De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

神話横取り説

2012-08-22 10:15:17 | 日本人起源説
2011-9-19、このころ私は日本人起源説を書き込んでいた。
そこで、記・紀は神話とは言え、事実に基づいたもので、その後の日本を作り上げた騎馬進駐民族によって横取りされたというような説を述べた。
全く同じようなことを言っていそうな本があることがわかった。
図書館で検索したが市内でただ一冊が貸し出し中ですぐには読めない。
でも、題名から大方のことは想像つく。
記紀横取り説が正しければ倭人伝からの歴史のつながりが理解できる。



川の流れのように人類が流れていく。
日本列島においては古代、多くは南から北へと人類が移動していった。何千年かけて・・・。
先に到着した民族が後から来る民族によって北へと押しやられる形で・・・。
共通した特徴は、海洋民族であり平和的民族だったのだろう。
しかし、次第に北方からの移住勢力がこの列島を支配するようになる。
そして、北方騎馬民族のまとまった襲来で政権が握られた。
その政権がそれまでの列島の伝説を日本で初めての文書として記・紀を作った。
万系一世の皇国史観が出来上がった。
もしかすると、記・紀以前の文書は抹消されたのかもしれない。

正しくはないかもしれないが
政治経済で日本の中枢を握る人々は、長い間この北方騎馬民族の血を多く引く人たち、
芸能・文芸では南方系の血を多く引く人たち
もはや血は入り乱れて区別はできないが、統計的には有意差があるような気もする。
しかし、いま南方系特有の顔つきをした首相が政治を治めている。
政治をやるものは好戦的な血をひくものでなければダメなのかもしれない。

魏志倭人伝では倭人は全身入れ墨をして貫頭衣をまとっていた。どうも大和朝廷の祖先とは思えない。
『盗まれた神話』を読んだら、また書いてみよう。