なんの気なしに書いていたら、プーチンはアメリカ右派の希望の星なのかと、アメリカは左翼なんです が並んでしまったので、アメリカの右左についてちょっと考えておく。
■アメリカはまず左
基本的には、現状をその土地の歴史的由来に関係なく変革することにまったく躊躇がないという意味で、著しく左翼的、革命的傾向を持つ人々であると思う。
こうなる最大の理由は、なんといってもアメリカが近代になってできたまさし . . . 本文を読む
ウクライナ情勢は毎日なんかおかしいけど、とりあえず私はこの結果として、EUが全ウクライナを引き取る、すなわち加盟国にするなんてプランを持っているなんてことはまったく信じていない。そもそも、去年ウクライナへの資金援助を盛大に行う気がなかったのはEU。で、これは全然悪くなくて、はっきりいえば崩壊したマフィアだらけの国をEUが情熱をこめて救済する必要性は全然ない。で、結局のところ、損得以上の問題でウクラ . . . 本文を読む
またまた見応えのある討論だった。
1/3【討論!】安倍外交とは何か[桜H26/2/22](+ 再生リスト)
なんといっても、今回の出演者はみんな年季の入った人ばかりで大変聞きごたえがあった。
特に、時節柄、元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏のコメントは非常に理解できるし、私もだいたい賛成だなと思うことが多かった。
なかでも、「アメリカは左翼なんです」という力説は、その通りだと思う。
左翼とい . . . 本文を読む
アメリカは長年にわたって「もし中国が民主化されて世論が政策の形成に大きな 役割を果たすようになれば中国はおとなしくなる」と考えてきた
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/f34f1abe114881fd10b6fd9e10b39f73/a5
「株式日記」のTORAさんが、地政学を英国で学んださんの記事を引用しているもの。TORAさんのコメントも含めてみたかったの . . . 本文を読む
ウクライナ動乱の続き。場所はウクライナだが主たるプレーヤーは、(1) EU+米(2) ロシアでもここに来て妙な動乱となったのは3つめとして、地元(西ウクライナ)の過激派を考えるべきなんでしょう、多分。基本的に(1)の支援を受けている人々だと思って間違いはないんだろうけど、その中で分派があると。で、キエフでの広場占拠が流血事態となったところで、EUとアメリカは直ちにウクライナ . . . 本文を読む
ウクライナがえらいことになっている。オリンピック中だから、思わずまたグルジアのようなことになるのかしらと思ったのだが、そうはならなかった。とはいえグルジアとウクライナは、2008年のグルジアにおけるロシア対グルジアの戦争の時に一躍有名になった通り、NATOが加盟させようとしていた2か国。それに対して、ロシアは反発する。当然のことながら自分の国境のすぐそばまで基本的に敵対している軍の集団に来られるの . . . 本文を読む