管理人は朝、ラジオをタイマーセットして起きていまして、
去年あたり、それで聞いた話だったかと思います。(違ったらすみません)
九十歳を過ぎたお祖母様と二人で暮らしている方のお話でした。
だんだんと足腰が弱ってきて、口数が少なくなってきたそのお祖母様が
「龍.馬.伝」を見て福.山.雅.治の大ファンになり、DVDBOXを購入してくれるように頼み、
そしてDVDプレイヤーの操作の仕方を練習して覚え、生き生きと話すようになって、
「お医者さんにもできなかった事です。ありがとう福.山.雅.治!」
いい話だなーと感動しました。
そして自分も、ロイエド話のこととか、サイトのことを考えると
同人だけでなく各方面に異常なまでにやる気が出るので、心当たりが大ありです。
好きなものがあるって、幸せなことなんだなと思います。
作品にはできそうもないですが、今日は、大病院のベテラン医師ロイと、新米医師エドの
話を妄想してました。製薬会社の利権争いかなんかにロイとエドが巻き込まれ、
無実の罪を着せられてロイが病院を追われることになり、一人取り残されるエドは
行かないでくれと頼みに行き、初めてロイにずっと抱いてきた気持ちを伝えるのです。
………
エドワードは勢いよくドアを開ける。ロイを探し回り、息切れがしていた。
医師専用のロッカールームから、ロイはまとめた荷物とともに、立ち去りかけていた。
「…君か」
「行くなよ!」
その気持ちだけで充分だとロイは笑う。
その気持ち?あんたにはまだ、伝えていないことだらけなのに。
「俺一人じゃ無理だ」
ロイは答えない。こちらを向いてもくれない。
「…好きだ…あんたが」
好きだと、エドワードは繰り返した。
「俺を好きになってくれなくていい…そばにいてくれ…ロイ」
「それはできない」
優しい口調だが、とりつくしまのない響きがあった。
「君には何もしてやれなかった…患者さんたちを頼むぞ」
必死でうなずきながら、エドはロイの白衣を掴む。
「あんたのためなら…何だってする。だから…行くなよ」
「君を守るために、こうするしかないんだ。どうかわかってくれ」
ロイの手がエドの頬にそっと触れた。
「それに、君を好きにならずにそばにいろとは、無理な話だ」
目を見張るエドワードを優しく押しのけて、ロイは低く足音を響かせ、出て行った。
…………続きませんすみません。なんかドラマとかにありそうですね。
ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!
6/24 げーりぃさま
いらっしゃいませ!リゼンブール小学校話読んで下さって嬉しいです!
すごく気楽に書けるので、私も楽しいです。スカーとハクロさんが一緒にハチ退治だなんて
考えるのも私くらいのものでしょうか(笑)
鋼は原作が緊迫した展開なので、この話の緊張感のなさとの対比がなんとも。
確かにロイがマスタング大佐だったら、パチンと一発指を鳴らせば解決ですよね!
おかげさまで忙しかった日々も一段落しました。お気遣いありがとうございます!
6/25 メグさま
いらっしゃいませ!「forevermore」へのコメント本当にありがとうございます!
実は半年くらい前の書きかけのもので、夢とはいっても大佐が亡くなった話は
苦手な方もいるかと思い、そのままになっていました。
なので抵抗なく読んで下さってほっとしています。
二人の間柄は後見人と子どもで、特別どうこうということは無い状態で、
抱きしめて慰めている所にブレダが入ってきても、ブレダもロイも落ち着いてる訳です。
こういうロイ+エドもお好きとのこと、恋愛以外・未満の心のふれ合いも楽しんでいただけて
良かったです。今回ロイの心情はあっさり描写したので、思いついたらロイサイドも
書いてみたいです。きっと心配してもらえて、ロイもすごく嬉しかったと思います。
過分なお褒めの言葉に、恐縮しつつ喜んでおります。こちらこそありがとうございます!