ニコンD3sのその後の感想です。
正直、FXは捨ててDXとして、つまりD3dを出して欲しかったわけですが、
ないものねだりをしてもしょうがないです。
ニコンにも経営者がいて、組織としての意思ではなく、個人として意地があるでしょう。
その個人および指名した後継者がニコンに影響力を及ぼす限り、FXは捨てないでしょう。
だからむしろ1.2倍フォーマットを出してきたことは、ある意味英断です。
なんだかんだいっても、結果的に私の意見を採用してくれたわけです。
(1.2倍フォーマットのすすめ 2007.09.01)
http://blog.goo.ne.jp/digitalphoto-lj/e/f596fd154efeb97001c4e9b671f520d8
この意味ではニコンに感謝です。
おそらく1.2倍は、レンズの周辺光量の低下や収差増大の影響のほとんどない「最大有効範囲」だと思います。
FXで使う時は、特定のレンズの開放は原則として使わない等、絞りの調整に十分注意しなければいけませんが、
1.2倍ならDXに近い感覚で、ある程度は自由に使えるのだと思われます。
そこでニコンには是非1.2倍をデフォルトとして使うために、「1.2倍専用ファインダースクリーン」を出して欲しいものです。
「1.2倍専用ファインダースクリーン」とは、1.2倍の周囲を完全に黒くしたスクリーンです。
設定を1.2倍にし、専用スクリーンを付け、かつDK-17M(ファインダー像を1.2倍に拡大)を付ければ、FXとほぼ同じ見え方になります。
まさに1.2倍専用の、超超高感度850万画素高画質カメラの誕生です。
ちなみに、「ほぼ同じ」と書いたのは、視野の枠外にあるシャッター速度や絞り等の表示部が、
DK-17Mで拡大された分、FXの時より外側に行ってしまい、完全にFXと同じ見え方にはならないからです。
もしかすると、DK-17Mの視野の外にわずかに行って表示が見えにくくなる懸念があるからです。
少なくともDXについて同じ方法で1.5倍拡大アイピースなるものを(自作して)つけると、表示部は見えないと思います。
なので、(同じ方法では)DX専用機は出来ないわけです。
以前に書いたとおり、表示部はイーゼルマスク(トリミングスケール)みたいな稼動部に付け、
レバー操作で視野を狭くすると同時に表示部を視野の側に寄せ、
かつアイピースをズームアップさせるメカを付けて欲しかったのです。
この「レバー(またはダイヤル)等の操作で、フォーマット切替えとファインダー視野を連動させる」
というアイディアは以前から何回も書いてますが、なかなか実現しません。
これが出来れば、1.2倍だけでなくDXの使い勝手も抜群に良くなるので、実現して欲しいものです。
おそらく、ファインダーマスクを動かすという新しいメカを作ることへの抵抗があるのではないでしょうか。
故障等のリスクを考えると、液晶マスキング等の電気操作で完了させたいのでしょう。
その理由は、今のニコンは、「精密機器」メーカーではなく「電子機器」メーカーだからでしょう。
「精密機器」といっても、実際はシャッターとミラー周りだけしかなく、しかもそれは部品メーカーで完結納品するだけでしょう。
それら以外の部品は、機器というよりは電気製品であり、
あるいは、狭い場所に部品を巧みに配置するという意味では、ノートパソコンに近いものなんでしょう。
いろいろ書きましたが、まずは1.2倍フォーマットという私の意見を採用してくれたことへの感謝と、
さらなる使い勝手向上に向けた「可変ファインダー視野機構」の検討をよろしくお願いします。
正直、FXは捨ててDXとして、つまりD3dを出して欲しかったわけですが、
ないものねだりをしてもしょうがないです。
ニコンにも経営者がいて、組織としての意思ではなく、個人として意地があるでしょう。
その個人および指名した後継者がニコンに影響力を及ぼす限り、FXは捨てないでしょう。
だからむしろ1.2倍フォーマットを出してきたことは、ある意味英断です。
なんだかんだいっても、結果的に私の意見を採用してくれたわけです。
(1.2倍フォーマットのすすめ 2007.09.01)
http://blog.goo.ne.jp/digitalphoto-lj/e/f596fd154efeb97001c4e9b671f520d8
この意味ではニコンに感謝です。
おそらく1.2倍は、レンズの周辺光量の低下や収差増大の影響のほとんどない「最大有効範囲」だと思います。
FXで使う時は、特定のレンズの開放は原則として使わない等、絞りの調整に十分注意しなければいけませんが、
1.2倍ならDXに近い感覚で、ある程度は自由に使えるのだと思われます。
そこでニコンには是非1.2倍をデフォルトとして使うために、「1.2倍専用ファインダースクリーン」を出して欲しいものです。
「1.2倍専用ファインダースクリーン」とは、1.2倍の周囲を完全に黒くしたスクリーンです。
設定を1.2倍にし、専用スクリーンを付け、かつDK-17M(ファインダー像を1.2倍に拡大)を付ければ、FXとほぼ同じ見え方になります。
まさに1.2倍専用の、超超高感度850万画素高画質カメラの誕生です。
ちなみに、「ほぼ同じ」と書いたのは、視野の枠外にあるシャッター速度や絞り等の表示部が、
DK-17Mで拡大された分、FXの時より外側に行ってしまい、完全にFXと同じ見え方にはならないからです。
もしかすると、DK-17Mの視野の外にわずかに行って表示が見えにくくなる懸念があるからです。
少なくともDXについて同じ方法で1.5倍拡大アイピースなるものを(自作して)つけると、表示部は見えないと思います。
なので、(同じ方法では)DX専用機は出来ないわけです。
以前に書いたとおり、表示部はイーゼルマスク(トリミングスケール)みたいな稼動部に付け、
レバー操作で視野を狭くすると同時に表示部を視野の側に寄せ、
かつアイピースをズームアップさせるメカを付けて欲しかったのです。
この「レバー(またはダイヤル)等の操作で、フォーマット切替えとファインダー視野を連動させる」
というアイディアは以前から何回も書いてますが、なかなか実現しません。
これが出来れば、1.2倍だけでなくDXの使い勝手も抜群に良くなるので、実現して欲しいものです。
おそらく、ファインダーマスクを動かすという新しいメカを作ることへの抵抗があるのではないでしょうか。
故障等のリスクを考えると、液晶マスキング等の電気操作で完了させたいのでしょう。
その理由は、今のニコンは、「精密機器」メーカーではなく「電子機器」メーカーだからでしょう。
「精密機器」といっても、実際はシャッターとミラー周りだけしかなく、しかもそれは部品メーカーで完結納品するだけでしょう。
それら以外の部品は、機器というよりは電気製品であり、
あるいは、狭い場所に部品を巧みに配置するという意味では、ノートパソコンに近いものなんでしょう。
いろいろ書きましたが、まずは1.2倍フォーマットという私の意見を採用してくれたことへの感謝と、
さらなる使い勝手向上に向けた「可変ファインダー視野機構」の検討をよろしくお願いします。