気軽にでっちゃん

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●旅先で出会った人たち ① <3人の日本人>

2005-10-30 01:27:23 | サボテンの国への旅
とった写真とメモを繰り返し見ながら旅先の出来事を思い出すのがなんともいえず楽しいです。名前も忘れずにメモして、メールアドレスも交換したりもしました。都会でなく田舎を旅する楽しみは、出会った人々がやけにフレンドリーなことです。地元の人もそこを旅している人もです。今回の旅では出会ったそんな人々について連載で綴りたいと思います。

まず第一回目は、不運にもメキシコシティからの飛行機が霧で出発が遅れダラスで乗り継ぎ便に乗れなかったときに出会った3人の日本人たちについてです。渋々ダラスで一泊したのですが、その日のお昼ご飯と晩ご飯を一緒していろいろな体験について語り合いました。ウエストさんはニカラグア、メキシコの両国への出張の帰りでした。ここ数ヶ月、出国しては数日だけ帰国といった生活だそうです。ハイさんはメキシコ北部の沿岸からの出張の帰りで毎月来ているそうです。ティーさんはエルサルバドル、メキシコからの出張帰りでした。

ウエストさんは南米が大好きだそうでスペイン語も上手な40代半ばのビジネスマン。これまで様様な国を出歩いているようです。エクアドルが一番好きで、ボリビアとか、ベネズエラとかとにかく南米への出張が多く、情報もたくさんです。なかなかこんなに生のリアルな話は聞けません。ハイさんは40代後半で、中南米だけでなく世界中をビジネスで駐在や出張しています。中東もかなり長いようでこれまたなかなか聞けない話をいっぱい聞かせてもらいました。印象的だったのはフィリピンの話や昔のベイルートの話です。パリの文化が浸透していた昔のベイルートは異国が交じり合う絢爛で自由なところだったそうです。お二方とも子供さんは海外駐在なかに生まれたそうで住民票の戸籍は、海外の生まれた住所になっていて、すべてカタカナ表記なので長いんだよねな~んて話していました。また、昔の日本からの移民の人たちの歴史も非常に詳しいです。ドミニカに移民した日本の人は特につらい境遇だったと話していました。現地で日本の企業が地元の人を雇うときの苦労話や自宅にメイドさんを雇うときの苦労話、泥棒に入られた話などもおしえてもらいました。

もうひとりは海外出張ははじめての30代前半の人でした。それにしてはエルサルバドルにいきなり出張とはちょっと上級編なような気もするのですが。でっちゃんが行ってみたいと思っている中米のなかにはグァテマラという国があります。ニカラグアやエルサルバドルよりもグァテマラのほうが危ないよと示唆されました。エルサルバドルは自分の国のお金・通貨は持っていなく米国ドルを使用しているそうです。メキシコの便座のない洋式トイレの使い方を議論したのですが、彼曰く、便器の上に上がって和式トイレの形になるみたいよとのことでした。まだ半信半疑です。

でっちゃんは自分の旅について話しました。田舎のほうの話はあまり知らないようで多くの人が裸足でいたり、ビーチでのどかに過ごしたこと、地元の人や旅している人との交流といった楽しみは新鮮だったみたいです。

ハプニングのなかで偶然であったご縁で面白い話がたくさん聞けました。
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