気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●思ったとおり/便りのないとき

2006-08-21 22:51:33 | weblog
実家からの連絡はだいたい月に一回くらいだろうか。最近は携帯メールも入ってくる。父親はごくたまに。東京で停電があったときに簡単な携帯メールが。母親は父親よりも頻度は多いが2・3週間に一回といったところかな。電話は、母親から、月に二回か三回くらい。弟は最近、メールしても返信こない。連絡メールくらいだから別に返信なくても問題ないのでこちらも特には気にとめていない。

旅行から帰って以来、帰国した日以来、一度電話あったが、そのときもそんなに元気な感じではないし、携帯メールも入ってこないので、なんとなく気になっていた。先週金曜、会社が終わって帰省したんだけど、やっぱり思ったとおり、元気なかった。父も、母も、弟も、おまけに従弟も。

母親は、元気がないときは、自分のなかに閉じ込めるタイプ。なので連絡は少なくなる。電話したいと思いながらも、なんとなく連絡をよこさないで過ぎてしまうみたい。父親は特には電話はよこさない。自分が両親に対して、子供として甘えていることを実感したのは、弟が結婚してからだ。それまでと明らかに違ってきた。たぶん弟が奥さんができたので少し距離が離れたのかもしれない。ひとりもの僕は幼いとき以来の子供として自分を実感できるようになった。それまでは肩肘はっていたような気がする。

家業の調子がおもわしくなくなって数年。もうそろそろ反転するだろうと、耐えに耐えてきたのに、今年の業績は昨年を大幅に下回る状況。家族は全員、身にこたえている。心にこたえている。この先の不安が現実化するかもしれない。10年位前までなら、まあ悪いながらもなんとかなっていた。60を過ぎて正直、お金の心配をするようになったので、心身ともに元気がない。弟とて何か打開策があるわけでなく、閉塞感・不満のなかで働いている。サラリーマンは会社を変わることで逃げることはできるが、家業はそうもいかない。借入金もあることだし、かってに終わることはできない。

こんな家族のなかで、親不孝者の長男でっちゃんは毎年、一人旅を自由気ままにしている。母親はいつも「あなたにはあなたの生活があるんだから」と言って実家のことばかり気にしなくてもいいように言っている。そんな人がこの週末はポツリとうつむいていった。「ほんとはもう辞めたい。」
・・・帰り際、「なんとかなるんだから、こっちのことはあんまり心配しなくてもいいからな」

風とともに去りぬ!!!何があってもくじけず生きる!!!
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