とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 巨人(東京ドーム 2023/4/28)好試合も坂本の活躍で惜敗

2023-04-28 23:59:00 | 野球観戦
今年の東京ドームでの初戦。
前回の広島での3連戦は巨人に3連勝。さらに連勝を伸ばしたい。
カープの先発投手は遠藤。巨人は左腕の高橋優貴。

試合前に、坂本の2,000試合出場のセレモニーがあった。




1回表のカープの攻撃。
先頭の菊池が三遊間を破るヒットで出塁も、野間が当てるだけのバッティングでショートゴロダブルプレイ。
秋山がレフト前ヒット、マクブルームが四球で先制のチャンスも、西川がレフトフライで無得点。
新井監督は送りバントをやらない方針を掲げているが、セーフティーバントとか選手がもっと工夫してもよい気がする。
判を押したような送りバントは面白みに欠けるが、得点圏にランナーを置いて相手にプレッシャーをかけるべき場面もある。

1回裏の巨人の攻撃。
オコエ、中山、ブリンソンを三者凡退で、遠藤は上々の立ち上がり。

2回表のカープの攻撃。
先頭のデビッドソンがレフトスタンド看板直撃の特大のホームランで先制。1-0。

3回表のカープの攻撃。
先頭の野間がレフトへの二塁打で出塁。
秋山のショートゴロで三塁へ進み、マクブルームのセカンドゴロで、本塁生還で追加点。2-0。

4回表のカープの攻撃。
この回から巨人は左腕の横川に投手交代。
上本、會澤、遠藤が三者凡退。

4回裏の巨人の攻撃。
一死から岡本へ四球。
ここで遠藤が治療のためベンチへ下がる。何の治療かは不明。
再登板後、中田をストレートの四球で歩かせピンチを広げる。
どうも、球速が3kmぐらい落ちたようだが、続投。
大城はファーストゴロに抑えたものの、坂本にレフトスタンドへのホームランを浴びて逆転される。2-3。
スライダーが曲がらず、高めへ入った失投を坂本が見逃さず強振。
7番に降格していたとは言え役者が違った感じ。

5回裏の巨人の攻撃。
先頭のオコエに四球を与え、中山の送りバントで、一死二塁のピンチ。
ブリンソンをレフトフライ、岡本をサードゴロに抑えて、遠藤は何とか5回を投げ切った。
何かアクシデントがあったようだが、投手交代しなかったのは、新井監督の愛の鞭だったのだろうか。
アクシデント前までの直球は威力十分だっただけに、次回の登板に期待したい。

6回表のカープの攻撃。
先頭のマクブルームがレフトへの二塁打で出塁。
西川はレフトへのファールフライ、デビッドソンは空振り三振も、上本が三遊間を破るレフト前ヒット。
マクブルームは三塁ストップと思ったが、小窪コーチは本塁へ突っ込ませ、タッチアウト。
レフトの秋広の送球に鋭さはなかったが、さすがに無理があった。
相手のミスを期待した判断だったと思うが、プロの世界では、あってはいけないレベルだったと思う。
2点取らないと勝てないのだから、中盤でもあり、代打攻勢したいところだったが、残念。

6回裏の巨人の攻撃。
カープはケムナに攻守交替。
中田にライト前ヒットを許し、大城の送りバントで、一死二塁のピンチ。
坂本は三振、秋広は四球で、二死、1塁2塁となり、横川の代打で丸が登場。
丸がライトへのタイムリーヒットで、巨人が追加点。2-4。
さらに二死1塁、3塁のピンチも、オコエをセカンドゴロで切り抜けた。

7回表のカープの攻撃。
巨人は直江に投手交代。
二死から菊池が四球で出塁も、野間三振で得点ならず。

7回裏の巨人の攻撃。
カープは島内に攻守交替。
一死からブリンソンにレフト前ヒットを許したが、後続を抑えて、役割を果たした。

8回表のカープの攻撃。
巨人は田中千晴に投手交代。
先頭の秋山がライト前ヒットで出塁も、後続がたおれて、無得点。

8回裏の巨人の攻撃。
カープは戸根に攻守交替。
かつてバッテリーを組んだ大城から三振を奪うも、坂本にこの日2本目のホームランを左中間に浴びて失点。5-2。
ウォーカーをレフトフライに抑えたところで、代打に長野。
この日一番の盛り上がりも、戸根が力んで四球。
続くオコエはセカンドゴロで、9回の攻撃へ。

9回表のカープの攻撃。
巨人はストッパーの大勢に投手交代。
球場のライトが暗くなる演出もあり、大勢はアドレナリンが出るだろう。
上本の代打で韮澤が登場。
前日の押し出しでのサヨナラ勝ちのヒーローだが、しっかりバットを振ってのライト前ヒットで出塁。
続いて、會澤の代打で坂倉が登場。
大勢の球威に押されたか、レフトフライ。
さらに、戸根の代打で松山が登場。
期待に応えて、センターオーバーの二塁打で、1点を返す。5-3。
菊池もレフトへのタイムリーで続いて、1点差に迫る。5-4。
ここですかさず、菊池が盗塁で、大勢にプレッシャーをかける。
野間がセンター前ヒットで一死1塁、3塁のチャンス。
秋山に期待が集まるところ、野間が盗塁で、一死2塁、3塁となり、一打逆転のチャンス。
しかし、大勢も気迫の投球で、秋山、マクブルームを空振り三振に抑えて、ゲームセット。

9回の攻撃はしびれたが、坂本の2ホームラン4打点の活躍に阻まれた。
カープは下位打線の弱さと今日に限っては、西川がチャンスで打てず。
ただ、ベンチも含めて、勝利への執念は十分感じる戦いだった。

まだ、シーズン序盤であり、目先の勝ち負けよりは、チーム力を上げることが優先だが、着実によくなっている気がする。
ちょっと気になるのは、マクブルームとデビッドソンが外の変化球についていけず、攻略法が見えているところだ。
失投は見逃さないものの、打線のつながりの中で、同じようなタイプの打者が二人いるのは弱みと感じる。
起用法含め、対策が必要だと感じた。