Darkness Before the Daylight Blog

鋼の錬金術師、黒子のバスケにまつわる人々、漫画やアニメ、日々の楽しみ、その他つれづれ。

訂正

2011-02-27 22:47:42 | 日常

先日アップした「兄弟(1)」に、ランプの明かりに関する記述があるのですが、

ふと調べてみたら、当時の明かりは主にろうそくだったらしいので、修正しました。

ランプが存在しなかったわけではないようですが、油の品質がまだ良くなかったので

明るさが不安定だったのかもしれません。それなら複数のろうそくを使った方が、たぶん

目に優しいでしょう。現在も使われているオイルランプができたのは、19世紀になって

からのようです。

ご来訪、拍手ありがとうございます!


兄弟(1)

2011-02-26 17:45:18 | 更新しました

このところ論考を書きながら、水面下では騎士ロイと王子エドワードに萌えまくっていました。

王子と騎士や貴族のお話が読みたいとリクエストを下さった方がおられまして、

どんな話にしようかと考えていたところ、以前頂いていた義親子設定のリクエストと

重ねた話にすることを思いつきました。

リクエストを下さった方々、発想のきっかけをありがとうございました!

ロイとエドは、年齢差が親子としては小さいので義兄弟設定になりましたが、リク二つを

一緒にしてみたらもうたまらない感じになり(管理人的に、ですが)世界史をとったことが

ないのにもかかわらず、ちまちまと中世の様子を調べて書き始めました。

時代考証はかなり怪しいです。当時のヨーロッパでは戦争や病気の流行が続き、

年代ごとの風俗の記録が散逸してあまり正確に残っていないため、13~14世紀あたりという

アバウトさで、特定のモデルの国も決めていませんが、雰囲気だけでも出ていればと

思います。こんなんで申し訳ありませんが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

また、今回はロイの独白形式で進行するという、新しい書き方にチャレンジしています。

いつか思いついたら、義親子設定も書きたいと思います。

ご来訪、拍手ありがとうございます!


論考(2)妄想ガチバトル ロイ・マスタング最強試論1

2011-02-25 00:38:47 | 考えてみました

キンブリー対ロイ

大佐の焔の錬金術の攻撃力の大きさ、自在さについては前回述べたが、

他のキャラクターとの比較を通してさらにその個性を考えてみることにする。

ここでいう「ロイ・マスタング最強」とは、戦いを運が左右することを十分考慮した上で、

大佐と他のキャラクターが戦ったと仮定した場合、大佐が十回中六回以上勝つ可能性が

十分あるという意味、もしくは戦場での人間兵器としての有用性が、大佐の方が上回る

という意味である。

戦いは常に先手必勝の要素を含む。それは攻撃は最大の防御だからである。

キンブリーと大佐が戦った場合、先に攻撃を当てた方が勝つと言って差し支えないだろう。

逆に、当たらなければどうということはないとも言えるが。

この二人の「焔の錬金術」と「紅蓮の錬金術(仮称)」は、大元としては同じものだと考えられる。

キンブリーの操る「爆発」は、「燃焼」の一形態で、急激に気体が膨張して起こる、轟音や破壊を

伴う燃焼を爆発と呼ぶからである。

つまり紅蓮の錬金術は、爆発に特化した焔の錬金術であるともいえる。

キンブリーと大佐の、焔と爆発の破壊力の差は判定が難しい。その理由は、キンブリーは

町一つを吹き飛ばすほどの力を持つが、その錬成は賢者の石を用いて行われているから

である。腕時計をおもちゃに変えた時は使っていなかった可能性が高いが、それ以外では

常に賢者の石がブースターとなっている。

そのため、未使用状態での攻撃力が未知数で、比較しにくいのである。

キンブリーと大佐は生き方の価値基準が全く異なっている。キンブリーが軍内部で重用されて

いたのは、錬成そのものの特殊性や能力に加えて、彼の人間性がイシュヴァール戦や

ホムンクルスたちの行動にとって都合が良かったためではないだろうか。

「好きなこと(=破壊と殲滅)を存分にさせてくれるなら、誰に従うかは問題ではない」という

考え方をする危険な人物は、これ以外に有効で安全な利用法がなかったとも考えられる。

キンブリーの人物像についてみると、破壊と殲滅の美学に対する偏執的な強いこだわりに

対して、自分自身の存在へのこだわり(生きていたい、死にたくないという欲求)がきわめて

希薄であり、「生き方には強くこだわるが、生きること自体にはこだわらない」という珍しい

行動様式が見える。

キンブリーの一種カルトな人気は、一つにはこれに起因するのではないかと考える。

反面大佐は、焔の錬金術を国の平和のために役立てようとしていたのに、それを

人を殺すために使用せざるをえなかったことに対して、後ろめたさと怒りをもち、無力感に

苦しんだことが行動の原動力になっている。

彼ら二人の差は、直接恨みのない相手を倒すことにどの程度の抵抗を覚えるかにも

あるのだが、ガチバトルを設定した場合、最初から相手を倒す気で向かうならば、この点に

差がなくなるため、どちらが勝つかは時の運、五分となる。

戦場での有用性に目を向けると、キンブリーの「爆発」は破壊力が大きいため、最強の武器と

なるが、細かい調整が難しいことから、敵だけでなく殺したくない者まで巻き込んだり、

壊したくない物まで壊したりしてしまう。その点から汎用性という点では、両方使いこなせる

大佐の「焔」の方が高いのではないかと考える。

と言うわけで大佐に僅差で軍配。特に扉を開けてしまった後の大佐は防御も隙なしで、

「賢者の石を使わない」という条件のもとなら、負けるとは考えにくいのです。

しかしキンブリーも好きですわ…自分はああはなれないですから。

ここまで読んで下さってありがとうございました!

次回は妄想ガチバトル2 ブラッドレイ対ロイになります。

ご来訪、拍手ありがとうございます!


赤が好き

2011-02-24 06:34:24 | 日常

買い物に行ったら、赤いドクターグリップのシャーペンを見つけて

大喜びで購入しました。赤が大好きなもので…

服は赤いのはあまり着ないのですが、小物系は赤いのが増えつつあります。

携帯は防水・ショックレジストが欲しかったので、四年物のG's oneの白です。

当時赤がラインナップにありませんでした。買い換えの時に同じシリーズに赤があったら

間違いなくそれを買うことでしょう。男性用っぽいデザインですが、その辺りは全然平気!

パソコンを買ったときも「赤いのください」と言って買いました…

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

2/22   1:52頃  Gさま

いらっしゃいませ!焔の錬金術師最強説にコメントありがとうございます!

楽しんで頂けて嬉しいです!年末頃から温めてきた話なので思い入れあります(笑)

大佐の強さかっこよさについて理由や根拠をまとめてみたかったというだけで、

学術的な部分についてはあまり自信がないので、一応そんな考えもあるという

程度で読んでくださいませ。そしてまだまだ続きますよ!(どんだけ好きなの私…)

某国の大佐については(汗)大佐といえばロイ・マスタングなイメージができてしまって

いるので同感です。このごろ政情不穏な国が多いので心配です。

よろしければまたどうぞ!いつもロイ・マスタング大佐カッコイイと呟いています。

ちなみに「少佐」といえば私にとってはエーベルバッハ少佐で(笑)別作品ですみません。


論考(3)-2 焔の錬金術を読み解く

2011-02-21 22:18:33 | 考えてみました

(拍手コメントお返事は下の方にございます)

物を燃やす、すなわち燃焼のために必要な条件は、「可燃物」「酸素」「火種」である。

ロイ・マスタング大佐の焔の錬金術も、これらを司る。その驚嘆すべき破壊力と有用性は、

焔の規模と燃焼速度の調整が自在である点に支えられている。

ここでいう焔の規模とは、対エンヴィー戦での、大火力とピンポイント攻撃の使い分けに

象徴される、最も効果的と思われる大きさの焔を、目指す位置に発生させることを指す。

燃焼速度とは、瞬間的に多くの物を燃やしたい時に、轟音や破壊を伴う爆発を起こすか、

視覚による恐怖を与えたい場合に、長く継続して燃える形の焔を発生させるかを

選んで行うことが可能であるという意味である。前者は対ラスト戦において、水を水素と

酸素に分解して、水素ガスにライターの火種を用いて引火させた時に行われた。

大佐が「可燃性ガスであればいくらでも錬成可能」と言っているように、周囲にある物を

利用し、状況と目的に合わせて、今どんな火力を使いたいかを瞬時に判断し、例えば

水素、メタンなどを錬成しているものと思われる。おそらくあらゆる種類の可燃性ガスを

使い分けていることであろう。

参考文献「錬金術を科学する」において、「酸素が不足すると燃焼は持続しないので、

密閉空間や地下などで戦う場合は焔の使用は好ましくない」という意味の記述がある。

これにだけはちょっと異を唱えておきたい。大佐は密閉空間というほどではないが、

地下での戦闘において、同じ場所で何度も繰り返し爆炎を発生させている。

これがもしも空気中の酸素にのみ頼った燃焼であるならば、たちまちその場にいる

全員が酸欠を起こして倒れるはずであり、大佐も同様の危険を伴う。そして何より

あれほどの回数の燃焼を続けることは不可能である。

この現象を合理的に説明するなら、水素と酸素の混合気体に引火させて爆発を起こし、

その瞬間に発生する水蒸気をただちに再び水素と酸素に分解し、引火させて爆発を

繰り返していると考えるのが妥当であろう。このような方法をとれば、密閉空間や地下

であっても、何度でも攻撃を行うことができる。

発火布の手袋が濡れた場合は焔を発生させることができないという話は、何らかの

意図をもって大佐側が演出した、実態とは異なる弱点であると考える。拳銃があれば

火種に事欠くことはなく、また手袋が濡れていても乾かす方法があるはずである。

と言うわけで焔の錬金術に死角はなかった!宇宙空間や水中は無理だけどね!

鋼世界ではそういう場所は想定されないから大丈夫!大佐最強!!!

次回は論考(2)妄想ガチバトル ロイ・マスタング最強試論1 キンブリー対ロイを

お送り致します。

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

2/20   6:04頃  Hさま

いらっしゃいませ!いつもありがとうございます!

一期アニメでは別の世界の命を使っていたということになっていたとは、

知らなかったのでとてもびっくりしました。なかなかダークな設定ですけど、

世界観にはある意味合っていますね。なんだかとても納得しました。

作品楽しみにしています。よろしければまたどうぞ!

2/21  19:39頃の方

いらっしゃいませ!Unforgettable読んで下さってありがとうございます!

嬉しいお言葉を頂いてこちらこそ感涙です!支え合っている二人の様子を

書きたくて頑張ったので、お気に召して頂いて報われた思いです。

続編も少しずつ書いています。エドの大学生活と、遠距離恋愛の様子などが

主な内容になりそうです。もうしばらくお待ちくださいませ。

感想本当に嬉しかったです。ありがとうございました!

2/21  21:12頃 Kさま

いらっしゃいませ!コメントありがとうございます!

アルフォンスも自然に大佐に感謝して、尊敬している関係だといいなぁと思って

書いていますので、そこを気に入って頂けてとても嬉しいです!

これからもかっこよくて優しくて、でも厳しい大人の面もあって有能な大佐を

書けるように頑張ります!欲張りですが夢は大きく!どうかよろしくお願いします!