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NBAファイナルの行方

2015年06月06日 12時19分19秒 | Weblog
ついに始まったNBAファイナル。第一戦はウォリアーズが延長戦の末に勝利を手にしたが、試合を通してリードしている時間帯が長かったのはキャバリアーズだった。しかし、世間の論調としてはもうウォリアーズのNBA制覇で間違いなしという流れになっている。なぜなら延長戦でアービングが怪我をして途中退場。試合後の検査で左膝に骨折が見つかり、このファイナルの出場は絶望になった。アービングは大黒柱レブロンに次ぐ得点源であり、彼の離脱はキャバリアーズにとってあまりにも痛い。キャバリアーズに勝ち目はあるのだろうか。

よく考えてみると、キャバリアーズの開幕時の主力はほとんど残っていない。センターのバレジャオがシーズン中に怪我で離脱、更にプレイオフに入ってラブとアービングが怪我で離脱。ウェイターズはシーズン中にサンダーにトレードされた。開幕の主力で残っているのはレブロンのみ。むしろチームは一月に急遽補強したモズコフ、JRスミス、シャンパートに支えられている状態。更に若手のトンプソンとデラベドバの活躍も大きい。もはや、キャバリアーズは開幕時とは別のチームである。それでもNBAファイナルまで勝ち進んできたことは称賛に値するし、レブロンの個人の力がどれだけNBAの中で飛び抜けているかが分かる。

しかし、NBAファイナル。相手が悪い。ウォリアーズは今季のNBA最高勝率のチーム。シーズンMVPを受賞したカリーにスプラッシュブラザーズの相棒であるトンプソン。この二人か目立っているが、他のメンバーも充実している。スタメンのバーンズ、グリーンにボーガットはディフェンスが固く、攻撃時にはうまく周りを活かせる選手だ。そして、イグダラやリビングストン、リー、スペイツなどベンチ層も充実している。

キャバリアーズに勝ち目はないのか。決して無くはない。ただかのうせい充分とは言えない。レブロンがうまく周りを生かしながら、シャンパートのディフェンスが上手くはまれば可能性はあると思う。このままあっさりとウォリアーズが優勝してしまったのでは面白くない。