Darkness Before the Daylight Blog

鋼の錬金術師、黒子のバスケにまつわる人々、漫画やアニメ、日々の楽しみ、その他つれづれ。

萌えの力

2011-06-26 17:35:05 | 日常

管理人は朝、ラジオをタイマーセットして起きていまして、

去年あたり、それで聞いた話だったかと思います。(違ったらすみません)

九十歳を過ぎたお祖母様と二人で暮らしている方のお話でした。

だんだんと足腰が弱ってきて、口数が少なくなってきたそのお祖母様が

「龍.馬.伝」を見て福.山.雅.治の大ファンになり、DVDBOXを購入してくれるように頼み、

そしてDVDプレイヤーの操作の仕方を練習して覚え、生き生きと話すようになって、

「お医者さんにもできなかった事です。ありがとう福.山.雅.治!」

いい話だなーと感動しました。

そして自分も、ロイエド話のこととか、サイトのことを考えると

同人だけでなく各方面に異常なまでにやる気が出るので、心当たりが大ありです。

好きなものがあるって、幸せなことなんだなと思います。

作品にはできそうもないですが、今日は、大病院のベテラン医師ロイと、新米医師エドの

話を妄想してました。製薬会社の利権争いかなんかにロイとエドが巻き込まれ、

無実の罪を着せられてロイが病院を追われることになり、一人取り残されるエドは

行かないでくれと頼みに行き、初めてロイにずっと抱いてきた気持ちを伝えるのです。

………

エドワードは勢いよくドアを開ける。ロイを探し回り、息切れがしていた。

医師専用のロッカールームから、ロイはまとめた荷物とともに、立ち去りかけていた。

「…君か」

「行くなよ!」

その気持ちだけで充分だとロイは笑う。

その気持ち?あんたにはまだ、伝えていないことだらけなのに。

「俺一人じゃ無理だ」

ロイは答えない。こちらを向いてもくれない。

「…好きだ…あんたが」

好きだと、エドワードは繰り返した。

「俺を好きになってくれなくていい…そばにいてくれ…ロイ」

「それはできない」

優しい口調だが、とりつくしまのない響きがあった。

「君には何もしてやれなかった…患者さんたちを頼むぞ」

必死でうなずきながら、エドはロイの白衣を掴む。

「あんたのためなら…何だってする。だから…行くなよ」

「君を守るために、こうするしかないんだ。どうかわかってくれ」

ロイの手がエドの頬にそっと触れた。

「それに、君を好きにならずにそばにいろとは、無理な話だ」

目を見張るエドワードを優しく押しのけて、ロイは低く足音を響かせ、出て行った。

…………続きませんすみません。なんかドラマとかにありそうですね。

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

6/24  げーりぃさま

いらっしゃいませ!リゼンブール小学校話読んで下さって嬉しいです!

すごく気楽に書けるので、私も楽しいです。スカーとハクロさんが一緒にハチ退治だなんて

考えるのも私くらいのものでしょうか(笑)

鋼は原作が緊迫した展開なので、この話の緊張感のなさとの対比がなんとも。

確かにロイがマスタング大佐だったら、パチンと一発指を鳴らせば解決ですよね!

おかげさまで忙しかった日々も一段落しました。お気遣いありがとうございます!

6/25  メグさま

いらっしゃいませ!「forevermore」へのコメント本当にありがとうございます!

実は半年くらい前の書きかけのもので、夢とはいっても大佐が亡くなった話は

苦手な方もいるかと思い、そのままになっていました。

なので抵抗なく読んで下さってほっとしています。

二人の間柄は後見人と子どもで、特別どうこうということは無い状態で、

抱きしめて慰めている所にブレダが入ってきても、ブレダもロイも落ち着いてる訳です。

こういうロイ+エドもお好きとのこと、恋愛以外・未満の心のふれ合いも楽しんでいただけて

良かったです。今回ロイの心情はあっさり描写したので、思いついたらロイサイドも

書いてみたいです。きっと心配してもらえて、ロイもすごく嬉しかったと思います。

過分なお褒めの言葉に、恐縮しつつ喜んでおります。こちらこそありがとうございます!


リゼンブール小学校1年3組(6)

2011-06-24 00:34:46 | 小話

ロイの勤務する小学校の周囲はそれなりに自然豊かで、四季折々の自然の

移ろいが、目や耳によく感じられる。

一年生を担任して、一緒に校庭や学校の周りを散歩し、植物や生き物を観察する機会が

増え、ロイは毎日が新鮮だった。子どもたちの植えたアサガオも、間もなく咲きそうだ。

七月半ばのある日、昼休みに校内放送が入った。強面の教頭、ハクロの声である。

「校庭のぶらんこの近くに、ハチの巣があるようです。ハチがたくさん飛んでいます。

危険なので近くに行かないようにしましょう」

ロイが二階の教室の窓からふと見下ろすと、なんということか、一年生たちが大挙して

ぶらんこの方角に向かっていく。案の定というべきか、金髪頭も見えている。

慌てて駆け下りた。1組から3組まで、まんべんなく混じったメンバーだった。

「さっきの放送、聞こえなかったのか」

尋ねると、「聞こえた」と口々に答える。はあ?とロイは思わずあきれた。

「一応見に行こうと思って」

なにが一応か、思わず脱力する。とにかくだめだ、刺されたら大変なんだぞと言い聞かせた。

子どもたちと一緒に教室に戻る。

下校時刻までにはハチを何とかする必要があった。しばらく前には桜の木に毛虫が

大発生し、業者に依頼して農薬を散布してもらったばかりで、予算にも限りがあることから、

ハクロは学校近くのホームセンターに出向き、ハチ専用の殺虫剤を購入して

自ら退治に乗り出すことになった。

暑い中、ウインドブレーカー上下と帽子、ゴム手袋と軍手を重ねてハクロはぶらんこへと

向かった。この教頭、とっつきは悪いしたまに嫌味な口調でものを言うが、家族仲が大層

良いともっぱらの噂で、非常に子どもたち思いな一面もあり、ロイは嫌いではなかった。

ハクロの後ろに、用務員のスカーがゴミ袋を準備してついていっている。たたき落とした

ハチの巣を入れるためらしい。

「ロイ先生、教頭先生とスカー先生、大丈夫かな」

「うん」

心配そうな子どもたちを席につかせ、ロイは五時間目の勉強を始めた。

一年生にとっては初めての夏休みを控え、エドワードの書いた「なすやつみのもくひょう」

を見て、ロイは一瞬その間違いに気づかなかった。

目標はと見れば「ぜえたくいわない」だった。ロイはつい笑ってしまった。

聞いてみると、おやつに文句をつけてお父さんに叱られたらしい。

しかし、終業式の翌日には弟と一緒にキャンプに連れて行ってもらうと、エドワードは

嬉しそうに話した。

「そうか、楽しみだな」

「うん」

しばらくこの子たちに会えないんだな。ロイはふと寂しくなった。

………

ハクロさん、人間味があって結構好きです。一度出してみたかった。

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

6/21   たまらんとまらんさま

お優しいお言葉ありがとうございました!ようやく忙しさも一段落しましたので

またぼつぼつサイトに手を入れて、お話を書きたいと思います。

以前の話を読み返して下さっているとか…とっても嬉しいです!

いつもお気遣い感謝です!


今しばらく

2011-06-20 00:01:42 | 日常

このところなかなかサイト更新できず…

というのは、病気でもスランプでもなく、鋼以外の作品の影響でもなく

リアル生活がどうにもこうにも忙しいからです。

でもそれもあと数日で一区切りなので、時間ができたらまたお話を書きたいと思います。

ちょっとした時間には相変わらずロイエド妄想をしています。

ガンガンは何とか入手して、プロトタイプも一読しました。(以下ネタバレです)

内容は本編と全くブレがなくて、安心して楽しめました。

女の子の涙に対して「報酬確かに頂いた」と言ってしまうエド君は、格好いいですね。

本編のエド君よりも少し大人っぽいかな?と感じました。本編では、保護者である大佐が

いるので、いくらかエド君も安心して子どもらしさを出せているのかもしれないと思ったり。

もうすぐコミックスの完全版とか、クロニクルも出るんですよね?

夏に向けていろいろサイトの方でもやりたいことがあるので、それを目標に

もう少し頑張ります。

連載の続きと、原作設定の書きかけ話と、1年3組と、別のパラレル話も考えついた

のがあるし、考察の続きも書いてまとめて、それから拍手小話…

皆様も、暑くなってきますので、お体大切になさってくださいませ。

ご来訪、拍手ありがとうございます!いつも励みになっています!


残念ながら

2011-06-16 23:36:54 | 日常

ミロスは、近くで上映している映画館がないので、見に行けそうにありません。

なので特典も無理そうです。ご覧になった方の感想を楽しみにしています。

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

6/14  hiroさま

いらっしゃいませ!ロイ先生の話読んでくださって嬉しいです!

可愛いからってもらっていったら駄目ですよね(笑)エドくんはまんざらでもないようですが。

楽しんでくださってありがとうございます。私も頑張ってロイエドに励みます!

6/14  げーりぃさま

いらっしゃいませ!拍手小話読んでくださってありがとうございます!

二人が一緒に暮らし始めてから、だんだん年月を経ていく過程でどんな日々があったのかも

いつか少しずつ書いてみたいと思っています。まだ二人が喧嘩しているところって

きちんと書いたことがないのですが、そうなると書くことになりそうです。ちょっと緊張。

それから、歯科検診についての情報ありがとうございます!

なるほど、学校や幼稚園は病院じゃないので、照明が診察には不十分ですもんね。

異常なしと言われても、病院でみてもらうとそうでない場合もあるのですね…

勉強になりました。

それから「学校に犬」事件といえば、一度高校の時、教室にでっかいハスキー犬が

のしのしと入ってきたことがありました。そのへんをフンフンとかぎ回って、一回りして

何もせず出て行ったのですが、とにかくすごく大きくて、先生もどうすることも出来なかった

記憶があります。私は犬好きですが、あれはびっくりしました。