墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

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メッセージ そして、愛が残る

2010-11-04 12:22:06 | 映画(ま行)
「マルコビッチの不思議な魅力」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
法律事務所に勤めるネイサンの元に、ある日、ジョゼフ・ケイと名乗る医師が現れる。
幼い息子を突然亡くし、妻や娘と別れてひとり仕事に没頭していたネイサンに、ケイは見知らぬ青年の死を予告する。
半信半疑だったネイサンだが、不思議な出来事が続き、死を予見するケイの能力を信じるようになる。
ケイは死期の迫った人に、その運命と向き合う時間を与えるメッセンジャーの役目を果たしていたのだ。
そしてケイがネイサンの前に現れた理由が解き明かされていく。

舞台はアメリカ、登場人物の多くは英語を話す。
一見、アメリカ映画のようだが、原作はフランスでベストセラーになったフランス人作家によるもので、スタッフの多くはフランス人。
主演のロマン・デュリスもフランスで人気の俳優だ。
人の死を予見できる男の出現により、主人公が「死」と向き合うようになっていく。
神秘主義的なストーリーだが、映画は主人公の歩調に合わせるようにゆっくりと進んでいく。
大きな喪失感を抱えた主人公を演じるロマン・デュリスの演技の成熟ぶり、人気シリーズ『LOST』のヒロインとは異なる抑えた演技が光るエヴァンジェリン・リリーなど俳優陣もいいが、アジアを代表する撮影監督、リー・ピンビンによる美しい撮影も見もの。


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冒頭の衝撃的な交通事故のシーン。
かなりのインパクト。
そして、その後も「生きる」事を執拗がまでにアピールする展開。
少々、重いかも。
と思いながらも、ジョン・マルコビッチの不思議な神秘さ。
その魅力が物語を繋いだ気がする。
人の死が見える彼。
死期を知らせるメッセンジャーとして、ある意味男の妖精のような神秘さがある。
「さすが」の感。

とにもかくにも、生き抜く力を伝える映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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マイ・ブラザー

2010-08-07 21:40:42 | 映画(ま行)
「生きのびる為に。その手には、何が握られていたのか。」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)

海兵隊員のサムは、よき夫でよき父。厄介者の弟トミーが出所するのと入れ替わりに、妻のグレースと二人の娘を残し、アフガニスタンに出征する。
しばらくしてグレースのもとにサムの訃報が届く。悲しみに沈むグレースたちを慰めたのはトミーだった。
彼は兄嫁や姪たちを支える中で次第に更生していくが、ある日、死んだはずのサムが別人のようになって生還する……。

スザンネ・ビア監督によるデンマーク映画『ある愛の風景』を、トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンらのスター競演でリメイクした人間ドラマ。
戦場での“ある秘密”を抱えた帰還兵士とその妻、そして鼻つまみ者の弟を中心に、家族の崩壊と再生を描いている。
過酷な捕虜体験のために心が壊れた兄・サムを、トビー・マグワイアが鬼気迫る表情で熱演。
妻の不貞をしつこく疑い、しまいには拳銃を取り出してしまうキレぶりが圧巻だ。
監督は『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』など、家族の在り方を描くことに定評のあるジム・シェリダン。
戦争がもたらす心の傷と、それを家族の絆が癒すことが出来るのかを問う珠玉の感動作だ。

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トビー・マグワイアの演技の迫真さは、言われていた通りのものだった。
しかし、それ以上に気になったのは、彼の娘を演じた少女の演技。
出征が決まった時の悲しい表情。
戻ってきた時のうれしい表情。
父親の様子がおかしいと気がついたときの嫌悪な表情。
いずれもすばらしい。

後の大女優を期待させる。

戦争により壊れてゆく人格。
それに伴って崩れてゆく家族。
戦闘シーンを大きく取ってあるわけでは無いが、反戦へのメッセージが伝わる。
最近、こういった手法を用いた反戦映画、多くあるように思う。

昔の戦争は、国家と国家の戦いであった。
戦力的に大きく差があるわけではない。
しかし、今の戦争は対テロ組織。
国家とは大きく戦力さを持つと思う。
そうなると、テロ組織はいかなる手を使っても勝とうとする。
勝利の為には手段を選ばない。
昔と比べても非情になっているのかもしれない。
過去の戦争を知らない者の勝手な物言いかもかもしれないが、恐ろしい時代である。

とにもかくにも、壊れゆく人格と家族の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
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真幸くあらば

2010-01-27 17:57:49 | 映画(ま行)
「満月の夜に…
   盤代の浜松が枝を引き結び 真幸くあらばまた還り見む」


【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
殺人事件の死刑囚と、その被害者の婚約者だった女が刑務所の面会窓越しに出会い、互いに求め合う姿を描く衝撃作。北野武、竹中直人、行定勲ら、これまで多くの才能を見いだしてきた製作の奥山和由が、詩人の御徒町凧を監督に抜てきして、互いに決して触れえない死刑という期限付きの禁断の純愛を紡ぐ。主演は、『殯(もがり)の森』の尾野真千子と、映画初主演の久保田将至。初の音楽監督となる歌手・森山直太朗が手掛ける音楽も必聴。
カップルを殺害した南木野淳(久保田将至)のもとを、クリスチャンの薫(尾野真千子)が訪れる。薫は淳が殺した男性の婚約者だったが、薫は婚約者の不実を暴いた淳に惹(ひ)かれ、愛を知らずに育った淳も薫によって生きる喜びを知る。互いに求め合う二人は、聖書に小さな文字で書き込み、思いを伝える秘密の通信を始める。


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万葉集に収められている有 間皇子が戦に向かう前に詠んだとされる。
磐代(いわしろ)の浜松の枝を 引き結んだ。 もし願いが叶い、幸いにして無事でいられたら、またここへもどって眺めることにしよう。といった意味である。

生きることへの希望を詠んだこの歌。
主人公で死刑囚の淳は、死を前にする身であるが故か、この歌が好きであった。
しかし、彼には「真幸く」はないのである。
淳が殺した男は彼の元を尋ねる殉教者の薫の元彼。
他の女との逢引き中に殺害された。
薫にとっては、殺害されたといえ裏切られたのだ。

そんな二人が心かよわす純愛の物語である。
しかし、肉欲的でもある。
それは、月を介しての自慰。
満月の夜にと約束した二人は、その月を見ながらの純愛なるSEXにふけるのである。
生きること=SEX。
こんな単純な構図を作ってしまうことは、少々安易のようにも感じる。
何でこんな方向に話が進んでしまう?と思ってしまう。
確かに、生と性は深い結びつきはあると思う。
しかし、生きる望みはそればかりではないであろう。
生殖能力が無くなってからも、何十年と寿命がある生物は、人間だけ。
そんな、人間にとっての生きがいを単純にSEXとだけ結び付けてしまう流れには、少々いただけない気分だ。

生きること。
それは他者とかかわりをもつことであると思う。
この点に関する描き方はとても好きだ。
お互いを認め、心を通わせあう。そして審判の日を迎える。
そんな姿には、涙したし何とか生きる術は無いのかとも思った。
殺伐とした現代。
今の若者は、人と心かよわすことが下手であるように言われる。
しかし、若者だけに限ったことではないであろう。
そんな現代人の一人であった淳。
自分自身にけじめをつけたかったから、死刑判決を受け入れた。
その潔さに、薫も惹かれていった。
そこから生まれた心のつながりは、心惹かれる物があった。

とにもかくにも、幸いにも無事でいられたならば私は…!の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT

2009-11-05 18:10:04 | 映画(ま行)
「I Love You」
この言葉は、信頼の証。
自分達を身にきてくれるファンの為に、自分のみならず、全員の力を最大限に引き出させる。夢の世界を創り出すために。
MJのネバー・ランドを。

【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンによって、死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリー。何百時間にも及ぶリハーサルを一本の映画にまとめあげたのは、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の監督兼振付師で、予定されていたロンドン公演のクリエーティブ・パートナーでもあったケニー・オルテガ。コンサートを創り上げる過程では、偉大なスターであり才能あふれるアーティストでもありながらなおも進化を続けたマイケル・ジャクソンの素顔が垣間見える。
2009年6月、1か月後に迫ったロンドンでのコンサートを控え、突然この世を去ったマイケル・ジャクソン。照明、美術、ステージ上で流れるビデオ映像にまでこだわり、唯一無二のアーティストとしての才能を復帰ステージに賭けながら、歌やダンスの猛特訓は死の直前まで繰り返されていた。

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT - goo 映画


もったいない。
映画というメディア媒体の選択が間違っているように感じます。

一緒に「フォ~!」と騒いで楽しみたい。

映像コンサート等の企画の方がより良かったのではないかと思われてなりませんでした。
映画館では、どうしても静かに鑑賞する必要があります。
コンサート仕立てであるなら、いくら騒いでも問題ない。
そんな意味から、フラストレーションがたまってしまいました。

改めて、彼の偉大さを感じてしまいました。
マイケルは、みんなの力の終結を求め、みんなに「マイケルの為に!」と思わせています。
彼のカリスマ性もあるかとは思います。
しかし彼は、「誉めること」と「自分の信頼を表現する」ことで、全員の心を引っ張り上げていました。それが墨画の中にも書いた「I Love You」という言葉。
彼は、この言葉を頻繁に使っていました。
彼の中には、自分達を見に来てくれるファンに違う世界を見せてあげたい。
そんな思いだったよう。
彼のその姿勢。非常に、プロフェッショナルを感じてしまいます。
本当に偉大な人を亡くしてしまったと思います。

騒げなかったフラストレーションはありますが、そんな偉大な彼の最後の仕事振りは、ぜひ映画館で鑑賞してもらいたいです。
公開期間も残りわずかですが、できるだけ音響の良い映画館で。

彼のご冥福を心より祈りたいものです。

とにもかくにも、本番のコンサートが観たかった映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

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モンスターVSエイリアン

2009-07-28 12:34:02 | 映画(ま行)
いよいよ、アニメの夏が始まりました。子供も私もアニメ映画は大好き。久しぶりに妻と3人で観に行きました。
アニメ映画は、日本の物も海外の物も「映画」ということでか、しっかり作り込んであるものが多く、大人でも十分に楽しめる作品が多いように感じます。
そんな中では、多少子供向きかも知れない、とは思いました。
しかし、ドリームワークスっぽい絵の感じは引き続き。
仲間のモンスターたちも個性豊かな人(いやモンスター)達ばかり。
彼らの特徴を生かした活躍の場がもっと上手く作られていたら、もっと楽しかったと思います。

「15m21cmの巨大な女の子は、
真のチームと出会い、真の役割を知る。だけど女の子」
真の役割、自分自身の存在意義(レイゾーン・デートル)。なぜ、ここに生まれ、ここに生きるのか。
私も、数十年前の遠き青春時代には、そんなこともよく考えたものでした。
答えらしいものも見つかることなく、「なんとなく」「それらしいもの」をみつけて今まで生きてきているように感じます。
15メートルなどと、巨大化してしまうとある意味必然的に存在意義は決まってくるのかもしれない。
そこに生きがいを感じるかどうか。
スーザンの場合、そこに良い仲間と自らの存在意義が見つけられてよかった。
だけど、本当は女の子。もっと普通の女の子らしい生き方が出来ない選択肢。
それは、かわいそうなことかもしれないな。
などと、アニメを見て、こんなカチカチなことを考えていました。
だけど、気楽に観てもらって、楽しめる作品だと思います。
アニメ映画は、一貫したテーマがしっかりしているので、見ていても分かりやすく伝わりやすいから好きだなー。
とにもかくにも、巨大女の子は世界平和の夢を見るの映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】(シネマトゥデイ様より引用させていただきました。)
『シュレック』シリーズのドリームワークス・アニメーションが、最新3D技術を駆使して製作したモンスター・パニック・アニメーション。ごく平凡な女性から急に巨人になってしまったヒロインが、しぶしぶ個性的なモンスターたちと協力してエイリアンに挑む姿を描写する。ビッグな主人公の声を担当するのは『ペネロピ』などのハリウッドの若手実力派、リース・ウィザースプーン。奇想天外な勧善懲悪ドラマに最初から最後まで目がくぎ付け!
結婚式当日、スーザンは隕石に衝突して突然身長が、約15メートルの巨人に変身してしまう。彼女は政府によって新種のモンスターの烙印(らくいん)を押され、そのほかのはみ出し者のモンスターらとともに秘密基地に収容される。ある日、突如エイリアン・ロボットが地球に現れ攻撃を開始したため、スーザンはモンスター軍団とともに戦うよう言われるが……。

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宮本武蔵/双剣に馳せる夢

2009-07-01 18:00:50 | 映画(ま行)

宮本武蔵、好きなんですよ。
命をかけて剣を極める。負けは自らの死につながる。
そのため、どんな手を使おうと勝つ。たとえ、女・子供を殺めることになっても。
そんな姿に自分には無い部分を見るようで。
しかし、私が好きな書画に長けている。そんなアンバランスさ。
とても、魅力を感じる偉人である。
従って、吉川英治の「宮本武蔵」も読んだ。
NHKの大河ドラマ「宮本武蔵」役所広司演ずる。(かれこれ20年くらい前なのかな。)
市川海老蔵演ずる。共に観た。
漫画「バカボンド」。井上雄彦の絵は、タッチが水墨画みたいな雰囲気があり好きだ。
さて本作品。「武蔵の兵法書である「五輪の書」から新たな武蔵像を描く。」との事だった。、どんな武蔵の物語が描かれるかを楽しみにしていた。
しかし、物語ではなかった。(残念!)
押井守の名前がでてきては、そう思うよ。
ドキュメンタリー仕立て。プレゼンを観ている様。
吉川英治が描いた武蔵像は、兵法者として、戦いに明け暮れた「刀の巧」。
しかし、実際の武蔵は「騎乗の軍師を志し」ていた。
晩年、細川氏で兵法指南役として士官を果たしている。
吉川英治の描いた武蔵は、かなりの脚色があり実在とかけ離れていることは以前から知っていた。
だから、普通に思われている武蔵という人物像とはかなり乖離があると思う。
そういった意味では、観ると勉強になるし、面白いかもしれない。
だけど、やはり物語で観たかった。
墨彩画は武蔵の作「枯木鳴鵙図」を私なりに描いた。
武蔵は絵師としても、卓越なる才能を発揮した人物。
もずが留まる枯れ木。その木を上に昇る虫。
この絵の後、弱肉強食の戦いが始まったであろう絵。
その緊張感が武蔵らしいと評される作品である。
もずと虫のにらみ合いがより解るように、少しフカンの構図で描いてみた。
とにもかくにも、「二天一流」の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】(シネマトゥデイ様より引用)
二刀流の“二天一流”など数々の伝説を残し現代でも根強い人気を誇る江戸時代初期の剣豪、宮本武蔵の虚構と真実に迫る時代劇アニメーション。「攻殻機動隊」などの巨匠・押井守が原案・脚本を務め、武蔵自身が記した「五輪書」をベースに、その極意をまったくの新解釈でエンターテインメント作品として表現。制作をプロダクション I.G、「サムライチャンプルー」の中澤一登がキャラクターデザインを担当する。武蔵を通してサムライの本質を描く骨太ドラマに注目。
不敗の剣聖にして精神の修養者、また求道者としても知られる江戸時代初期の剣豪、宮本武蔵。二刀流の“二天一流”を駆使して数々のライバルと華々しい合戦を繰り広げた一方で、悲哀な人生を送ったともされる。武蔵自身が記した「五輪書」を原案に、虚構と真実が入り混じった武蔵の知られざる姿が明かされる。

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宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢― - goo 映画
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ミーシャ/ホロコーストと白い狼

2009-06-24 17:48:26 | 映画(ま行)
この子すごい!
これが初主演となる子役のマチルド・ゴファール。
彼女の体当たりの演技が素晴らしい!
「お腹すいたー。」
絶叫が頭からはなれない。
白い狼の遠吠えの様に荒野に響く様子は本当に物悲しかった。
狼の遠吠えも、「お腹すいたー。」と言っているのかもしれない。
ミミズを食べたり、野ウサギを食べたり。
食べることはすごくグロい。下手なホラー映画よりも生なましい。

人間は自らを守るためには、残酷なものである。汚らしく盗みを働く者は、子供でも容赦ない。
動物はそれとなく見ててくれたり、えさを分けてくれたり温かい。
しかし、人間も温かい。
彼女を救ってくれる多くの人々との出会い。
人もまんざらではない。

何を書いても陳腐になりそうなくらい壮絶。
ぜひ観てもらいたい。

戦争を描かずして反戦を訴える映画のひとつとして、すばらしい作品だと思う。
とにもかくにも、私は生きる。映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
1942年、ベルギーの首都ブリュッセル。
ユダヤ人の少女ミーシャは、両親と共にナチスの目を逃れるため、隠れた生活をしていた。ある日、学校に行っている間に両親がナチスに連行されてしまった。
両親が東の方に連れて行かれたと知り、コンパスひとつを頼りに東へ向けて歩み始める。寒さと飢えから盗みをしたり、ミミズを食べたり。やがて、森の中で行き倒れそうになった彼女のもとに、一匹の白い狼が現れる。
ホロコーストから逃れた少女が、狼とともに放浪しながら生き延びる姿を描いたドラマ。監督・脚本は「女優マルキーズ」のベラ・ベルモン。


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真夏のオリオン

2009-06-22 21:24:45 | 映画(ま行)

戦略をめぐらす戦い。
そんな映画。反戦を大々的に歌い上げる作品とは、少々趣が違う。
「亡国のイージス」が面白かったので、本作も観ることにした。
共に、アクションシーンは何だかチャッチイ。
この部分は、やはり日本映画。ハリウットとは金の使い方が違うためいたしかた無い。
そこに、期待すると「どうも…。」かもしれない。
お互い見えない相手だけに作戦の勝利。とっさの機転が利くほうが勝つ。
潜水艦ものの楽しみのひとつ。
その視点で見ると非常に面白い作品だと思う。
艦長を務める倉本を演じる主演、玉木宏。倉本の口癖が
「もったいない」
永谷園のお吸い物でもこぼしたか?
と劇中も思ってしまい、少し笑えてきた。
しかし、ここでの「もったいない」は人の命。
「回転」と呼ばれる魚雷版「神風」。特攻兵器である。
なかなか、この兵器を使わないんだ。この艦長は。
先の大戦中、「天皇陛下のためなら死もいとわぬ」という考えが中心だったと思う。しかし、潜水艦の艦長という要職の人材が、「もったいない」と言う考えなのは、何だか???
終戦間際、敗色強い中なのでそうなのかもしれないが。
何とか生きて帰ろうとする。そんな姿が見ごたえのある駆け引き戦争を描き出しているのだろう。
「オリオンよ。愛しき人に示せ、帰り路を。決して迷うことのないように。」
この言葉が作品の全てだと思う。

とにもかくにも、見ごたえの戦争映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
池上司の小説「雷撃震度一九・五」を、「亡国のイージス」「ローレライ」の福井晴敏がオリジナルの要素を加えて映画用に脚色。篠原哲雄監督がメガホンを取った戦争アクション。太平洋戦争末期、互いに姿の見えないまま激闘を繰り広げる日本海軍イ-77潜水艦と米国海軍駆逐艦パーシバルの乗組員たちの姿を描く。
日本海軍はアメリカ海軍の燃料補給路をたたくためイ-77をはじめとする潜水艦を配備していた。イ-77の艦長・倉本(玉木宏)や同作戦に参加する海軍兵学校からの親友、イ-81の艦長・有沢(堂珍嘉邦)はアメリカ海軍駆逐艦パーシバルを迎え撃つ。しかし、同駆逐艦は知略をめぐらし、日本側の防衛ラインを切り崩してゆく。
主演の玉木宏ほか、CHEMISTORYの堂珍嘉邦が映画初出演。戦時中と64年後の現代をつなぐ2人の女性を北川景子が1人2役で演じる。


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ミルク

2009-05-09 22:56:49 | 映画(ま行)
「マイノリティーにも、希望を。」

ミルクのやさしげな表情が印象的な映画。

しかし、男同士が愛を囁きあうのは、どうも美しくない。
こう思うこと事態に偏見があると言われてしまえばそれまでだが、だからといって社会的な機会などにおいて差別があることは問題だと思う。
そんなものに対し、闘っているミルクの姿は共感を覚える。
ショーン・ペンのアカデミー賞、主演男優賞の演技は伊達ではなくすばらしいものでした。
ことのほかご本人に似ている。ショーン・ペンを見ている感じではなかった。

小さい頃から、民主主義とは多くの人の意見を持ち寄り、より多くの人が共鳴できる内容に話し合いを行うと習った。
多数決もそういったことを決定する手段として、小学生の頃から行っている。
しかし、少数派で切り捨てられた人の意見は無視では困る。
ここでは、マイノリティーと言う言葉を使っているが、少数者の権利が侵害されるのでは、真の民主主義とはいえないのではないだろうか。
我々の周りには、そういった数の理論が往々にして存在し、知らず知らずに他人の権利侵害をしてはいないだろうか?

とにもかくにも、少数者にも希望。の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】
同性愛者であることを公表した上で、米国史上初めて公職に就いた政治家ハービー・ミルクの半生を描いた伝記ドラマ。
1970年代のニューヨークで暮らすミルク。彼は、同姓愛者であるがそのことを隠して暮らしていた。そんな自分の人生を変えたい。そんな思いからサンフランシスコに引っ越す。
生来の人柄でゲイやヒッピーたちに慕われる彼は、市制執行委員会の選挙に立候補する。
マイノリティに対する権利と機会の平等を求め、世間の差別や偏見と戦うために。
第81回アカデミー賞では、主演男優賞(ショーン・ペン)、オリジナル脚本賞を受賞。監督は「エレファント」のガス・バン・サント。

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マダガスカル2

2009-03-28 21:06:23 | 映画(ま行)

「アフリカでも、深まる四匹のきずな」

マダガスカル島を飛行機で脱出した4匹(?)のおなじみの動物たち。飛行機の不時着で今度は、アフリカに。

動物園育ちの4匹にとって、仲間が始めて出会う同種たち。特に、ライオンのアレックスは生き別れの両親と再会。

都会育ちのアレックスたちとアフリカ育ちの同種の仲間。

その育ちの違いによるギャップが、いろいろと面白い。自分は分かっているはずと思っている。しかし、相手は分かっていなくて行き違いになる事って我々の周りにもあるよね。その分からない理由が、それぞれの生きてきた環境によるものだったり、行き違いだったり。

ペンギンたちとマダガスカルの王。そして付き人(動物)たちも相変わらずのはしゃぎぶりで、前作同様しっかり楽しめます。

ペンギンボスは、実はこんな趣味があるのか。というのも分かり楽しい。

カンフー・サバイバル婆さんの登場のさせ方が上手かった。

復習無しでも、一作目を知らなくても彼女の位置付けがしっかり分かる。一作目でもあまり目を引かないキャラなので、丁寧に説明してある。

ここからネタばれ含み。反転モードで!

ペンギンたちによるトラブルで、サバンナに置き去りになる人間達。その人間達を取りまとめてしまうのが、この婆さん。

人間の力を発揮します。ダム作ったりもします。おかげで、オアシスの水が干上がって…。

本当に人間は、自然・野生に対し大きな影響を与えてしまうよね。これが、今、話題の環境問題へと繋がるのだから。

人は、自分達のためだけにならず、この頭脳をフル回転させて地球のこと、その先に起こる事まで、視野に入れて行動したいものです。

一体、彼らは何時になったらニューヨークに戻れるのか?

もう、戻れなくってもいいんじゃないの!十分、楽しそうじゃん。

とにもかくにも、野生の王国の映画に出会ってしまった。だから、映画好きはやめられない。

【STORY】

ニューヨーク動物園からマダガスカルに漂着した動物たちの珍騒動を描いたCGアニメの続編。

ライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアは、ニューヨークに帰ろうとマダガスカルを飛行機で出発する。しかし、燃料切れでアフリカ大陸に不時着。

そこで生まれて初めて自分と同じ種の動物たちと触れ合い、しばしの感動を味わう。特にアレックスは生き別れの父と母に再会する。

しかし、群れの長である父の座を狙う者が現れる。

声の出演に、ベン・スティラー、クリス・ロック、ジェイダ・ビンケット・スミスら豪華キャストが揃う。

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