「帰りたい…。」
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
宇宙飛行士のサムは、エネルギー資源のヘリウム3を地球に送るため月へと派遣された。契約期間は3年だ。
地球との直接通信を許されておらず、話し相手は人工知能搭載ロボットのガーティだけだ。
楽しみにしていたテレビ電話での妻テスとの会話も衛星事故によって交信不能となってしまっていた。
それでも孤独に耐え任期終了まで2週間を切ったある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇して…。
デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズが監督・脚本を務め、ナショナル・ボード・オブ・レビューで新人監督賞を受賞するなど、多くのアワードで絶賛されたSFスリラー。
月で孤独にエネルギー採掘に勤しむ男に起きた奇妙な現象を描いていく。
低予算のインディーズ映画ながら、『2001年宇宙の旅』など古典的本格SFに通じる雰囲気があり、SFファンなら必見のタイトルと言える。
主演は『フロスト×ニクソン』のサム・ロックウェル。1人2役を見事にこなす演技力を披露。
また人工知能ロボットの声を名優ケヴィン・スペイシーが演じた。
親の七光りなどよりも、新鋭ジョーンズ監督のセンスが圧倒的に輝く作品だ。
「goo 映画」こちらから
懐かしさを感じる作品。
SF好きの私にとっては、たまらないものあった。
引用させてもらっているSTORYの中にもあるが、まるで2001年宇宙の旅を彷彿とさせるような雰囲気。
HAL9000を思わせるロボット。
20年あまり昔のSF作品を観ているよう。
先日、仕事でトラブルがあり夕方から200キロ先の諏訪近くにある協力企業様まで、商品の引き取りに車をとばした。
帰りは、さすがに夜中。
道中、ナビの「まもなく、右方向です。」
といった言葉が妙にロボットっぽく。
この映画を思い出した。
さすがに、孤独に走っていると、人恋しいものなのだろうか。
ナビの声、当然この映画のように人格のあるロボットの声ではないのだが。孤独に月での業務にいそしむサム気持ちが理解できた。
人間というものは、帰る場所があるからこそがんばれる。
気持ちを緩めることができる場所があるからこそ、気持ちの入ったことができる。
安らぎを求める宇宙飛行士の心。
人間っぽく感じられる。
数名しかいない出演者。昔ながらの手法で撮影された特撮。
SFやファンタジーは高額な費用をかけ、リアリズムを追求して作品が仕上げられてゆく。
いかにお金をかけるかがヒット作品の目安のようになっている昨今。
こういう作品を観ていると、「映画はお金ではいなー。」と感じる。
むしろ、そうした手作り感のあるSFだからこそ、80~90年代のSFを愛するものには心に心に響くものがあったのかもしれない。
アシモフやクラーク、ハインライン。
このあたりのSF作品が好きな方にもお勧め。
とにもかくにも、月に閉じ込められた男の悲痛な叫びの映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
トラックバック 月に囚われた男 - goo 映画
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
宇宙飛行士のサムは、エネルギー資源のヘリウム3を地球に送るため月へと派遣された。契約期間は3年だ。
地球との直接通信を許されておらず、話し相手は人工知能搭載ロボットのガーティだけだ。
楽しみにしていたテレビ電話での妻テスとの会話も衛星事故によって交信不能となってしまっていた。
それでも孤独に耐え任期終了まで2週間を切ったある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇して…。
デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズが監督・脚本を務め、ナショナル・ボード・オブ・レビューで新人監督賞を受賞するなど、多くのアワードで絶賛されたSFスリラー。
月で孤独にエネルギー採掘に勤しむ男に起きた奇妙な現象を描いていく。
低予算のインディーズ映画ながら、『2001年宇宙の旅』など古典的本格SFに通じる雰囲気があり、SFファンなら必見のタイトルと言える。
主演は『フロスト×ニクソン』のサム・ロックウェル。1人2役を見事にこなす演技力を披露。
また人工知能ロボットの声を名優ケヴィン・スペイシーが演じた。
親の七光りなどよりも、新鋭ジョーンズ監督のセンスが圧倒的に輝く作品だ。
「goo 映画」こちらから
懐かしさを感じる作品。
SF好きの私にとっては、たまらないものあった。
引用させてもらっているSTORYの中にもあるが、まるで2001年宇宙の旅を彷彿とさせるような雰囲気。
HAL9000を思わせるロボット。
20年あまり昔のSF作品を観ているよう。
先日、仕事でトラブルがあり夕方から200キロ先の諏訪近くにある協力企業様まで、商品の引き取りに車をとばした。
帰りは、さすがに夜中。
道中、ナビの「まもなく、右方向です。」
といった言葉が妙にロボットっぽく。
この映画を思い出した。
さすがに、孤独に走っていると、人恋しいものなのだろうか。
ナビの声、当然この映画のように人格のあるロボットの声ではないのだが。孤独に月での業務にいそしむサム気持ちが理解できた。
人間というものは、帰る場所があるからこそがんばれる。
気持ちを緩めることができる場所があるからこそ、気持ちの入ったことができる。
安らぎを求める宇宙飛行士の心。
人間っぽく感じられる。
数名しかいない出演者。昔ながらの手法で撮影された特撮。
SFやファンタジーは高額な費用をかけ、リアリズムを追求して作品が仕上げられてゆく。
いかにお金をかけるかがヒット作品の目安のようになっている昨今。
こういう作品を観ていると、「映画はお金ではいなー。」と感じる。
むしろ、そうした手作り感のあるSFだからこそ、80~90年代のSFを愛するものには心に心に響くものがあったのかもしれない。
アシモフやクラーク、ハインライン。
このあたりのSF作品が好きな方にもお勧め。
とにもかくにも、月に閉じ込められた男の悲痛な叫びの映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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