邦題の付け方が、ガンダム好きにはたまらない付け方だなー。
原題は「Rocket Men」。
人類の宇宙への思い。そのために払ってきた多大なる犠牲。
これは、NASAの失敗と成功のドキュメンタリー。
映像も美しい。
ゴスペラーズ、日本版主題歌のサさびの一節。
「あの宇宙(そら)へ届くまで 両手、伸ばし続ける。」
宇宙(そら)をめざし、あきらめない。
多くの命を犠牲にし、行われてきたアメリカの宇宙開発。
毛利さん。若田さん。など日本人宇宙飛行士の活躍が話題にできるのもこの尊い犠牲の元にあることを認識しなければならない。
そんな、辛い経験をしてきているNASAの関係者にささげられた本作品である。
いくつか語られている中で、私の世代的には、やはりスペースシャトル「チャレンジャー」の事故である。
事故当時、私は高校~大学の頃だったように思う。
ニューズウィーク紙の表紙が爆煙の様子だったことを覚えている。
特に、この事故のときはクリスタ・マコーリフさんが搭乗していた。
アメリカの民間人。確か学校の先生だった。
宇宙から授業をする予定もあったはず。
学生だったから非常に衝撃を受けた。
人間の未知へのあこがれ、決してあきらめない心。
宇宙だけに限らず、この心こそが、人間の生きている証だろう。
可能性に向かって突き進む姿は、感動を覚える。
とにもかくにも、フロンティア・スピリットは永遠に。の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。
【STORY】(シネマトゥデイ様より引用させていただきました。)
『ディープ・ブルー』『アース』で壮大な自然をとらえたイギリスBBCが、NASA50年の歴史を探るドキュメンタリー。NASAに眠るオリジナル・ネガフィルムを史上初めてひも解き、息をのむほどの宇宙の美しさとともに、宇宙開発にともなう挫折や苦難、そして成功をドラマチックに映し出す。監督はダイアナ妃や911テロ事件を題材にしたドラマなどを手掛けてきたリチャード・デイル。宇宙への夢に懸けるNASAの人々の真摯(しんし)な姿に圧倒される。
設立から50年、人類初の月面着陸に成功してから40年が経過したNASAには、知られざる記録フィルムが残されていた。ロケットの打ち上げ失敗、船内火事、宇宙飛行士の死などさまざまな事故に遭遇しながらも、なお彼らは宇宙への飽くなき挑戦を続けてきた。
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宇宙(そら)へ。 - goo 映画