「書者人也」(書は人なり)
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
四国中央高校・書道部の部長を務める里子は、書道家である父に認められるため、真剣に書道に取り組んでいる。しかし真剣なあまり、他の部員に厳しすぎるのが玉にキズ。そんなある日、書道部の顧問を務める池澤先生が、校庭に生徒たちを集め、大音量の音楽にのせて大きな書をしたためてみせる。これを見て感激した書道部員の清美は、父が営む文房具店の閉店セールの呼び込みとして、里子たちを巻き込んだ「書道パフォーマンス」を計画する。
書道部の高校生たちが、大きな紙の上で洋楽やJ-POPSにのせて筆を走らせ、書の腕とパフォーマンスを競い合う…。小さな町の女子高生たちが、町おこしのために“書道パフォーマンス甲子園”を始めた実話を描く感動作。舞台となる愛媛県四国中央市は、紙の生産高日本一を誇る“紙の町”。だがこの町も不況に襲われ、女子高生たちの生活にも暗い影を落とし始めていた…。そんな町全体に漂う“やるせなさ”を、若さゆえのポジティブ・パワーにあふれた女子高生たちが、晴れやかに振り払っていく。成海璃子らキャストたちが猛特訓を重ね、本物の“書道ガールズ”も登場する甲子園シーンは見応えアリ。これまでの書道の地味な印象をぶっ飛ばす、“書道パフォーマンス”の魅力を、存分に味わえるはずだ。
「goo 映画」こちらから
書道ガールズ!!わたしたちの甲子園 - goo 映画
書道を嗜む者として、観ずにはいられない作品だ。
そう思って映画館へ。
映画としての期待度は、さほど高く持っていなかった。
これは儲けものだった。
映画としての出来栄えのすばらしさ。
主人公の脇にいる人々の物語もしっかり作りこまれている。
さて、書者人也(書は人なり)。
書かれた文字。そこにはその人の「ひととなり」が現れるものである。
書かれる文字。美しかったり雑だったり人それぞれ。
良いとか、悪いとかでは無く、そこに現れる「その人」らしさが大切。
書道展への出展作品へ気持ちの入らない里子。
友人との事。父親の事。いろんなことが、彼女の書道への気持ちを衰退させていた。
気持ちが入っていない字に、新任顧問に「つまらない字」と言われる。
そう、正に「書者人也」。
彼女らしさを取り戻した時。そこにあったのは、書道パフォーマンスだったのだろう。
文字(作品)を仲間とつづる。
そこに生まれる「楽しい」という気持ち。
彼女が書く文字を、生き生きとさせる基なのであろう。
元気をたくさんもらえる、とてもすばらしい映画だ。
とにもかくにも、「楽しむことがとても大切」の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
四国中央高校・書道部の部長を務める里子は、書道家である父に認められるため、真剣に書道に取り組んでいる。しかし真剣なあまり、他の部員に厳しすぎるのが玉にキズ。そんなある日、書道部の顧問を務める池澤先生が、校庭に生徒たちを集め、大音量の音楽にのせて大きな書をしたためてみせる。これを見て感激した書道部員の清美は、父が営む文房具店の閉店セールの呼び込みとして、里子たちを巻き込んだ「書道パフォーマンス」を計画する。
書道部の高校生たちが、大きな紙の上で洋楽やJ-POPSにのせて筆を走らせ、書の腕とパフォーマンスを競い合う…。小さな町の女子高生たちが、町おこしのために“書道パフォーマンス甲子園”を始めた実話を描く感動作。舞台となる愛媛県四国中央市は、紙の生産高日本一を誇る“紙の町”。だがこの町も不況に襲われ、女子高生たちの生活にも暗い影を落とし始めていた…。そんな町全体に漂う“やるせなさ”を、若さゆえのポジティブ・パワーにあふれた女子高生たちが、晴れやかに振り払っていく。成海璃子らキャストたちが猛特訓を重ね、本物の“書道ガールズ”も登場する甲子園シーンは見応えアリ。これまでの書道の地味な印象をぶっ飛ばす、“書道パフォーマンス”の魅力を、存分に味わえるはずだ。
「goo 映画」こちらから
書道ガールズ!!わたしたちの甲子園 - goo 映画
書道を嗜む者として、観ずにはいられない作品だ。
そう思って映画館へ。
映画としての期待度は、さほど高く持っていなかった。
これは儲けものだった。
映画としての出来栄えのすばらしさ。
主人公の脇にいる人々の物語もしっかり作りこまれている。
さて、書者人也(書は人なり)。
書かれた文字。そこにはその人の「ひととなり」が現れるものである。
書かれる文字。美しかったり雑だったり人それぞれ。
良いとか、悪いとかでは無く、そこに現れる「その人」らしさが大切。
書道展への出展作品へ気持ちの入らない里子。
友人との事。父親の事。いろんなことが、彼女の書道への気持ちを衰退させていた。
気持ちが入っていない字に、新任顧問に「つまらない字」と言われる。
そう、正に「書者人也」。
彼女らしさを取り戻した時。そこにあったのは、書道パフォーマンスだったのだろう。
文字(作品)を仲間とつづる。
そこに生まれる「楽しい」という気持ち。
彼女が書く文字を、生き生きとさせる基なのであろう。
元気をたくさんもらえる、とてもすばらしい映画だ。
とにもかくにも、「楽しむことがとても大切」の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。