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「グレートリセット」説に注目は集まり続けてる

2020-10-11 20:52:11 | WW1&2

3月頃から、コロナの問題はこのウィルスをどうしたいいかの問題じゃない、もっと別のところにアジェンダがある、といった説が繰り返し流れていた。

陰謀論者のデマカセよ、と思う人たちもいるだろうが、そんなこと言ったって現状は異常だわ、と思う人たちは消えない。

私の観測では、持続的にこの話が注目されているのは、アメリカというよりUKではあるまいかと思う。

それは多分、イギリスの政治カルチャーでは政治家はいろいろ言わないとならないのが当然なので、スピーチごとにボロが出るからではないかと思ったりする。

また、アメリカ人は生まれた時から死ぬまで洗脳され続けて70年ぐらいたつので、全体ピクチャーを見る能力がもはや枯渇していうが、イギリス人にはまだ上流を探し当ててものを考えるセンスが残っているのだろう、などとも思える。

 

で、そのイギリス人のジャーナリスト、ニール・クラークが書いた文章が結構読まれ、理解の手引きみたいになっている。

すなわち、ボリス・ジョンソンが話している話の筋からすれば、結局これはWEF(世界経済フォーラム)が主張する「グレートリセット」説を実地でやっていると考えられるだろう、という趣旨。つまり、無能力だからあんな非科学的なことをしているのではなくて、これが政府が従っている線なのだ、ということ。

As Boris Johnson announces Britain’s ‘great reset’, were the Covid ‘conspiracy theorists’ right all along?

https://www.rt.com/op-ed/502795-boris-johnson-uk-great-reset/

The UK Prime Minister’s remote speech to his party conference saw him dismiss the idea of returning to normality. Is he using Covid-19 to follow the World Economic Forum’s ‘Great Reset’ agenda, as many have warned?

 

ボリスは、つい最近の自党の党員向けの集会でこういったそうだ。

単にノーマルに戻るだけでは十分ではない

我々は多くを失った

歴史が教えてくれるのは、このマグニチュードの事は、つまり戦争や飢饉、疫病による出来事は広範な人類に影響を与える、このウィルスもそうだ、ただ来て過ぎるというものではないということ

これらは経済社会の変化を誘引する可能性がある

After all we have been through, it isn’t enough just to go back to normal. We have lost too much. History teaches us that things of this magnitude – wars, famines, plagues, events that affect the vast bulk of humanity, as this virus has – they do not just come and go. They can be the trigger for economic and social change.” 

 

そそ、そんなに巨大な話なのかぁ???なわけですよ。でも、春先からこっちず~っとこの類の、壮大なことが世界各地のエライ人の発言の中で言われ続けている。

「グレートリセット」説のナラティブの肝は、巨大な惨禍から立ち直る私たち、という方向性を打ち出すことなんでしょう。

この先に第4次産業革命、とかいう人もいる。

 

(このニールの論説にはそうはないけど、起こっていることから見れば、だけど、その巨大な惨禍はナチュラルには来ないので作った、とまで言うのがむしろ筋でしょうが、ここまで来ると証拠が見つけられないし、そこまでしなくてもこの異常性は追える、と思うから私もそこは一応二義的なものとする。)

 

よくよく考えるまでもなく、日本の中も同じでしたね。42万人が死ぬとか騒ぐ人があり、54兆円使ってPCR検査しろと提言する、ハイブローな団体もあった。

私がこのコロナ騒ぎは到底ナチュラルなものなどではないのだなと確信を持った事象の1つはこれですね。やっぱり。陰謀論も糞もない。当該団体のWebに提言が出てた。

渋谷健司氏が賛同する54兆円全国民PCR検査に反対する

http://agora-web.jp/archives/2045987.html

すごいものを見た。鹿島平和研究所「国力研究会/安全保障外交政策研究会+有志」というグループが出した、54兆円の費用が見込まれる全国民対象のPCR検査をする「国民運動」の提唱だ。

謎だらけのコロナ

 

新コロナが天然痘であっても国家予算の半分以上を投与しろ、などとは言わないのではなかろうか? 惨いと感じるかもしれないけど過去そんなことをやった試しはない。

 

この異常さはどこから来るのかといえば、結局のところ彼らが仰ぎ見ているWEFの人々と彼らの関係から来るということなのでしょう。

人によっては直接に協力しろと言われたかもしれないし、人によっては上を忖度している。

あの筋がこう言うのなら、この線で話が進むはずだ、じゃあこう書こうという成り行きですね。

 

■ ダボスな奴ら

で、誰がそういう説をリードしているのかというと、多くの人が指を指すのが、世界経済フォーラム(WEF)という団体。この団体が主催するダボス会議がとても有名。

WEFは、1971年にスイスで設立され、クラウス・シュワブという経済学者が率いる。

世界経済フォーラム

 

この団体は、1971年に設立され、当時は「欧州マネージメントフォーラム」という名前だったが、1987年から現在の「世界経済フォーラム」となり、国際紛争解決のプラットフォームを含め、自己のビジョンを流布している、と英語版のwikiにはそうある。

The WEF was founded in 1971 by Klaus Schwab, a business professor at the University of Geneva.[4] First named the European Management Forum, it changed its name to the World Economic Forum in 1987 and sought to broaden its vision to include providing a platform for resolving international conflicts.

 

つまり、EUを統合させていって、冷戦終結を見越して、グローバリズムを提唱していきましたという流れなんでしょうね。

そう、ここがグローバリズムという流行の総本山というべきところなんだろうと思うわけですよ。そして、これを、ニューヨークタイムスなんかが1つのイデオロギーみたいにして宣伝して広めていって現在に至る。

日本の経団連などが、グローバル化、グローバル化とうるさいのはこういう思想的潮流に諸手をあげて賛成しているからなんでしょう。

で、この巨大グローバリスト団体は、評議委員会によって運営されている。

この団体が出しているWebサイトで評議委員を見ると、現在の国際紛争は紛れもなく、この人たちと国家主権を譲らない人たちとの戦いなんだなとわかる。ただわかる。

ちなみに、たけなか某は評議委員の1人。写真も出てた。

この件はまた別途追うことにするとして、なんせ、新コロナに対する多くの国の対応策が著しく非科学的で、意味不明であるのにもかかわらず強制的だと考える人たちの疑問はまったく正しい、と私は今日も確信した。

 

■ オマケ

そして、突飛に聞こえるでしょうが、マジでこれこそこれらグローバリストにとって「あってはならない」事態だったのだな、などとも考えている。

ファシズムの愚かで堅いゲートを開けてくれる元気な兵隊を喜ぶ人々を喜べない人々たちが、1945年に終わった戦争からソビエトを外したがっているのだろうと考えるとなんだか納得できるような気もする。

ファシズムとは、個人をバラバラに閉鎖系に押し込めようとするシニカルな試みの総体なのかもしれない。

WW2の決定的な勝者はソ連だよと人々が言うの巻

 


 

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