政府チャーター機に乗った人たちに8万円の料金が課せられたという話に、多くの人が有料なのか!と驚いたようだった。
有料なのかどうかというより、そもそもこの退避行動は強制なのか否かが問題なのではなかろうかと私は思う。
つまり、
1) 強制退避勧告を政府が決定したので、お前ら帰って来い、帰って来ない奴は以降困難があろうと助けないからな、といった状況。戦争開始の時に敵国に残っているなら相応の覚悟をし . . . 本文を読む
中国当局が、ロシアに新型コロナウイルスのウィルスゲノムを手渡した模様。
ロイターはワクチン開発に着手と見出しを立てたけど、
ロシアと中国、新型コロナウイルスのワクチン開発に着手
https://jp.reuters.com/article/china-health-russia-vaccine-idJPKBN1ZS0WI
まぁ中国それ自体もワクチン着手はしているでしょう。
ロシアのTAS . . . 本文を読む
集中的に書いてますが、1945年1月27日ソ連赤軍第60軍ライフル師団がヴィスワ=オーデル攻勢の過程でアウシュビッツ強制収容所を解放しました、という単なる事実は、それ以外に何があるの?と思っている人にとっては何が問題なのかさっぱりわからない問題ですが、戦後一貫して、奇妙奇天烈な物語を組んで来た側にとって、この事実への集中的なハイライトは、いってみればソ連/ロシアの反攻作戦を受けたようなものだ、とい . . . 本文を読む
アウシュビッツ解放の話はもう書いたのでこのエントリーには特に考察みたいなのはない。
感染症とデマの流布には早期対応が有効であるわけだが...
「ホロコースト」犠牲者の4割はソ連市民
単純に、
1945年1月17日:ソ連赤軍ワルシャワ解放
1945年1月27日:ソ連赤軍アウシュビッツ解放
と並べたかった(笑)。これはベルリンまで行く!
で、今日は#Hol . . . 本文を読む
新型ウィルスが流行してしまっている話は知っているけど、現在知られている限り
歴史も証明。中国という国を滅ぼしかねぬ新型肺炎という「疫病」
https://www.mag2.com/p/news/436737
というほどではないと思う。黄文雄さんはいい商売に食いついたよね。何一つあたらなくても書く場があって金になる。
他方で、確かに患者数は増えているようだが、中国当局は軍医を . . . 本文を読む
1月23日、ロシア大統領プーチンはイスラエルに行き、イスラエルに建てられたレニングラード包囲戦のメモリアルの除幕式のようなイベントに出席し、さらに、いわゆる「ホロコースト」を悼む世界フォーラムに出席してスピーチをした。両方ともスピーチがクレムリンのサイトに上がっている。Ceremony to unveil the Memorial Candle monument dedicated to the . . . 本文を読む
世間では雪が少ないことが話題であるらしい。そして雪が少ない、だって温暖化してるからいみたいなことを言う人がいてちょっと引いた。
雪って極寒だから降るってもんでもない。むしろ雪が降るならちょっとあったかいという場合もある。大陸性の気候で、恐ろしいほどの青空の時が一番寒いとしばしば思った経験のある私としては、「寒いね、雪だもの」みたいな発想が優勢な日本は文化圏として温かいのよね、と思うのだった。
. . . 本文を読む
2018年4月、シリアでアサド政権が化学兵器を使ったという無理筋の難癖で米軍がシリアを空爆するという事件があった。
その際、OPCW(化学兵器禁止機関)というこの手の事象を判定するにあたって世界トップの機関が、透明性のない行動をしたという報告、リークはかねがねあって、昨年2019年には当時の調査の一部が漏えい。アサドじゃないという結論になっていた有力報告書が当該機関に少なくとも存在したが、隠蔽さ . . . 本文を読む
安倍が日米安保は不滅ですとかいうもんだから、腹がたつやら情けないやらで、みなさんどうお考えなのかしらと寝る前にtwitterを見るに、呆れている人はいるけど、たいして怒ってる人はいない模様。
これは、
1) まぁだってアメリカとずっと一緒でしょ
2) 安倍はアホだから真面目に考えるのは損
のどちらが支配的なのだろうか? やっぱり、1)なのか?
いやぁ、しかし、不滅というのは、immort . . . 本文を読む
今の日本の対米従属の仕方は、昔天皇を抱く我が国体こそ天壌無窮とか言ってたそのメンタリティーの次のバージョンとして、天皇のところにアメリカが入っただけだろ、と白井聡さんが指摘して2年か3年。
安倍ちゃんは、日米同盟は「不滅の柱」とか言い出した。
日米安保条約の改定から60年 安倍首相、安保条約は「不滅の柱」
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3 . . . 本文を読む
今日の日経の社説がなかなか興味深い。
[社説]格差是正の政策を誤っていないか
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54579670Z10C20A1SHF000/
要するに中身は、富裕層増税なんかしたら経済に支障をきたすから、そんなことをするんじゃない、パイを増やしてそこで再配分政策を考えることこそ正常だ、みたいなことを言っている。
&n . . . 本文を読む
今日は1月18日。
1944年1月18日、レニングラードの包囲解消。
http://en.kremlin.ru/events/president/news/62607
前にも書いたけど、私は、ロシア人とはどういう人なのかと問われたら、レニングラード包囲戦を耐えた人と考えるのがベストアンサーだろうといつも思ってる。
と、それはともかく、ここ数日に
しかし . . . 本文を読む
今日1月17日は阪神淡路大震災があった日。思い出すだに切ない。
だがしかし、今日はそこではなくて1945年の今日のことを書きたい。1945年1月17日はソ連赤軍がナチ軍からワルシャワを解放した日。
私はなんのためらいもなく「ワルシャワ解放」と書いているわけだが、これを解放ではない、占領だったのだというのが現代ポーランド政府の見解で、したがってポーランドではこの日を公式には祝わないらしい。
普 . . . 本文を読む
宗純さんの今日のエントリーは、日本の平均年齢が世界一だというお話だった。深刻というか困惑させられるというか、困ったお話。
世界最高値だった日本国の平均年齢
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/16cde89c683edfc15566613c05fa4173
<略>
少子高齢化は今の日本では大問題で、世界や日本の平均寿命(平均余命)については頻繁にマ . . . 本文を読む
このところ毎年しっかり見てるロシアの大統領による所信表明演説を今年も見た。
最初の30分ぐらいは、出生率がソ連崩壊後1.1まで下がった(大祖国戦争時より低い!)ところから1.6、1.7ぐらいまで行ったがその後また1.5程度になってる。これではいかん、と。なんとかせねばならないとして、いわゆる子ども手当みたいなのを増額していくスキームを延々説明。
ファミリーこそ国の基といった建付けで、様々な支援 . . . 本文を読む