「トラはその先に何を見たのか」
アカデミー賞でも評価されたその映像美の素晴らしさに感服。
そして、生きることの素晴らしさにも感服する。
長期にわたり漂流を続けた一人と一匹。
この二人(?)だけになってしまうシュチュエーションなど少々無理やり感が感じられた。
しかし、そこから時間が経つにつれ、お互いが生きてゆくためにかけがえのない存在へと変化してゆく。
お互いがかけがえのないと思っているというのは、それはあくまでも人間側の目線なのだろうか。
漂流を終え、流れ着いた先。
単独で浜辺から森へ入ってゆくトラ。
共に流され続けた日々を思って振り返って欲しかった。
トラを夢中にさせる何かが、その先にあったのか?
その先に、何を見たのか。
そう思わせるのは、人間の愚かな感傷だけなのかもしれない。
弱い人間は、社会を形成することで、食物連鎖の頂点に立った。
社会。それは互いに協力し合うし組み。
そんな人間の立場を野生の動物に当てはめる事自体が間違いなのだろう。
しかしながら、物悲しい感じがする。
とにもかくにも、アカデミー賞監督賞おめでとう!の映画に出会ってしまった。
アカデミー賞でも評価されたその映像美の素晴らしさに感服。
そして、生きることの素晴らしさにも感服する。
長期にわたり漂流を続けた一人と一匹。
この二人(?)だけになってしまうシュチュエーションなど少々無理やり感が感じられた。
しかし、そこから時間が経つにつれ、お互いが生きてゆくためにかけがえのない存在へと変化してゆく。
お互いがかけがえのないと思っているというのは、それはあくまでも人間側の目線なのだろうか。
漂流を終え、流れ着いた先。
単独で浜辺から森へ入ってゆくトラ。
共に流され続けた日々を思って振り返って欲しかった。
トラを夢中にさせる何かが、その先にあったのか?
その先に、何を見たのか。
そう思わせるのは、人間の愚かな感傷だけなのかもしれない。
弱い人間は、社会を形成することで、食物連鎖の頂点に立った。
社会。それは互いに協力し合うし組み。
そんな人間の立場を野生の動物に当てはめる事自体が間違いなのだろう。
しかしながら、物悲しい感じがする。
とにもかくにも、アカデミー賞監督賞おめでとう!の映画に出会ってしまった。