米大統領選挙の行方そのものも重要だけど、同時並行してるこの奇妙奇天烈なコロナ騒ぎの行く末も重要。
という中で、カナダのトルドー首相が、
パンデミックはリセットの機会を用意しました。これは、私たちがパンデミックの前にやってた経済システムのイメージを変えようという努力を加速させるチャンスです、
TRUDEAU: This pandemic has provided an opportunity for a reset. This is our chance to accelerate our pre-pandemic efforts to reimagine economic systems that actually address global challenges like extreme poverty, inequality and climate change.
などと言ったというので、Twitter上では、great resetという語がこんな具合にトレンド入りしていた模様。
‘Great Reset’ trends on Twitter after Trudeau speech on Covid-19 hints it’s not just a ‘conspiracy theory’
https://www.rt.com/news/506887-trudeau-great-reset-conspiracy-reveal/
これについてFoxのタッカー・カールソンが、
エリートたちはCOVID-19のロックダウンを使って「グレートリセット」を招き入れようとしていると発言していて(この記事の中に動画が入ってる)、
Tucker Carlson: The elites want COVID-19 lockdowns to usher in a 'Great Reset' and that should terrify you
その中で、これはQアノンが言っているんじゃないんだよ、実際もう国家元首の口から出て、世界経済フォーラムの首脳のクラウス・シュワブが言ったり、書いたりしている話なんだ、と力説してた。
いやまさにその通り。陰謀論だとか言われていたものが、現実だったという話なわけですよ。
だからこそ、欧州各国やアメリカで散発的にロックダウン反対派がデモをしてきて、それはそれで元気があって大変良いとしても、実効値としてはグレートリセット派に勝ててない。
イギリスは、地味だし迫力ないし、どうなるかわからないけど、でも、結局これは確かに残るし、影響する可能性はあるんだとして、多くの人たちが自分の選挙区の国会議員たちに反対のレター(メールじゃない)を書いたりしていた。
「グレートリセット」を主張するグループについては、このブログでは1か月前にこの話を書いた。
冷静に考えて、これって物凄いことをしてる。
より良く復興を、というフェーズだけ見れば、ああそうですね、となるけど、潰さなくてもいいお店を潰し、死ななくてもいい人を自殺させ、恐怖しなくてもいい人を恐怖させ、人を見たらばい菌と思えといわんばかりの作法を教え込むことによって、人々を疲弊させ、その後で「より良い復興を」とか言ってるわけだすよ。
たいしたタマゲタ人たちだこと。
と、今でも思ってる。
「グレートリセット」説に注目は集まり続けてる
同じスローガンを使う「グレートリセット」派
■ ワクチンは朗報なれど
で、ここ数日、ファイザーとモデルナのワクチンの第3相の試験結果がこれまでのところ良好なので、素晴らしい素晴らしいという話が出回っている。
それはまったく結構。
で、これをどうするつもりなんでしょうか?
そのワクチンが今般のウィルスに有効だとしても、試験は数万単位の人だと思うので、それだけでは特に全体には影響しない。
それを大量に一般人に投与し、同時に自然免疫とか獲得した抗体だのといったものをあわせて全体としてもうあんまりこの疾病で心配する必要はない、となる。
ワクチン投与プログラムを考えるには、疫学的なコントロール機関みたいなところがどうプランニングするのかってのが重要になってくると思うんだけど、今のアメリカでそういう機関は機能できるのだろうか?
「リセット」派が官庁の実権を握ってたら、ワクチンができても現実に影響しないという可能性があるわけですね。
また、そもそもコロナ騒ぎは、PCR詐欺でもあるわけだから、本質的に愉快犯みたいな事件だとも言える。ということは、主流メディアがCT値もまちまちで騒ぐこの状態をやめて、科学的知見とか一般常識に戻らない限り、この事件は続くでしょう。
PCRに関しては、テスラのイーロン・マスクが体は1つなのに、異なるテストで異なる結果が出たんだけどぉ、というので話題をさらっていた。(PCR陽性への疑義)
Am getting wildly different results from different labs, but most likely I have a moderate case of covid. My symptoms are that of a minor cold, which is no surprise, since a coronavirus is a type of cold.
— Elon Musk (@elonmusk) November 14, 2020
また、ロシアの国会議員のGennady Onishchenkoさんは、
PCRテストはガイガーカウントじゃないんだよ、測定単位とかじゃないもん
“The test is not a Geiger counter, not a unit of measurement,”
と言っている。正常な人々の発言というべきではなかろうか。
‘Covid test isn’t a Geiger counter’ says Russia’s ex-health czar after Elon Musk brings up PCR false positive rates
https://www.rt.com/russia/506692-covid-test-geiger-musk-russia/
Onishchenkoさんは、2013年までロシアの保健衛生監督機関のチーフだった人なので素人さんではない。
で、実際そうでしょう。PCR判定で陽性です、た、た、たいへんだ~といったことに使うのはこの使い方として間違っている。
全体として、ロシア世界は、このウィルスで中程度以上の症状が出る人が多いグループ(私は最初から人種ごとの遺伝子が関係あるんじゃないかとずっと思ってる)で、それに応じて大量のベッドを用意して治療にあたって結構てんてこ舞いしてるところもあるけど、それはそれとして、わりと普通の会話ができているっぽいのは結構なこと。
ワクチンの話は別途。
■ 終わらせない
ということなので、ここで米大統領選の意味もここにあるって感じですね。
リセット派にとっては、ここで、リセット派でないトランプが圧勝するという事象は何としても避けなければならなかった、というところ。
ということは、トランプは敗北宣言しない、法廷闘争だとかんばってるけど、基本的に現在の米政治は、民主 vs 共和ではなくて、リセット派(既存エリート) vs 怒れる国民、みたいなものだから、既存エリート集団が団結すると各州にも当然それが及び、トランプはどうやっても勝てないとなるオッズは結構高いんじゃないか。
高いと思ってるからこそ、多くの利口な人たちはそっちにかけてる、って感じでしょう。
エリートは、ワクチンの成功さえネタとして消費してるし、正邪にも真偽にも興味はないんだから、いやほんと、この状況を変えるってとっても大変。
また、トランプ側には偽の仲間みたいなグループもいると思うんだな、私は。あまりにも突飛で食いつきやすいネタをわざと流して、それが嘘だとわかると、ほうれみろ、という仕掛け。
いわゆる西側先進諸国の中では、民主主義の危機だといった声がしばしば聞かれるけど、それどころじゃないでしょう。
グレートリセット派が国教会派で、トランプがノンコンフォーミストみたいな感じさえする。圧政との対決って感じ。
だけど多くの西側先進国民は自分の立ち位置がわかってない。したがって戦えない、って感じ。
それに対して、この世界の外側はそれはそれなりに、考える自由度が残ってる。
日本を含めた各国首脳は、トランプ大統領再選をのぞんでないってことでしょうか?安倍ちゃんは、知ってて身を引いたとか?
エリートと呼ばれる人々は、悪いことをしても罰せられることがないんでしょうか。それはそれで不幸なことですよね。誰かが止めてあげないと……。
最近はニュース番組の一切見ない。どうせコロナで、アホくさくって。私はとにかくコロナ前の生活に戻りたい。
コロナ前の普通の生活に戻してほしい、ほんと。
でもね、特権クラスのシステム維持の都合だけで、シリアとかウクライナで意味もなく殺された人たちから比べたらマシなんだから文句を言うと罰が当たるんだろうな、などと思う。バカな世の中。