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これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

琉球絣の胴抜き仕立ての着物 ・・・・ 4 / 2017

2017-04-25 | 着物
着物を一枚仕立て終わりました

着物の柄の中で いくつか好きな古典柄があります

一番好きなのは 麻の葉柄

次が 雪輪

そして 七宝や亀甲や燕の柄です

古典柄というか 昔からある柄で 日本独特の美意識で長く日本人の中に受け継がれてきた柄です

ツバメの柄は 置賜紬で一度 袷を縫いました

でも はやりツバメといえば琉球絣か浴衣か

で 数年前に買い求めた琉球絣をやっと仕立て上げることが出来ました

縫ってみて 米流とよばれる山形の紬との違いが自分なりにわかったような気がします

あくまでも2枚だけを比べての話ですが

最初に縫った置賜紬は 手にしなやかで針の進みも軽かったような記憶があります

体にまとってみてもそんな感じです

今回の琉球絣は 置賜紬よりごつい感じで、しっかりとした打ち込みでした

結果、縫いやすさにさほど違いはないものの、肩から脇 そして裾に続く耳のくせとりに苦労しました

毎回 縫うものが違うけど それなりに苦労が生じる私の仕立てです

胴裏はなるべく少ない分量にしたかったので、おはしょりで腰ひもにかかる位置より若干上になる辺りまで

衽の裾回し寸法にほぼ合わせました

しっかりと合わせたつもりだったのですが、仕立て終わると若干違っていました

身頃への止め付けは 表の糸で 表をちょっとすくって、そのまま裏をすくって、一針進むときは胴裏の折り山を潜るやり方です

折りくけよりしっかりと表地に留められるような気がします



同系色の背ぶせを手に入れるのに苦労しましたが、使ったのは後の内揚げより30cm足らず下までです


季節はそろそろ単でもよさそうな陽気になってしまい、この春に出番があるかないか、

それでも いつでも袖を通せるように、しっかりと押しを終わりました

コメント (2)
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