Soho Designer の長いつぶやき

SOHOでのフリーデザイナーとして30年。
地方で超零細企業としての日々のつぶやき。

実力の営業力

2009-02-23 07:14:33 | 仕事話_営業・事務
よく行くおいしい中華料理の店。
味がおいしくて安くてとてもいいのだが、ご主人が落ち着きがなくちょっとこうるさい? 感じがしてその点がちょっと気になるとこであった。

しかし、料理そのもののうまさ、工夫、値段に何回か通ってるうちにご主人のそのへんのところは些末な事、で気にならなくなってきた。
この店は前から知ってはいたが、今のように安くてうまいランチセット(工夫あり)で繁盛させたのはこのご主人の手腕かもしれない。彼はアイデアマンなのかも。(ご主人は前はいなかったような? そして、実際の調理は奥さまや親がやってるらしい。)

それに「一生懸命サービスする」気持ちがビシバシ伝わってきて、憎めない…。

この店はご主人の企画力(サービスや値段設定)、奥さまを始めとするご家族の実力(料理そのもの)で繁盛しているようだ。

先日記した日記にでてきたイラストレーターの方、本人も感じのいい方で対外的にも申し分はないが、この方の場合、自分の制作物(イラスト、および漫画)が某雑誌に記名で掲載されたのを他の編集部が見て、それでまた仕事が来た、との話を聞いた。正に、「実力そのもののの営業力」で仕事を増やしていった例といえる。

料理、そして、イラスト、と業種は違っても「実力」によって仕事が入る、これこそ「実力の営業力」。

しかし、それがすべてに通用するとはかぎらない…。
店などの場合は立地条件などもあるし…。今回は企画力もあったし。

はたしてデザインはどうなのか?
料理やイラストよりもさほど「独自の個性」の出せない仕事であるから、
やはり「実力」だけでは無理であろう…。
コメント
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