Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2011年3月26日(土)まだ梅が咲く和歌山・龍門山で、雪がちらつく

2011年03月28日 | 山登りの記録
人生のベテランさんたちと、和歌山・龍門山に出かけた。
やはり日本全体が謹慎モードであり、今日は4人だけのご参加。

JR和歌山線粉河駅が起点。国道24号線を渡り、龍門橋を渡る。
今まで、クルマで登山口まで行ってたので、歩くと意外に川幅が広いのに気づかされる。
さすがは紀ノ川である。

桃、梅、ミカン、柿などの果樹園を抜ける。
いつもこの時期に咲いている桃はまだ全然で、梅が満開だった。



登山口からは、まずは左に田代ルートをとり、長い上り坂に挑む。
湧き水の流れる祠を経て、さらに登ると、ホオノキの大木のところで
ひとときの平坦地を迎える。ここで休憩。
先日、北海道でテレマークを始めて練習してきたというO里さんが、
お土産の「白い恋人」を皆に配ってくださった。
このおかげでパワーが湧いた。さらに続く坂を汗をかきながら登り、田代峠へ。

3年前に登っているのだが、今回はコース全体にわたり、標識が真新しい。
(前回遊んだ時の記録)
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/e03058da2dbf5936720c094e71a52264

尾根は、風が通り抜けて寒い。2度ほど、それなりの登り坂を経て、磁石岩に着く。



眺めもよいが、やはりここは、磁力チェックが面白い。
めいめい、方位磁石を取り出して、「あ、北を指さない!」「隣に置いた2台の磁針が
違うほうを向く!」と大ハシャギ。

すぐ先の龍門山のピークは、誰もいなかった。何度かここに来ているが、
こんなのは初めて。景色を楽しみ、記念写真を撮る。



山頂を少し西に下りたところに広場がある。ここで風を避け、昼食にする。
ちらちらと、風花が舞っている。3月下旬なのに!和歌山なのに!
「Mr.Dashとともちゃんは、いつも珍しいカップラーメンを持ってきてる」と
細部のチェックを怠らないO屋さんのツッコミが入る。
O屋さんには以前、ラーメンを一口、奪われてしまったことがあるが、
今日はセーフ(笑)。

下山にとりかかる。緑がかった蛇紋岩がゴロゴロしているが、浮いていないので
歩きやすい。
ほどなく、風穴と明神岩に着く。
明神岩から紀ノ川、そして和泉山脈のワイドビューを愉しむ。本当に見事な絶景だ。



1本、クライミングの“模範?”演技。Mr.Dashの今日の靴は、
新しいトレランシューズだが、ソールがクライミング用のステルス張りになっており、
吸い付くような感じがする。
岩の下はずいぶんブッシュが茂っており、掃除が必要だと感じたが、
岩は相変わらず堅固である。ただしクライミングシューズではないので、
ともちゃんにはザイルのテンションをできるだけかけてもらった。
二人、懸垂下降に入る姿勢を体験していただいたが、スリル満点だったのでは。

中央コースの下山口には、立派な看板も立っていて、見違えるほどだった。
林道脇にはフキノトウやツクシ。いよいよ、春本番である。

それなりの登り甲斐もあり、ユニークなランドマークに恵まれたこのルート、
今回もたっぷり愉しむことができた。


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