いんですけどね・・。

和菓子のアン、には敵わないかなあ・・。

でも、さすが、出て来る食べ物は全部食べてみたくなります
えっとねぇ・・

まず「ジューシー」はごはん料理の名前みたい。炊き込みご飯。堅いのがクファジューシーで、雑炊状の物がボロボロジューシー。
野菜炒めの下に沖縄の「ポーク」やらトンカツやらがだんだん重ねに御飯と重なってるのが「ちゃんぽん」。長崎のとはまったく別物。

朝食の定番、「ポーク玉子」に、それをおにぎりにした不思議な食べ物。
南米のスナック「エンパナーダ」
黒糖クレープみたいな「ちんぴん」
紫芋のマッシュみたいな「ドゥルワカシー」
お米のポタージュ「ミキ」

ほんと、食べ物の描写が素晴らしい作家さんです

満足度80

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