「時代を渡る 花・華・はな」
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
2009年(平成21年)、奏(かな)はピアニストの夢にも行き詰まり、長年付き合った恋人とも別れ、意気消沈していた。
お腹の中には子どもがいたのだ。祖母の告別式であった妹・佳(けい)は既に息子を産み、幸せそうな生活を送っていた…。
1936年(昭和11年)奏の祖母にあたる凛は会ったことのない男性と結婚すべきかどうか悩んでいた。
時代は巡り、物語は1960~1970年代の凛の三人の娘、薫、翠、慧の恋愛・結婚の軌跡を追う。
蒼井優、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、鈴木京香、広末涼子という今を時めく6人の女優が一堂に会し、昭和11年代から現在まで、三世代の日本女性の恋や美を描いた本作。
6人の女性たちが、それぞれの生きる時代の中で、懸命に自分の生きる道を模索していく。
見どころは、その美しい映像の数々だ。
昭和11年の場面ではモノクロのやわらかい映像。昭和40~50年代は、当時の映画を彷彿とさせるテクニカラーのような色調。
そして平成の現代は、ブルー調の抑えた色合いで表現されている。
もとは企業広告のアートディレクションをしていた大貫卓也が企画・製作総指揮を担当し、製作会社ROBOT所属の小泉徳弘が監督を務めたこの作品.
最新の映像技術で“日本女性の美”を表現されている。
「goo 映画」こちらから
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仕立てはとてもおもしろい作品だとおもう。
時代設定にあわせて、それぞれの時代のTVの色合いを再現。
とても、それぞれの時代を感じさせる。
ファッションやその時代の物へのこだわりも多く見受けられた。
更に、女優陣も豪華。
それぞれの時代を生きた女たちを繋ぐものは血。
そう、娘であったり孫であったりしているのだ。
それぞれの物語の作りや、時代の表現の仕方は面白いのだが、なぜかどうもなっとくゆかない感じが最後まで続いてしまった。
なぜだろう。
家族の物語なのに家族を感じない。
繋がりがない感が
たとえば、それぞれの時代を結ぶのは、親子関係なのだが、ほとんどその親子関係がわかる感じで人が登場しない。
唯一が平田さんとイノッチ。と言っていいくらい。
時代の関連性。家族の繋がりが希薄になってしまう感じを受ける。
前の時代を賢明に生きた人を、次の時代に全く登場させないと言うのは、本当にオムニバスのようになってしまうように感じた。
残念であった。
とにもかくにも、時代を描き分ける手法を楽しむ映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
2009年(平成21年)、奏(かな)はピアニストの夢にも行き詰まり、長年付き合った恋人とも別れ、意気消沈していた。
お腹の中には子どもがいたのだ。祖母の告別式であった妹・佳(けい)は既に息子を産み、幸せそうな生活を送っていた…。
1936年(昭和11年)奏の祖母にあたる凛は会ったことのない男性と結婚すべきかどうか悩んでいた。
時代は巡り、物語は1960~1970年代の凛の三人の娘、薫、翠、慧の恋愛・結婚の軌跡を追う。
蒼井優、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、鈴木京香、広末涼子という今を時めく6人の女優が一堂に会し、昭和11年代から現在まで、三世代の日本女性の恋や美を描いた本作。
6人の女性たちが、それぞれの生きる時代の中で、懸命に自分の生きる道を模索していく。
見どころは、その美しい映像の数々だ。
昭和11年の場面ではモノクロのやわらかい映像。昭和40~50年代は、当時の映画を彷彿とさせるテクニカラーのような色調。
そして平成の現代は、ブルー調の抑えた色合いで表現されている。
もとは企業広告のアートディレクションをしていた大貫卓也が企画・製作総指揮を担当し、製作会社ROBOT所属の小泉徳弘が監督を務めたこの作品.
最新の映像技術で“日本女性の美”を表現されている。
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仕立てはとてもおもしろい作品だとおもう。
時代設定にあわせて、それぞれの時代のTVの色合いを再現。
とても、それぞれの時代を感じさせる。
ファッションやその時代の物へのこだわりも多く見受けられた。
更に、女優陣も豪華。
それぞれの時代を生きた女たちを繋ぐものは血。
そう、娘であったり孫であったりしているのだ。
それぞれの物語の作りや、時代の表現の仕方は面白いのだが、なぜかどうもなっとくゆかない感じが最後まで続いてしまった。
なぜだろう。
家族の物語なのに家族を感じない。
繋がりがない感が
たとえば、それぞれの時代を結ぶのは、親子関係なのだが、ほとんどその親子関係がわかる感じで人が登場しない。
唯一が平田さんとイノッチ。と言っていいくらい。
時代の関連性。家族の繋がりが希薄になってしまう感じを受ける。
前の時代を賢明に生きた人を、次の時代に全く登場させないと言うのは、本当にオムニバスのようになってしまうように感じた。
残念であった。
とにもかくにも、時代を描き分ける手法を楽しむ映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。