ホレシテバデンジャンってな~んだ?
競馬ウマの名前みたいなこの言葉、ペルシャ料理の名前だって。
そのホレシテバデンジャンをSalaが作ってくれた。
必要な材料を買いに行くのにSalaが作った買い物メモ。
うひゃ~~~、これがペルシャ文字~~~。
右から左に読み書きする言語はアラビア語だけかと思ってたけど、ペルシャ語もそうだったんだ~。
きっと知らないだけで他にもあるんだろうな。
ペルシャ料理の特徴は酸味で、まだ若い葡萄の実から抽出する特別な調味料が酸味の要だとか。
日本でいう醤油のポジションにあるらしいけど、その調味料と羊の肉が手に入らなかったので、レモン果汁と牛肉で代用した。
ホレシテはおかず、バデンジャンは茄子って意味だって。
先ず牛肉(シチュー用)を圧力鍋に水と一緒に入れて加熱。
輪切りにした茄子を両面こんがり焼いて、塩コショウしてお皿に取る。
ジャガイモをモスのフライドポテトみたいにして、お皿に取る。
タマネギ、生しいたけ、ピーマンを炒めてカットトマト、ブロッコリー、にんじん、すりつぶしたニンニクを入れる。
そこにレモンの絞り汁3個分を入れる。
しばらく煮詰めて水分が減ってきたら、フライドポテトを入れる。
Salaは、野菜などをフライパンの中央に集めて、周りの煮汁に浸すようにポテトを並べていた。
その後、圧力鍋で調理した牛肉を加え、水分がなくなったら茄子を入れて出来上がり。
Sala作ホレシテバデンジャン
要の酸味調味料をレモンで代用した分、本場の味とはかなり違ったらしいけど、これはこれですご~く美味しかったよ。
食材が揃わない中、試行錯誤して作ってくれたせいか所要時間3時間~~@@
「ずっと立ちっぱなしで疲れなかった?」
って聞いたら
「久しぶりにペルシャの料理を作って楽しかったです。」
と明るく答えてくれた。
「これはペルシャ風料理です。いつかイランに本当のペルシャ料理を食べにいらしてください。」
って、食事をしながら言ってくれた。
卯「うん、いつか行ってみたい。」
S「本当ですか?それはいつですか?」
卯「今年はオーストラリアに行って、来年はニューヨークに行くから2年後かな。」
(あくまでも希望・・・)
S「わかりました。その時は是非私の家にホームステイして下さい。」
そんな会話をしたんだけど、私は言葉に魂を込めたかな?
社交辞令だけだったかな。
正直、今の私にはイランに行っている自分がイメージできない。
Salaは今年10月まで名大留学生として日本に滞在する。
その間、Salaとどんな付き合いをするかによって、2年後のことが変わってくるのかもしれない。
まあ、それはなるようになるとして、日本にいる間、困ったことがあったらいつでも相談してね。
国費で留学しているSalaには膨大なレポートが課せられているようで、休日もとても忙しいらしい。
でも、折角出会えたんだから時間を作って、また遊びに来てね。
松の名古屋ライブも一緒に行こうね。←これ約束したんだ~。