馬場あき子の外国詠49(2012年2月実施)
【ロイス川の辺りで】『太鼓の空間』(2008年刊)176頁
参加者:N・I、井上久美子、崎尾廣子、曽我亮子、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:N・I 司会とまとめ:鹿取 未放
352 そこにゆく秘密のおそれアンティクの壺に魂を吸はるるやうな
(当日意見)
★古いものには歴史の重みがあって、それに魂が奪われてしまいそうだと言っている。(曽我)
★「そこ」は、壺のことをさしている。(藤本)
★作者には「やうな」に類するまとめ方は少ない。(崎尾)
★「やうな」という危うい収め方が、アンティックのすばらしい壺に否応なく魂が吸い寄せられて
いく恍惚感をうまく表現している。(鹿取)
★作者は快い気分になっている。その欲しいものが有るところへ、店でもよいが行きたくなるのだ。
(曽我)
【ロイス川の辺りで】『太鼓の空間』(2008年刊)176頁
参加者:N・I、井上久美子、崎尾廣子、曽我亮子、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:N・I 司会とまとめ:鹿取 未放
352 そこにゆく秘密のおそれアンティクの壺に魂を吸はるるやうな
(当日意見)
★古いものには歴史の重みがあって、それに魂が奪われてしまいそうだと言っている。(曽我)
★「そこ」は、壺のことをさしている。(藤本)
★作者には「やうな」に類するまとめ方は少ない。(崎尾)
★「やうな」という危うい収め方が、アンティックのすばらしい壺に否応なく魂が吸い寄せられて
いく恍惚感をうまく表現している。(鹿取)
★作者は快い気分になっている。その欲しいものが有るところへ、店でもよいが行きたくなるのだ。
(曽我)