Darkness Before the Daylight Blog

鋼の錬金術師、黒子のバスケにまつわる人々、漫画やアニメ、日々の楽しみ、その他つれづれ。

参戦決定しました

2016-06-14 22:32:17 | 日常
このたび、おかげさまで当合同サークルで、コミケのスペースをいただけることになりました。

◎貴サークル「3P2D」は、金曜日 東地区“ポ”ブロック-32a に配置されました。

というお知らせが参りました。
今年の夏のコミケ・大阪のSUPER COMIC CITY 関西22連戦が決まりました。
どうぞよろしくお願いします!

現在締め切りを確認して青ざめつつ、原稿作成に入りました。鋼1冊、他ジャンル1冊出したい
ところです。時間と眠気との闘い頑張ります。
諸手続きは相方さんにおんぶにだっこに肩車の上、直参できずに大変毎年恐縮なのですが、
無事に本を間に合わせて感謝の気持ちを表明したいところです……

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

葉月白様

いらっしゃいませ! 「おーいお茶」の話、エドが言ったらカワイイなと思って書いたので、
楽しんでいただけて良かったです。1年生のエドはロイ先生が大好きで、先生も振り回されつつ
エドたちが大好きというほのぼのした話のシリーズですので、なごんだ気持ちになって
もらえたら、すごくありがたいです。

なんというか、エドは幼少時に家庭環境でいろいろと苦労して、また頭が良かったうえに
錬金術に特化した才能があったために、いろいろととんがらざるを得なかった部分が大きいと
思います。話の序盤ではよく怒ってましたし、無理をして大人ぶっている姿もたまにありました。

でも、パラレルワールドで、それらの要素なくのんびりと子供時代を過ごしていたら、
リゼンブール小学校で書いたような姿もあったかな、と。

さてさて、原稿頑張ります!

リゼンブール小学校1年3組初夏

2016-06-07 21:29:47 | 小話
暑くなってきました。
リゼンブール小学校では、全校児童の家庭に、お手紙が配られました。
「熱中症予防のため、お子さんに水筒を持たせてください。中身は水かお茶でお願いします」
その続きには、水筒に名前をつけるようにお願いが添えられていました。

早速次の日、たくさんの子供たちが、肩から水筒を下げて登校しました。
好みの色や大きさの水筒が、ななめに揺れています。

ロイは尋ねました。

「水筒持ってきた人?」
「はあい」
「はあい」

担任している1年生たちはみんな、張り切って手を挙げています。

「先生、ぼくお茶入れてきた」
「わたしも」
「ぼくは水にした」
「氷も入ってるよ」

聞いてみると、家で作った麦茶を入れてきた子もいれば、ペットボトルのお茶を詰め替えて
きたという子もいました。

「おれ、自分で入れた」

エドワードがおおいばりで言います。どうやら自分で、ペットボトルのふたを開けることが
できたらしいのです。

「すごいな」

ロイがほめると、ふんっとエドワードは鼻息を荒くしました。

「けっこう、いっぱい入ってた。多いお茶買ったから」
「多いお茶? 2リットルペットボトルのことかな」
「違うよ先生。知らないの。ちゃんと書いてあるんだぜ、『多いお茶』って」

ロイは実はよく意味がわからなかったのですが、つたない説明をよく聞くと、エドワードは
伊藤園の「お~いお茶」の話をしているらしいと判明しました。

「多いと大きいの間違いはよくあるが…なるほど」

ロイはつい、伊藤園の自動販売機を見ると、思い出し笑いをするようになりました。


※※※※※※


お久しぶりです。

ご来訪、拍手、メッセージありがとうございます!

5/31 葉月白様

いらっしゃいませ! コメントありがとうございます。
細かいネタの寄せ集めのようなシリーズですが、楽しんでいただけてとてもうれしいです。
今回ちょっとリゼンブール小学校の小ネタを考えついたので、書いてみました。
更新はゆっくりペースですが、またお時間がありましたらどうぞ。