墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

いけちゃんとぼく

2009-06-30 17:47:25 | 映画(あ行)
いじめられっ子だけど、決して弱音をはかないヨシオ。
毎日、いじめっ子にできるだけ遭遇しないようにはするものの。
会ってしまったら、何をされようが決してへこたれない。
しかし、一方では、立場の弱い子をいじめていた。自分がされていることと同じことをしていることに途中で気が付いていた。
「いじめる側といじめられる側は、状況により変わることがある。」といった総務省の調査結果のニュースを最近もやっていた。
そんな中、本作品なりの解決策は、なかなか素適な内容だった。
新たないじめっ子の登場。
共通の敵ができることは、結束を深める。
だけど、勝負はいたって紳士的に解決へと向かう。
と、いじめのことばかり書いているが、いろんなテーマが隠れている作品だと思う。
他にも家族のこと。父親の死と愛人の問題。
そして、ラブストーリー。
いけちゃんから注がれる深い愛情の理由。
そこには、時空を飛び越えた愛が!
「走ろうよ!楽しくなるよ。
そして、あなたはいつの間にか足も速くなって、私を追い越してゆく。」
そんなこんなで、成長してゆくヨシオ。その変化がよく分かり、非常によかった。
いけちゃんの声。蒼井優。
彼女のボショボショしゃべる感じが、キャラとベストマッチだった。
名の知れた俳優さんたちのアフレコは、どうもミスマッチ感が出ることが多いと感じる。
しかし、今回のいけちゃんの声は、なかなかよかったと思う。

とにもかくにも、ゆっくり、早く成長する少年の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】(シネマトゥデイ様より引用させていただきました。)
発表されるや“絶対に泣ける本”と評判を呼んだ、人気漫画家・西原理恵子が初めて手掛けた同名絵本を実写映画化。色も形も変幻自在な不思議な生き物“いけちゃん” と、少年の交流をファンタジックに紡ぐ。主人公のそばに寄り添ういけちゃんは、絵本の質感を生かしてフルCGで描かれ、その声を若手実力派女優・蒼井優が担当。“ぼく”であるよしおを『子ぎつねヘレン』の深澤嵐が演じ、共演には『うた魂(たま)♪』のともさかりえら、多彩なキャストが顔をそろえる。
いつのころからか、いつも一緒に過ごしているよしお(深澤嵐)と謎の生き物いけちゃん。山登りや虫取り、友だちとケンカしたりするとき以外にも、熱が出たときには看病したりと、いけちゃんはいつもよしおのそばに寄り添い彼を見守っていた。やがて、よしおが成長して少年時代が終わろうとするころ、いけちゃんの姿が見えなくなってしまい……。
「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから


いけちゃんとぼく - goo 映画

レスラー

2009-06-29 21:22:20 | 映画(ら行)
映画館でチラシはよくもらってくる。
映画の印象をつける大切な宣伝GOODSだと思う。
映画を観終わった後も、チラシの印象を上手く残している作品は少ないように感じる。
しかし、この作品は非常にチラシで受けた印象と観終わった後の印象が近く、いい作品だったと思うと同時に、いいチラシだったなーとも思った。
その、チラシに近い絵が描きたかった。
ランディが、なで肩になっちゃった。

いい映画だった。
まずは、ミッキーロークに拍手。
この役、彼自身まるで自分とダブらせていたのではないかなー。
「ナイン・ハーフ」で栄光を極めた彼。その後地味ではあるが今回のような作品。
何だか、近い気がしませんか?

正に、「俺の居場所は、ここにある。」だったと思う。
ランディのようにここまで自由に、自分の思う通りに生きてみたい。
だけど、それはなかなかできることではない。
夢ばかり追っかけていても、食べてゆけないといけないし。
犠牲が大きくっても躊躇する。
普通は、そんなことを考えるだろう。
しかし、ランディは心のそこからプロレスで生きている。
いろいろとあるが、結局は自分にはプロレスしかないと気がつく。
体が壊れようが、死が待とうが、試合に臨む姿が実にかっこいい。
普段は、かっこ悪いことばかり。だからこそ、好きなことに打ち込む姿は魅力的だ。
いろいろは事が、表面的な時代だと思う。
だから、若者は大工のような職人的な深みのある仕事にあこがれたりするのだろう。
ランディはレスリングの職人。
こんな時代だからこそ、その生き様に憧れを感じるのかもしれない。
私には、自分の居場所と言えるものあるかなー。

とにもかくにも、好きに生きてますか?の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】(シネマトゥデイ様より引用させてもらいました。)
自らの生き様を貫き通す中年プロレスラー役がミッキー・ロークのはまり役となり、数々の映画賞に輝いたエネルギッシュで感動的な人間ドラマ。監督は『π』『ファウンテン 永遠つづく愛』のダーレン・アロノフスキー。主人公の一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』のエヴァン・レイチェル・ウッドがふんし、主人公が好意を寄せるストリッパーを『いとこのビニー』のマリサ・トメイが演じる。栄光の光と影、落ちてもなお失わない尊厳を体現するミッキー・ロークの名演に、大きく心を揺さぶられる。
かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。家族とはうまくいかずストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ、孤独に打ちひしがれる中で、ランディは再びリングに上がる決意をする。

「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから

レスラー - goo 映画

おかげさまで、1周年

2009-06-29 07:18:14 | ひとりごと
本日から2年目突入!

皆様のおかげで、1年間続けることができました。
私の末筆末画のお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。

一年前、「インディー・ジョーンズ/クリスタルスカル~」の投稿から始まりました。
(絵はもっと前から描いていたのですが。)
早かったような、まだ1年なんだという思いもあり、いろいろ。

「何か、特別な企画記事を」と思い考えていたのですが、妙案浮かばずで。
まずは、皆様へのお礼はしたためないと。

もっと、たくさんの素適な映画に出会うこと。
もっと、上手く墨彩画が描けること。
もっと、上手な文章が書けること。
そして、もっと、多くの方とこの場でお話ができること。

こんな思いで、次の一年もがんばってゆきたいと思ってます。
今後とも、ごひいきに。

インスタント沼

2009-06-28 17:16:18 | 映画(あ行)
三木聡監督の作品も初。麻生久美子出演の作品も今回が初。
多くの方がレビューをかかれているほど、はまった感じではなかった。
面白かったし、テーマも前向きになれるすばらしいものだったと思う。
期待が大きかったのかな。
それとも、いろいろな流れが少し飛躍するところがあり、少々ついてゆけなかったのか。
多分、笑いのポイントにもそんなところが、多くあったのではないかと思う。
全てが、ラストのハナメのセリフに集約されている。
「泣いている時間より、笑っている時間の方が長いし、大抵のことは一晩寝れば忘れられる。」
この前向きさが、人生を幸せにするのだろうな。と思えた。
特に、水道の蛇口から水を出し、溢れ出すまでに決めたことをやる。
ハナメと電球のおっちゃんが夢中になっていた。
これは楽しそう。やってみたい。
さすがに溢れたらと思うとできないけれど。
かっぱの見えるお母さん。生真面目なパンクロッカー。そして結局、母との関係がよく分からなかった電球のおっちゃん。
個性豊かなキャラクターを松坂慶子、加瀬亮、風間杜夫がいい味出している。

とにもかくにも、何も考えずに観て、前向きになっちゃおうの映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
会社を辞めたOLがまだ見ぬ実の父親の存在を知ったことから、さまざまな不思議な体験を重ねていくヒューマン・コメディー。映画『転々』やテレビドラマ「時効警察」の三木聡が監督を務め、独特の笑いに満ちた世界を展開する。ジリ貧のヒロインを演じる麻生久美子のほか、その両親にふんする『蒲田行進曲』の風間杜夫と松坂慶子、人のいいパンクロッカー役の加瀬亮など出演陣も個性豊か。せりふに散りばめられた言葉遊びや奇妙な登場人物など、驚きや楽しみが随所に仕込まれている。
雑誌編集長の沈丁花ハナメ(麻生久美子)は、担当雑誌が休刊になり退職。偶然見つかった手紙で知った実の父親に会いにいくと、骨董屋を営む怪しい風ぼうの“電球”という男(風間杜夫)が現れる。“電球”を訪ねるうちに自室で骨董屋をはじめることを思いついたハナメだったが、お宝が眠る蔵の鍵を“電球”に100万円で売りつけられ……。(シネマトゥデイ様より引用)

「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから

インスタント沼 - goo 映画

驚きの訃報。マイケル・ジャクソン

2009-06-26 20:54:01 | ひとりごと
今日の驚きのニュースであった。
マイケル・ジャクソンの訃報。「本当に?」という感じだ。

MTBで「スリラー」を観たときの衝撃。
今日、TVでロングバージョンを放映していた。
本当に、名作である。
今見ても、色あせない特殊メイク。そして、音楽。
このロングバージョンがなかなか放映されなくて、ついつい夜更かししたものである。
「ビート・イット」も思い出深い。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」。
未来へ行ったマーティがおとずれた80年代をモチーフにした「80’sカフェ」。そこで流れていた。

薬物なのか、死因ははっきりしていないようであるが、大物アーティストを失って心が痛む。

だんだんと、白人化してゆく彼。
黒人であることのコンプレックスからとは思うが、少々私には理解できないところもあった。
人種差別など、アメリカほどの大きな差別の中にいないから、分からないのだろうが…。
いろいろと心労も大きかったのだろうと思う。

コンサートなど、今後の予定もあったらしい。楽しみにしていた方も多かったのではないか。

いずれにせよ、私にとっても青春の一角を飾ったアーティストの一人である。
非常に、残念でならない。
ご冥福を心よりお祈りいたします。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-090626X693.html

愛を読む人

2009-06-25 22:11:34 | 映画(あ行)

男は誰しも年上にあこがれる時期があると思う。
美しい素適なお姉さんと出会って、恋の手ほどき。
しかし、いずれ別れが。そんな中、少年は成長してゆく。
こんな青い体験の映画、昔もあった。
しかし、この作品はそんな「青い」ものでは無い。
前半は、正にそんな願望通りの流れ。
しかし、後半になるにつれ、話はどんどん重くなる。
ここからネタばれ。マウスドラックで読んで。

話の重大なポイントは、ハンナは朗読してもらうのが好きだった。なぜ、自分では読まなかったのかという点。
戦争犯罪者として、裁判中のハンナ。そして、大学で法学を学ぶマイケル。
ゼミの裁判傍聴で裁判を受けるハンナの姿を見つける。
なぜ、ハンナは裁判を受けているのか?
そして、その裁判の流れは、ハンナにとって不利な展開に。
何とかせねば。
しかし、秘め事での知り合いと消えるように居なくなったハンナの様子から、どうしても面会を躊躇。 
「決めて、行動した時は上手くいった。迷って行動しきれなかった時は悔やまれる。」
決めて行動した15歳。素適な女性と出会い恋したい。彼女の家を訪ねたり、行動に移している。彼女とベットで本を朗読をするような関係まで進展する。
しかし、躊躇し行動に出なかった。
そのことから彼女には重刑が科せられ、服役することになる。
結果は後に悔いを残すことになる。
行動するという事がいかに大切かが分かる。
間違ってもいい。まずは行動をすることが、後悔の念にかられないことのように感じた。
その後も、マイケルの「中途半端なやさしさ。」が気に入らない。
行動するのかしないのかも中途半端。行動しても、またその先が中途半端。
結局、悲劇が待つことになってしまう。
なぜ、それほどまで踏み込めないのか、私には理解できなかった。
ところで、アカデミー賞主演女優賞の演技、ケイトはいかがと申しますと、普通だったかな。普通でも、彼女の演技は砂らしい。「そのレベルからすると。」と言う意味。
「レボリューショナリー・ロード」の方が衝撃的な演技だったと思える。
期待が大きかった分、私には少々物足りなさを感じた。
とにもかくにも、思うだけでは駄目。行動せよ!の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
【STORY】
ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説「朗読者」を、「めぐりあう時間たち」の監督&脚本家コンビが映画化。
1958年のドイツ。15歳のマイケルは、学校の帰り体調を崩していた。ふせっていると、一人の女性が心配し声をかけてくれた。その女性はハンナ。マイケルより21歳年上である。
体調も回復しお礼に出向くマイケル。いつしか彼女に惹かれてゆきベッドを共にするようになる。
彼女に頼まれて本を朗読してあげるようになるが、ある日突然、彼女は姿を消す。
時は流れ、戦時中のある罪を問われて投獄されたハンナ。その裁判の傍聴席で事実を知ったマイケルは、物語を朗読したテープを刑務所に送り続ける。
81回アカデミー賞でケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞。
goo 映画」で更に詳しく。
こちらから
愛を読むひと - goo 映画


ミーシャ/ホロコーストと白い狼

2009-06-24 17:48:26 | 映画(ま行)
この子すごい!
これが初主演となる子役のマチルド・ゴファール。
彼女の体当たりの演技が素晴らしい!
「お腹すいたー。」
絶叫が頭からはなれない。
白い狼の遠吠えの様に荒野に響く様子は本当に物悲しかった。
狼の遠吠えも、「お腹すいたー。」と言っているのかもしれない。
ミミズを食べたり、野ウサギを食べたり。
食べることはすごくグロい。下手なホラー映画よりも生なましい。

人間は自らを守るためには、残酷なものである。汚らしく盗みを働く者は、子供でも容赦ない。
動物はそれとなく見ててくれたり、えさを分けてくれたり温かい。
しかし、人間も温かい。
彼女を救ってくれる多くの人々との出会い。
人もまんざらではない。

何を書いても陳腐になりそうなくらい壮絶。
ぜひ観てもらいたい。

戦争を描かずして反戦を訴える映画のひとつとして、すばらしい作品だと思う。
とにもかくにも、私は生きる。映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
1942年、ベルギーの首都ブリュッセル。
ユダヤ人の少女ミーシャは、両親と共にナチスの目を逃れるため、隠れた生活をしていた。ある日、学校に行っている間に両親がナチスに連行されてしまった。
両親が東の方に連れて行かれたと知り、コンパスひとつを頼りに東へ向けて歩み始める。寒さと飢えから盗みをしたり、ミミズを食べたり。やがて、森の中で行き倒れそうになった彼女のもとに、一匹の白い狼が現れる。
ホロコーストから逃れた少女が、狼とともに放浪しながら生き延びる姿を描いたドラマ。監督・脚本は「女優マルキーズ」のベラ・ベルモン。


「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから

ミーシャ/ホロコーストと白い狼 - goo 映画

お買いもの中毒な私!

2009-06-23 21:42:58 | 映画(あ行)

楽しかった評価が多いように感じたので観に行きました。
あまり熱いれて見るジャンルではないのですが、一番近い作品は「プラダを着た悪魔」かな。もう少しラブストーリー要素は高いですが。
主演のアイラ・フィッシャー。あまり知らない。
そんなに、かわいらしいと感じなかった。
役柄も、勢いで生きていて出たとこ勝負。あまりいい子じゃない。
だけど、仕事と恋に、ツキにも恵まれて大成功。
こういう映画は元気がもらえるからいいですよ。

「その名は、グリーンスカーフ」
ペンネーム気取って、本名隠し、そのミステリー感が読者を吹き付ける。
と言っときながら、あっという間にTV出演。
少し、矛盾を感じつつも。
なぜか動くマネキンに「マネキン」って映画昔観たな。なんて思ってました。

とにもかくにも、あまり深く考えず楽しめればOK。映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
ソフィー・キンセラのベストセラー小説「レベッカのお買いもの日記」を、「ベスト・フレンズ・ウェディング」のP・J・ホーガンが映画化したロマンティック・コメディ。
雑誌編集者レベッカ。ファッション雑誌のコラムニストになる夢を持つ。しかし、彼女には最大の欠点が。お買いもの中毒である。
ショーウィンドウのグリーンのスカーフに目がゆく。夢の実現のための面接の日にもかかわらず欲しくてたまらない。
主演は「ウエディング・クラッシャーズ」のアイラ・フィッシャー。「セックス・アンド・ザ・シティ」の人気スタイリスト、パトリシア・フィールドが手掛けた衣装にも注目。

「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから

お買いもの中毒な私! - goo 映画

真夏のオリオン

2009-06-22 21:24:45 | 映画(ま行)

戦略をめぐらす戦い。
そんな映画。反戦を大々的に歌い上げる作品とは、少々趣が違う。
「亡国のイージス」が面白かったので、本作も観ることにした。
共に、アクションシーンは何だかチャッチイ。
この部分は、やはり日本映画。ハリウットとは金の使い方が違うためいたしかた無い。
そこに、期待すると「どうも…。」かもしれない。
お互い見えない相手だけに作戦の勝利。とっさの機転が利くほうが勝つ。
潜水艦ものの楽しみのひとつ。
その視点で見ると非常に面白い作品だと思う。
艦長を務める倉本を演じる主演、玉木宏。倉本の口癖が
「もったいない」
永谷園のお吸い物でもこぼしたか?
と劇中も思ってしまい、少し笑えてきた。
しかし、ここでの「もったいない」は人の命。
「回転」と呼ばれる魚雷版「神風」。特攻兵器である。
なかなか、この兵器を使わないんだ。この艦長は。
先の大戦中、「天皇陛下のためなら死もいとわぬ」という考えが中心だったと思う。しかし、潜水艦の艦長という要職の人材が、「もったいない」と言う考えなのは、何だか???
終戦間際、敗色強い中なのでそうなのかもしれないが。
何とか生きて帰ろうとする。そんな姿が見ごたえのある駆け引き戦争を描き出しているのだろう。
「オリオンよ。愛しき人に示せ、帰り路を。決して迷うことのないように。」
この言葉が作品の全てだと思う。

とにもかくにも、見ごたえの戦争映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
池上司の小説「雷撃震度一九・五」を、「亡国のイージス」「ローレライ」の福井晴敏がオリジナルの要素を加えて映画用に脚色。篠原哲雄監督がメガホンを取った戦争アクション。太平洋戦争末期、互いに姿の見えないまま激闘を繰り広げる日本海軍イ-77潜水艦と米国海軍駆逐艦パーシバルの乗組員たちの姿を描く。
日本海軍はアメリカ海軍の燃料補給路をたたくためイ-77をはじめとする潜水艦を配備していた。イ-77の艦長・倉本(玉木宏)や同作戦に参加する海軍兵学校からの親友、イ-81の艦長・有沢(堂珍嘉邦)はアメリカ海軍駆逐艦パーシバルを迎え撃つ。しかし、同駆逐艦は知略をめぐらし、日本側の防衛ラインを切り崩してゆく。
主演の玉木宏ほか、CHEMISTORYの堂珍嘉邦が映画初出演。戦時中と64年後の現代をつなぐ2人の女性を北川景子が1人2役で演じる。


「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから


真夏のオリオン - goo 映画

クラブハリエのバームクーヘン

2009-06-22 12:27:08 | ひとりごと
週末、映画三昧をしました。
朝から夜まで映画館。4本の固め観。
レビューは、また後日。

久しぶりに名古屋市内へ行きました。一日好き勝手にすごさせてもらいました。
お土産と思い、クラブハリエのバームクーヘンを!
名古屋高島屋で並びました。20分くらいでしょうか。
お店焼きの物を購入。
賞味期限は当日中。

会社で女性陣が「おいしい」といっていたし、期待がありました。
うん、確かにおいしい。
やわらかく、卵、ミルクの風味もたっぷり。
滋賀に工場があるようで、そちらで生産した物は1週間の賞味期限がある。
せっかくだから、お店焼きをおすすめ。
焼きたては少々違う。
これまでのバームクーヘンのずっしりとした印象は全くありません。
ただ、私には少々甘さが強かったかな。
周りに塗ってある砂糖の部分は要らないかも。
家のボウズはめちゃメタ食ってました。
一度ご賞味を!


クラブハリエ様サイト
こちらから
http://clubharie.jp/