11万HITありがとうございます

拙宅サイトのカウンターをふと見てみましたら、11万を超えていました。
たくさんのご来訪ありがとうございます！！

サイトを開設して以来、５年余りが経ちました。途中更新作業がうまくできなく
なるなどもありましたが、毎日楽しく続けて来られたのは皆様のおかげです。
誰か一人でも楽しんでくれる方がいればと思って作ったサイトだったので、
こうした数字もとても励みになります。
更新が止まっている期間もカウンターは廻っていて、拍手も毎日どなたかが
押してくださっていました。本当に感謝しています。

もしも「自分が11万を踏みました」という方、それに近い数字だった方、勿論
そうでない方も大歓迎で、当サイトは一年中リクエスト受付中ですので、
どうぞ拍手などでお知らせください。

この５年の間にネット上の事情もいろいろと様変わりしまして、個人サイトを持たずに
ピクシブやツイッターで情報発信される方が増えているようです。でも、個人的には
ずっと続けてきたサイトに愛着があるので、当分の間はこの形でやっていきたいと
思っています。
このごろは別なジャンルの話も並行して書いているので「OTHER」の所にはそちらの
話も置きつつ、マイペースでやって参りますね。

皆様お忙しい中、ふと来ていただいた時に気分転換になるサイトであれば
とても嬉しいです。

インテペーパー小話 学園パラレルです

コミックシティ１０４のペーパー小話です。

昔はものを思はざりけり　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わふわふ

※学園パラレル「Unforgettable」の設定を受けています。
※エドワードは高校二年生で、ロイ先生はエドワードの担任で、国語担当です。

　エドワードのクラスに、某国からの交換留学生がやってきました。
　男女各一名ずつで、男子の方はリン・ヤオ、女子はランファンといいました。
　リンは気さくな性格で、誰にでも話しかけていましたが、ランファンはあまり口数が多くなく、周囲をじっと観察しているところがありました。複数の留学生を受け入れる場合、通常はクラスを離すのですが、ランファンの強い希望で同じクラスになったのだそうです。
　エドワードは挨拶をする程度で、この二人とはさほど親しくしてはいませんでした。

　ある日の国語の時間、百人一首についてロイ先生が説明しました。公家である藤原定家が編纂したこと、百人の歌人の和歌が一首ずつ選ばれていることなどです。
「現在はかるたとして親しまれ、中高の教材にもなっているから、中学校でやった人もいるだろう」
と問いかけてみたら、半分ほどの生徒の手が挙がりました。
　授業の後半では、机を二つずつ向かい合わせにして、実際にかるたをやりました。
　こうした時、今までは大抵エドワードが札を読む係になっていました。機械鎧の手でかるた取りをしたら、相手に怪我をさせてしまうかもしれないからです。ですが今回、ひらがなの読み書きに慣れてきたというリンが、ぜひにと立候補したため、エドワードは皆と一緒に百人一首をすることになりました。そして、生徒の人数はたまたま奇数でした。
「では、私も混ぜて貰おう」
という訳で、エドワードはロイ先生と対戦することになったのです。

（……皆、真面目に勉強していル）
　ランファンは辺りの気配を窺っていました。表面上はリンと同じ留学生ですが、実はリンのお目付役といいますか、見張り役としてついてきたのでした。
　安全面はもちろんですが、リンがよその女性にひっかからないように見張ることも使命でした。しかしある時、何もその可能性は、女性だけに限った話ではないと気付きました。リンと交流のある人、男女ともに下心がないかどうか、見破らなければならないのです。
それで、ふと手にした同人誌がきっかけで、今ではすっかりそういった方面にも詳しくなってしまいました。
（リン様は男女問わず人気があるから…気をつけなけれバ）
　が、最初は男性どうしのおつきあいとはどんなものか、参考にと思って見たものが、今では萌えというものを知ってしまったため、それ以前とは違ったものの見方をするようになったのでした。
（…この、金髪の小柄な男、エドワードといったカ…）
　エドワードを見て、ランファンはふと、心のアンテナに何かが触れる気配を感じました。
　機械鎧の右手ではなく、左手でかるたをする気遣いは誰が相手でも当然するのでしょうが、エドワードは平静を保ってはいるものの、妙に緊張しているようにランファンには思えたのです。
　それもそのはず、エドワードはロイ先生に、この頃片思いの真っ最中でした。
「始めてくれ、リン」
　ロイ先生の合図で、百人一首がスタートしました。
「いにしへの 奈良の都の 八重桜」
　はい！はい！という声が聞こえ、下の句を知っている生徒たちが次々に札を取っていきます。
「けふ九重に にほひぬるかナ～」
　リンは表記の通り「けふ」「にほひ」とそのまま読みましたが、それでも札を取ることはできるので、どんどん試合は進んでいきました。
「君がため 惜しからざりし 命さへ」
　はい！と、エドワードが札を取ろうとしました。ロイ先生も偶然、同じタイミングで札に手を伸ばしました。
「長くもがなと 思ひけるかナ～」
　二人の手が重なりました。かろうじて下にあるのはエドワードの手、ですが札のほとんどを覆っているのはロイ先生の手です。そのまま数秒、隣の生徒から「じゃんけんだろ、それ」と声がかかります。
　エドワードとロイ先生は手を引っ込めました。エドワードが「どうぞ」と手で譲り、ロイ先生がその札をもらうことになりました。
（ああ…）
　ランファンは色々と察しました。手が触れ合って、エドワードは（もしかしたら、先生も）心がきっと、温まっているのです。
（きっと他の誰も気付かなイ…私だって、以前はそんなこと考えなかっタ）
　エドワードの頬が少しだけ赤くなっています。でも、百人一首の熱気でそうなっていると思えば、思える程度でした。
（頑張っテ）
　数年後に二人が一緒に暮らし始めているなんて、まだ本人たちも、思いもよらない春のことでした。

おわり

また続きを思いついたら書きたいと思っております。
ご来訪、拍手ありがとうございます！

素晴らしき舞台（３）更新しました

大変久しぶりの更新となりました…お待たせしてすみませんでした。
少しでも楽しんでいただけると幸いです。

エドのライバル的位置づけで登場したのは、オリジナルキャラクターではなく、原作でも
重要な役どころの人です。彼はきっと歌を歌わせたら天才タイプだと、これは
ずっと前から思ってました。次回でいろいろ明らかになりますので、またいらして
いただけるととても嬉しいです。
早くロイとエドを直接出会わせたいので、頑張ります！！

本当にまた更新できるようになって良かったです！
ずっとなくしていた大切なものを見つけたような気持ちで、続きを書く楽しさが
蘇ってきました。
やっぱり書いても更新できない状態だったので、進まなかったんですね…
今後もマイペース更新には違いありませんが、またおつきあいいただければ。

ご来訪、拍手ありがとうございます！

音楽を志すということ

連載の止まっている「素晴らしき舞台」の続きを書いています。
歌の好きなエドワードが、ロイに才能を見出されるストーリーですが、
私自身が音楽を専門に勉強したことがないため、資料を集めながら書いています。
これがとても難しい！！

ずっと書きたかった話ではありますが、なんて大変なことを始めてしまったんだろうと
思わないでもないです。ですが、音の出ない文章で、どうにかして音楽の空気感の
ようなものを表現するということに、無謀にもチャレンジしようと思います。

そして世間的にはバレンタインデーですね。
エドはたぶんチョコが好きだろうなと思います。
大佐は、まあ、誰かからもらえば一つくらい食べるし、疲れた時にはそれなりに
おいしいと感じる、というイメージが一般的でしょうか。
でもここで、もしかしたら甘党の大佐というのも、意外にいいかなと気付きました。

甘い物がいける大佐なら、エドと一緒にスイーツの食べ歩きとか、手作りのお菓子を
楽しんだりとか、そういうこともできますよね。
バレンタインに限らず、ほのぼのした話ができそうです。

ご来訪、拍手ありがとうございます

少しずつ

こんばんはです。
昨日の日記にも書きました通り、やっと更新ができるようになりましたので、
これから頑張っていきたいです。
過去作品もそのまま公開を続け、ピクシブ等も併用の形で更新して参りますので、
お時間があったらどうぞ覗きにいらしてくださると嬉しいです。

今日はサーチ登録情報の訂正、リンクページの追加や修正等をしていました。
サイトを開設した当時は、もっぱらパソコンでの閲覧を対象として考えたページ
作りをしていたのですが、最近ではスマホで閲覧される方も多いので、
それに合わせて様式を修正しています。

難しい作業ではないのですが、１ページごとなので（何しろファイル数が多い）
時間がかかります。そのため、スマホでご覧になると、現段階では読みにくい
ページがあると思います。
少しずつ修正していきますので、しばらくお待ちください。

それにしても、自分でもたくさん話を書いたんだなと少し驚いています。
もう少し経つとレンタルサーバーの振り込みの時期になるはず…
また一年頑張りますので、どうかよろしくお願いします。

ハッ、原稿もやらないと…

ではでは、ご来訪、拍手ありがとうございます！