■メイン写真
弥十郎ヶ嶽から、曇天の多紀連山方面を望む
■今回のコース
東山城跡駐車場→辻ノ稲荷社(四本杉)→弥十郎北峰→弥十郎ヶ嶽→八上山→
ハハカベ山→四つ辻→農文塾分岐→北中山→丈山北峰(シドロ峰)→飛曽山→三角点→
「山の郵便屋さんの通った道」標識→東山城跡駐車場
丹波の南端、大阪府がもうすぐそこ、という場所にある弥十郎ヶ嶽。
しかし、公共交通機関がなかなかに乏しく、意外にも行きにくい山である。
今回、東山城跡駐車場を起点として、弥十郎ヶ嶽からぐるっと回って比曽山経由の周回
ルートを歩いてきた。10kmほどの行程中に6座を踏む、アップダウンに富むルートだ。
東山城跡駐車場。
戦国時代に地元の国衆、波々伯部氏が築いたという東山城跡には行かない。
獣除けゲートを通るとすぐに、辻ノ稲荷堂がある。
境内には珍しい株立ちの四本杉が、際立った存在感で待ち受ける。
涸れた谷筋の作業道を登る。
右の尾根へ逃げるタイミングを誤り、修正するのに最短距離をとる。急登一番、狙い通りの
尾根に合するが、そこでも急登が待ち構えている。
畑市集落へのジャンクションピークは、最近、弥十郎北峰と呼ばれている。
この先で、弥十郎ヶ嶽の名前の由来とも言われる、山賊が住んでいた洞窟に続く
谷道への分岐を経て、弥十郎ヶ嶽のピークに立つ。
山頂は北側が開け、多紀連山が見える。
八上山の目立たないピークを踏んだあと、少し戻って、「篭坊」への表は四季に従い南東への
支尾根に乗る。「八上山」の古い標石がある。
落ち葉が積もる急坂あり。
かと思えば植林地と自然林との境目の、歩きやすい道もあり。
ハハカベ山。ここも、先ほどと同様、「ハハカベ山」の標石がある。
このあたりはかつて、波々伯部氏の領地で、北の麓には波々伯部(ほおかべ)神社もある。
ふと目をやった樹の幹に、ナナフシ。12月にまだいるのか。
四つ辻を経て農文塾分岐へ。ぽつぽつと雨粒が落ちてきたので、レインウェアを着る。
を経て、尾根の途中の、なんということもないピークに「北中山」の表示。
続いて、すぐに丈山北峰(シドロ峰)に到着。ここも地味なピークだ。
尾根道にちょっとした岩が見られようになるが、岩場を登るわけではない。
比曽山のピークは狭い岩盤になっていて、真西に弥十郎ヶ嶽が見える。
比曽山からの下りが核心部。ものすごい急坂に、落葉広葉樹の落ち葉が積もり、
めちゃくちゃたいへん。木の幹を頼りに慎重に下る。
三角点「比曽山」の少し先で尾根筋を離れるが、下り口に倒木が立ちはだかり、
これまた難儀する。一気に下ると、辻集落から続く林道に出あう。
そこには「山の郵便屋さんの通った道」の標識がかかる。
あとは林道を歩き、途中の獣除けゲートを通って駐車地に戻る。
距離のわりに、なかなかハードな山行となった。
弥十郎ヶ嶽から、曇天の多紀連山方面を望む
■今回のコース
東山城跡駐車場→辻ノ稲荷社(四本杉)→弥十郎北峰→弥十郎ヶ嶽→八上山→
ハハカベ山→四つ辻→農文塾分岐→北中山→丈山北峰(シドロ峰)→飛曽山→三角点→
「山の郵便屋さんの通った道」標識→東山城跡駐車場
丹波の南端、大阪府がもうすぐそこ、という場所にある弥十郎ヶ嶽。
しかし、公共交通機関がなかなかに乏しく、意外にも行きにくい山である。
今回、東山城跡駐車場を起点として、弥十郎ヶ嶽からぐるっと回って比曽山経由の周回
ルートを歩いてきた。10kmほどの行程中に6座を踏む、アップダウンに富むルートだ。
東山城跡駐車場。
戦国時代に地元の国衆、波々伯部氏が築いたという東山城跡には行かない。
獣除けゲートを通るとすぐに、辻ノ稲荷堂がある。
境内には珍しい株立ちの四本杉が、際立った存在感で待ち受ける。
涸れた谷筋の作業道を登る。
右の尾根へ逃げるタイミングを誤り、修正するのに最短距離をとる。急登一番、狙い通りの
尾根に合するが、そこでも急登が待ち構えている。
畑市集落へのジャンクションピークは、最近、弥十郎北峰と呼ばれている。
この先で、弥十郎ヶ嶽の名前の由来とも言われる、山賊が住んでいた洞窟に続く
谷道への分岐を経て、弥十郎ヶ嶽のピークに立つ。
山頂は北側が開け、多紀連山が見える。
八上山の目立たないピークを踏んだあと、少し戻って、「篭坊」への表は四季に従い南東への
支尾根に乗る。「八上山」の古い標石がある。
落ち葉が積もる急坂あり。
かと思えば植林地と自然林との境目の、歩きやすい道もあり。
ハハカベ山。ここも、先ほどと同様、「ハハカベ山」の標石がある。
このあたりはかつて、波々伯部氏の領地で、北の麓には波々伯部(ほおかべ)神社もある。
ふと目をやった樹の幹に、ナナフシ。12月にまだいるのか。
四つ辻を経て農文塾分岐へ。ぽつぽつと雨粒が落ちてきたので、レインウェアを着る。
を経て、尾根の途中の、なんということもないピークに「北中山」の表示。
続いて、すぐに丈山北峰(シドロ峰)に到着。ここも地味なピークだ。
尾根道にちょっとした岩が見られようになるが、岩場を登るわけではない。
比曽山のピークは狭い岩盤になっていて、真西に弥十郎ヶ嶽が見える。
比曽山からの下りが核心部。ものすごい急坂に、落葉広葉樹の落ち葉が積もり、
めちゃくちゃたいへん。木の幹を頼りに慎重に下る。
三角点「比曽山」の少し先で尾根筋を離れるが、下り口に倒木が立ちはだかり、
これまた難儀する。一気に下ると、辻集落から続く林道に出あう。
そこには「山の郵便屋さんの通った道」の標識がかかる。
あとは林道を歩き、途中の獣除けゲートを通って駐車地に戻る。
距離のわりに、なかなかハードな山行となった。