気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

 ●涙もろい僕

2007-09-15 01:23:43 | weblog
先日の世界陸上のマラソンを途中から見ていたのですが、35キロ過ぎのデッドヒートに涙が出てきそうでした。頑張れ土佐選手。。。!!!

リオデジャネイロでは世界柔道が開催されていますが、自宅最寄駅のおすし屋さんで夕食中に、テレビ報道されていました。井上康生、復活ならず。100キロ超級で敗れてしまいました。鈴木選手、判定に敗れた。猛抗議及ばず。斎藤さんが抗議するシーンがテレビのスクリーンに映し出された。先日には山下さんが世界の柔道連盟の理事から外れてしまいました。国技とはいえ柔道は日本だけのものではありません。世界中の人たちのスポーツです。一方、日本人にとっての柔道は単なるスポーツというわけではありません。精神性が重んじられるものです。どこかで自分達のものと思えていたものが自分達だけのものではなくなっていくとき。自分達がそのなかで優位であれば、広がることを積極的に肯定できるものです。しかし次第に本来の精神性からは乖離し、新しく体験している人たちの考え方に標準化されていくとき、そのルールや判定に負けてしまったときに、大きな自信喪失と周りとの距離、そして自閉的な意識に埋没しそうになります。

古株が片身の狭くなる今の会社と同じです。しかしやはり何が必要なのかわかるはずです。自分の空に閉じこまらず、常に謙虚な姿勢で、かつ振れない意見と、受け入れる気持ちの両方を持ちながら、ひたすら練習にはげむ。大きく長い目でものごとを見渡しながら、そしてまず一つ一つのことを積み重ねていくことが必要だと思います。

世界の柔道という中で伝統の精神を貫くわが柔道を応援したいです。それは自分を励ますことそのものです。
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