墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 2 赤い彗星

2010-11-18 12:18:44 | 映画(か行)

「赤い彗星」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
今際の際のカーディアスから、ラプラスの箱の鍵となるモビルスーツ“ユニコ-ン”を託された少年バナージ・リンクスは、袖付きのマリーダ中尉が駆る“クシャトリヤ”と交戦後、ロンド・ベルの強襲揚陸艦“ネェル・アーガマ”に拿獲されてしまう。
その艦には、バナージの友人タクヤとミコットと共に、箱の譲渡を阻止しようとしてカーディアスと接触した少女オードリーも収容されていた。
その“ネェル・アーガマ”に対し、単機で挑みかかるモビルスーツが出現する。
“シナンジュ”と呼ばれる真紅の機体を駆る人物こそ、「シャアの再来」の二つ名を持つ袖付きの首魁、フル・フロンタルだった……。

2010年2月、「ガンダム」シリーズ初のイベント上映・配信、そして劇場でのBlu-ray先行販売を展開し、幅広いファン層を獲得した、UCシリーズ第2弾。
ファンの期待を裏切らない、王道たるメカニックシーン。
そして、脳裏に刻まれた“宇宙世紀”の記憶を次々と解き放つ、力強いキャラクターとストーリー展開で、30年来のガンダムファンのみならず多くの新世代ファンを引き込んだepisode1「ユニコーンの日」。
そのクライマックスシーンとなる“ユニコーンガンダム”vs“クシャトリア”の行き詰るMS戦から、たたみ掛けるように始まる本作「赤い彗星」。
多くの謎を包括して始まった宇宙世紀新章は、新たな登場人物を向かえ、バナージの壮大な冒険を加速させていく。(作品資料より)


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第1話に引き続き、劇場鑑賞です。

一年戦争~Ζ~逆襲のシャアまでの流れをある程度知ってないと楽しめないかな~。
ガンダム。それ自体が大きくなりすぎましたね。

異星人と戦うガンダム。
変身するガンダム。

宇宙人や変身を取り入れてしまう始末。
少しだけ、悲しくもあります。
やはり、1年戦争の作品に大きく、魅力を感じてしまいます。

しかし、それでも続きのエピソードが知りたくなるのは、ファン心理。

どう見ても、シャアに見えるフル・フロンタル。
仮面を外した素顔。眉間にキズが…。
謎の少女は、ザビ家の末裔、ミネバ・ザビであることも明らかに。
ユニコーンガンダムに秘められた連邦を転覆させるほどの「鍵」としての役割とは…。

謎は深まる一方。

今回の作品の見所のひとつは、フル・フロンタルのセリフ。
何かにつけて、一年戦争時のシャアのセリフに引っ掛けられている。

原作小説を途中まで読んで止まっている私としては、興味はそそられる展開となっています。

とにもかくにも、原作小説の挿絵と違うマリーダ中尉、どう?の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
コメント

七瀬ふたたび

2010-11-16 12:23:55 | 映画(な行)
「心、見透かす」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
人の心を読むことができるテレパスの七瀬は、同じ能力を持つ少年ノリオ、念動力を持つ黒人青年ヘンリーの3人と、北海道で暮らしていた。
ある日、外国から戻った七瀬は、謎の組織に狙撃される。
追っ手から逃れた七瀬に、かつて列車で出会った予知能力を持つ了が、危険が迫っていることを促す。
しかし、七瀬の友人が身代わりとなって殺されてしまう。
七瀬も組織の特殊部隊に追い詰められ、タイムトラベラーの藤子に助けを求めるが…。

「七瀬ふたたび」は、多岐川裕美が七瀬を演じた1979年のNHK少年ドラマシリーズをはじめ、テレビでは4回もドラマ化されている。
“迫害される超能力者たち”という設定は『Xメン』シリーズでもおなじみだが、本作にはハリウッド映画のような派手な超能力バトルはほとんどない。
攻撃的な力を持つのが念動力を持つヘンリーだけで、しかも七瀬がいないと力を発揮できないのだ。
だから激しいアクションを期待すると、七瀬たちの救いの見えない逃避行に、欲求不満を感じるかもしれない。
組織に追い詰められていく七瀬たちの姿は、原作が書かれた70年代を象徴している。


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1975年に発表された筒井康隆のSF小説。
『家族八景』(1972年)、そして本作。後日談にあたる『エディプスの恋人』(1977年)。
「七瀬シリーズ」と言われた3部作である。
この事を知らない方には「何で”ふたたび”なの?」と言ったところであろう。
…第2作目だからです。

高校の頃に読んで大好きな作品であった。
ずいぶん昔である。

企画自体は、以前から練られていたようですが、七瀬のイメージに合う女優さんの登場をなっていた感があるようです。
確かに、芦名星さんは七瀬の聡明なイメージにぴったりかもしれません。
しかし、能力を使うシーンに、いささか難あり。
相手の心の中が、映像として飛び込んで来るかと思えば、言葉だったり。
なんだか一貫性がない感じ。
別に、言葉でいいんじゃない?
更にヘンリーのサイコキネッシス(念動力)。
ラストシーン近くの七瀬を放り投げ、湖を渡らせるシーン。なんだか笑ってしまいました。
こここそ、何か映像的工夫が欲しかったな~。

思い入れが強かった分、少々不満優先のような感じです。
原作と比較してはならん!
と思いながらも、比べてしまってますね~。

人間は、自分と違うとそれをネタに区別(差別)する。
よくあることだと思います。
さすがに、周りにエスパーがいる感じではありませんが、もしいたとするなら怖がらずに接することができるでしょうか。
難しいようにも思います。
しかし、自分と異なるからといって相手を認めてあげない事は、いかんよね。

とにもかくにも、俺の心、誰かに読まれてる?(キョロキョロ…)の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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彼女が消えた浜辺

2010-11-12 12:20:24 | 映画(か行)
「友の何を知っている」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
ささやかな週末旅行を楽しもうとカスピ海沿岸のリゾート地を訪れた大学時代の友人たち。
その参加者の中に、セピデーが誘ったエリもいた。
初日は楽しく過ぎるが、2日目に事件が起こる。海で幼い子どもがおぼれ、何とか助かったものの、エリが忽然と姿を消してしまったのだ。
パニックに陥った一行は懸命に捜索を続けるが、エリの姿はどこにもなかった……。

本国イランで2009年の興行収入第2位の大ヒットを記録するとともに、ベルリン国際映画祭で最優秀監督賞(銀熊賞)に輝くなど、数々の映画賞を受賞した作品。
これまでに日本で公開された多くのイラン映画と一線を画す心理ミステリーだ。
イランの中流階級の男女がバカンスに興じるシチュエーションで幕を開け、ある事件に巻き込まれた登場人物たちが露わにする不安やエゴを映し出しながら、人間の複雑な内面を暴いていく……。
そんな人間模様を、予測不能なストーリーテリングで見せる巧みな展開が面白い。
監督・脚本は新鋭のアスガー・ファルハディ。イランの文化や風土をも巧みに盛り込んだ、見応えのある群像ドラマだ。



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ミステリー的要素を前面に出した宣伝。
「またしても、宣伝にやられたー。」そんな印象。
むしろ、ヒューマン(ドラマ)要素が強い作品であると思う。

家族と友人とが集まったバカンス。
しかし、二人の友人を結びつける為に規格したもの。
そんな中おぼれる子供。そして行方不明になった「彼女」。
いったい、どこへいったのか。
しかし、そうなった時友人の「彼女」のことを知らせる相手のこと、その家族のこと。
あまりにも、自分達が知らなかったことに気が付く。

人間関係が希薄になりつつある今の時代。
社会的動物である人間だから、接点が無くなることは無いにしろ、どれほどまで相手を理解し、知って付き合って上げれているのか。
いささかの疑問。
そしてまた、知られることをガードするような風潮や何かがあるのもまた事実。
あまり、プライベートにズケズケと入り込むのも如何なものか。
その関連が難しいよな~。

とにもかくにも、イランの女性は美しいけど、あまり顔の区別できなかった映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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THE LAST MESSAGE 海猿

2010-11-11 12:18:57 | 映画(英・数)
「つながっている」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
大型台風が接近する中、巨大天然ガスプラント“レガリア”で事故が発生。
潜水士・仙崎大輔は、設計主任の桜木らと共に施設へ向かう。
だが、救出作業の中、突然爆発が起こり、大輔らは施設内に取り残されてしまう。
大輔は知り合ったばかりの第七管区の服部とバディを組み、要救助者と共に無事帰還する道を探るのだが…。
一方、海上保安庁本庁では、救助の道を探ろうとする海上保安庁と、国益を最優先とする内閣参事官らが対立。焦燥と憔悴に包まれていた。
そして、一人息子・大洋とともに大輔の無事を祈る環菜は…。

2004年に劇場用映画として生まれた『海猿』は大ヒットを記録し、翌05年にその続編が連続ドラマ「海猿 EVOLUTION」として放映された。
2006年には映画『LIMIT OF LOVE 海猿』が公開。
その年の日本映画興行収入NO.1を獲得しシリーズのフィナーレを飾った。
しかし、ファンの間で署名運動まで起こるなど続編を望む声が大きくなり、4年の時を経て遂に「海猿」シリーズ完結編が始動することになった。
伊藤英明、加藤あい始めキャスト・スタッフ陣が並々ならぬ決意で挑むファイナルプロジェクト。
そして、“最後”の「海猿」は3D作品(2D同時公開)として公開。
海水が、炎が、血と汗が、そして涙が、まさにスクリーンから飛び出し観る者を大迫力の映像体験に誘う。
(作品資料より)


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TVは、観ていません。
劇場版の復習をしてからの鑑賞でした。

いい話ですね。

「海上保安庁」の文字が輝く筋肉隆々の背中。
どんな状況でも助けてもらえそうな気がします。

なんとしてでも、関係している人を助けたい。
しかし、人一人の力なんかたかがしれています。
そのために、海上保安員すべてが「つながっている」。
自らが犠牲になっても助けたい。
そんな思いと姿勢は、子供や妻や大切な人にも深いメッセージとして伝わるはず。
一所懸命何かをやろうとしている姿は、感動を与えるものです。

ところで、レガリアが「劇場版パトレイバー」の”はこぶね”に見えて仕方がなかったのですが…!

とにもかくにも、救助完了のOKサインが、頭に手を置く「お猿」に見える映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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冬の小鳥

2010-11-09 12:19:34 | 映画(は行)
「どうして、ここに」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
1975年、ソウル近郊。
9歳のジニは状況もわからないまま父親に連れられて、カトリックの児童養護施設に預けられる。
父のもとに帰りたいと願うジニは、院内の人々に反発を繰り返し、脱走も試みる。
そんなジニを気にかけるのは年上のスッキだった。
2人は庭で傷ついた小鳥の世話を始める。
スッキはアメリカや遠い国への憧れをジニに語り、一緒に外国へ行こうと誘う。
かたくなだったジニの心も、少しずつ和らいでいくが…。

監督のウニー・ルコントは、本作の主人公ジニのように、幼い頃にカトリックの施設に預けられ、養子としてフランスで育った。
韓国語は話せないという監督だが、その彼女が書いた脚本の韓国語訳を読んだイ・チャンドン(『オアシス』監督)が興味を持ち、プロデュースを買って出た。
突然、施設に預けられたジニは、現状を拒否することしかできない。
周囲に溶け込もうとしないジニだが、やがて友人ができ、ようやく心を開いていくが、その友人もまた…。
幼いながらも自分の力で生きていこうと決意を固める姿からは、施設や養子といったシチュエーションを超えた、普遍的なテーマが伝わってくる。
主人公ジニ役を演じたの子役が素晴らしい。


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お出かけするからと買ってもらった、すてきな服。
楽しい食事をした後、連れて来られた施設。
「どうして、ここに」
正に、少女はそんな気分だったであろう。
そんな少女を象徴する姿が、「冬の小鳥」
食べ物も少なく、寂しげなその姿。
暖かい季節ならまだしも、周りの環境は厳しい。

孤独では生きてゆけない。
友人や大切にしてくれる、思ってくれる人の大切さが心にしみこむ。

少女の演技が良かった。

冒頭のお父さんが大好きな様子の、あまりにも自然な感じ。
その演技が、施設に着いてからの寡黙で心を閉ざした演技を引き立たせる。
これだけでも、十分な見所である。

とにもかくにも、見守られている時は、笑顔の時。の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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おまえうまそうだな

2010-11-05 12:38:51 | 映画(あ行)

「うまそうだな」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
草食恐竜マイアサウラに育てられた肉食恐竜ティラノサウルスのハート。
ある日自分が母親とは違う“肉食い”だということを知り、家出してしまう。
立派な肉食いに成長し、草原を歩いていたハートは、ある日たまごを見つける。
そのたまごから生まれて来たアンキロサウルスの赤ちゃんに「おまえうまそうだな」と声をかけると、赤ちゃんは自分がハートの子どもで、“ウマソウ”という名前なのだと思い込み、ハートになついてくる…。

絵本作家・宮西達也の代表作「ティラノサウルス」シリーズの一編「おまえうまそうだな」を映画化。
違う種族である肉食恐竜と草食恐竜の間の愛や、親子愛などを描いている。
作品中で描かれる太古の地球は、美しい色彩にあふれている。
恐竜などの生きものが“生きるため”に他の種族を襲い、自然のままに生きる様子からは、生きもの本来の力強さを教えてくれる。
アンキロサウルス、エラスモサウルス、ケツァルコアトルスなどの恐竜たちも、それぞれの特徴をとらえつつ、カラフルに特徴的に描かれており、恐竜たちを見ているだけでも楽しめる。
赤ちゃん恐竜・ウマソウの声優を務める加藤清史郎の愛らしい声の演技も素晴らしい。

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肉食恐竜の子を、草食恐竜が育てる。
このありえない設定。
しかし、そこに描かれているのは、親子の絆と愛。
なんとも、素適な話でした。
いろんな意味でベタなのです。
しかし、歳をとって涙もろくなっているのと、もともと泣き虫なところと、自分にも子供がいるのと。
そんなこんなで、私の涙腺を劇的に刺激する内容でした。

特にお気に入りだったのは、大きくなったハートのセリフ。
草食の母、兄と再会。
兄から「肉は食べないのか」と聞かれ、「…食べるよ。」
と答えるハート。
「でも、食べるかどうかは自分で決めている。」
ときっぱり答える。
そもそも、肉食か草食かは、もって産まれたもの。
そこに対して、完全に止まられないにしろ、しっかりと考えをもって向かっている姿
その様子が、いじらしくもあり、たくましくもあった。
口にいれて移動していても、草食の「うまそう」は食べない。

大人になればなるほど、思慮深くなるもの。
子供が考えが深くなってゆく姿。
親にとっては、成長を感じる瞬間だと思うし、微笑ましく感じることだと思う。


とにもかくにも、腕立てふせをするティラノサウルスの映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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桜田門外ノ変

2010-11-05 12:36:39 | 映画(さ行)
「直弼の首ひとつ」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
安政7年(1860年)、尊王攘夷を唱えた水戸藩藩主・徳川斉昭は、開国派の幕府大老・井伊直弼より永蟄居を命じられていた。
事態を憂慮した水戸藩士有志は、脱藩して井伊直弼を討つ盟約を結ぶ。
そして安政7年3月3日、関鉄之介ら水戸脱藩士17名と、薩摩藩士1名が実行部隊となり、桜田門前にて井伊直弼を襲撃、首を討ち取った。
その後、薩摩藩が京都にて挙兵し、朝廷を幕府軍から守る手はずになっていたため、関らは京都へ向かうが…。

日本史で幕末のことを習う際には、必ず通る事件「桜田門外の変」。
しかし、この事件の詳細を正確に知っている現代人は少ないのではないだろうか。
本作は、そんな知られざる「桜田門外の変」の詳細を、襲撃部隊の現場を指揮した関鉄之介の視点から描いている。
未曾有の国難に際し、自らの命を賭して事を起こした水戸浪士たち。
無名の一藩士であった彼らがいかに真剣に国の行く末を憂えていたのかが、ひとつひとつのシーンからも伝わって来る。
大沢たかお演じる関鉄之介の妻子役で長谷川京子、加藤清史郎が出演し、悲壮感漂う作品の中で華を添えている。
吉村昭の同名原作を映画化した本作、監督は『男たちの大和/YAMATO』の佐藤純彌が務めている。


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日本が近代国家へと歩むきっかけとなった事件。
「桜田門外ノ変」
この歴史的にみても有名な事件。
NHK大河ドラマ「竜馬伝」も架橋に入り、ある意味非常にタイムリーな作品だ。

大沢たかおにちょんまげのイメージが薄いため、そこに違和感を感じつつも、決して事件を起こした首謀者たちをほめたたえる事をしない作りに、興味をそそられた。
冒頭にも書いたが、近代日本への変化の起点ともいえるこの事件を決して美化することなく描いている。
「直弼の首ひとつ」
このひとつを捕るために、いかに多くの命が失われたか。
その重さをしっかりと認識する必要がある。
たとえ大儀のためとはいえ、これほどの人の命がなくなっている。
そんな事を経過して、今の日本の姿がある。
そのことも、しっかり考えなければいけないと思う。


とにもかくにも、雪の上の鮮血により築かれたものを考える映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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メッセージ そして、愛が残る

2010-11-04 12:22:06 | 映画(ま行)
「マルコビッチの不思議な魅力」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
法律事務所に勤めるネイサンの元に、ある日、ジョゼフ・ケイと名乗る医師が現れる。
幼い息子を突然亡くし、妻や娘と別れてひとり仕事に没頭していたネイサンに、ケイは見知らぬ青年の死を予告する。
半信半疑だったネイサンだが、不思議な出来事が続き、死を予見するケイの能力を信じるようになる。
ケイは死期の迫った人に、その運命と向き合う時間を与えるメッセンジャーの役目を果たしていたのだ。
そしてケイがネイサンの前に現れた理由が解き明かされていく。

舞台はアメリカ、登場人物の多くは英語を話す。
一見、アメリカ映画のようだが、原作はフランスでベストセラーになったフランス人作家によるもので、スタッフの多くはフランス人。
主演のロマン・デュリスもフランスで人気の俳優だ。
人の死を予見できる男の出現により、主人公が「死」と向き合うようになっていく。
神秘主義的なストーリーだが、映画は主人公の歩調に合わせるようにゆっくりと進んでいく。
大きな喪失感を抱えた主人公を演じるロマン・デュリスの演技の成熟ぶり、人気シリーズ『LOST』のヒロインとは異なる抑えた演技が光るエヴァンジェリン・リリーなど俳優陣もいいが、アジアを代表する撮影監督、リー・ピンビンによる美しい撮影も見もの。


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冒頭の衝撃的な交通事故のシーン。
かなりのインパクト。
そして、その後も「生きる」事を執拗がまでにアピールする展開。
少々、重いかも。
と思いながらも、ジョン・マルコビッチの不思議な神秘さ。
その魅力が物語を繋いだ気がする。
人の死が見える彼。
死期を知らせるメッセンジャーとして、ある意味男の妖精のような神秘さがある。
「さすが」の感。

とにもかくにも、生き抜く力を伝える映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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小さな村の小さなダンサー

2010-11-04 12:18:08 | 映画(た行)
「皇帝のダンサー」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
1972年、中国山東省の小さな村に北京から視察団が来て、11歳の少年リー・ツンシンを北京の舞踏学校へ入学させる。
大好きな家族と引き離され、村の英雄として送り出されたリーを待っていたのは厳しいバレエの英才教育だった。
泣いてばかりの辛く心細い日々、チェン先生からこっそり古典バレエのビデオを見せてもらい、初めてバレエの美しさを知る。
やがて成長したリーにアメリカでの研修のチャンスが訪れる。

バレエなど見たこともない幼い子どもに有無をも言わせず徹底的に基礎を叩き込む。
本人にとっては理不尽でも、名ダンサーを生み出すプロセスとしては理に適ったことらしい。
毛沢東夫人江青の政治的文化政策によって入学を許可された北京舞踏学院で頭角を現し、渡米、亡命を経て世界的な名ダンサーとして活躍したリー・ツンシンの自伝を、『シャイン』の脚本家ジャン・サーディとプロデューサーのジェーン・スコット、『ドライビングMissデイジー』の実力派監督ブルース、ベレスフォードが映画化した本作、主演をつとめた英国バーミンガム・バレエ団プリンシパル、ツァオ・チーの華麗な舞台シーンもたっぷりと楽しめる。


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亡命してからの物語の展開が走った感がある。

表現の自由など、様々な自由が抑圧されていた時代。
そんな中、自分のやらなければならない事への開眼をしてゆく姿を巧みに描いていた。

「ホワイト・ナイツ」を思いだした。

当時ソビエト連邦のダンサー。ミハイル・バリシニコフ。
本作品中にもVTRの中で少し登場する。
資本主義と共産主義の冷戦。
今となってはもうかなり昔のことのように思われるが、こんな時代でも人はたくましく生きている。

とにもかくにも、今が恵まれた時代と感じる映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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終着駅-トルストイ最後の旅-

2010-11-03 12:27:52 | 映画(さ行)
「トルストイ主義と現実」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
トルストイ主義者の青年・ワレンチンはトルストイの秘書に採用され、トルストイと同居する事となる。
トルストイの妻・ソフィヤと対立するトルストイの一番弟子・チェルトコフから、ソフィヤの動向を報告するよう命じられていたワレンチンだが、ソフィヤにも気に入られ、トルストイ夫妻が深く愛し合っている事を知る。
しかし、ソフィヤとチェルトコフの板挟みになり苦悩するトルストイは、娘・サーシャを連れて家出するのだった…。

「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」で知られるロシアの文豪・トルストイの晩年を描いた本作。
妻を深く愛しつつも、農奴解放運動などのため、自分の著作権を放棄し、農民たちの生活を助けようとしたトルストイと、純粋にトルストイのことを愛し、自らの生活と子どもたちの生活・財産を守ろうとする妻・ソフィヤの葛藤を、トルストイ主義者の純粋な青年・ワレンチンの目から描く。
映画はワレンチンの初々しく情熱的な初恋と、トルストイ夫妻の50年以上にわたって積み重ねられてきた夫婦愛を対比させ、男女の愛の複雑さと素晴らしさをしっかりと描いている。
トルストイ夫妻を演じたクリストファー・プラマーとヘレン・ミレンの名演も素晴らしい。


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文豪トルストイの晩年を描く本作品。
彼の苦悩と妻ソフィアの関係が、しっかりと描かれた秀作。

愛する人と共に創りあげた現在の地位・名誉。
その対価を享受して何が悪いのかと言う妻。
その財すべておも、国の共産物としたい夫トルストイの考え。

しかし、お互いのことは理解できるがゆえに、現実と理想のハザマに悩む様子。
クリストファー・プラマーとヘレン・ミレンは共にすばらしい演技をしている。
少し、遠くの映画館まで足を運んでの鑑賞だったのだが、その価値は十分にあった。

とにもかくにも、トルストイの最期の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。


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