卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

お気に入りのショートブーツ

2008年01月25日 | 卯月の雑感



いきなり汚い靴の画像でごめんなさい。

このブーツ、かれこれ12年履き続けてる。
流石に夏は、サンダルだったりミュールだったりするけど、ほとんどオールシーズン履いている。

この靴で色んな所へ行った。
ライブ会場で飛び跳ねたり、最終の新幹線に乗るために猛ダッシュしたり・・・。
黒のスーツを着るフォーマルな通訳場面でも大活躍した。
ちょっとスーパーに行く時もこれ。
お出かけも普段も関係なく、12年間毎日履き続けた。

その間、すり減ったソールを取り替えたり、ほつれた糸を修理してもらったりした。

何年も前から、そろそろ買い換えようとブーツが出回る時期に物色したんだけど、これを上回る靴と出会えなかった。
私の足は、薄くて平ぺったくて指が異様に長い。
どの程度長いかというと、分かりやすく言えば、五本指ソックスを履いた時に小指部分が余らない。先までしっかり指が届く。
って、履いた事ある人にしか分からないか。
とにかく、この足にフィットする靴は少ない。

このブーツは、たくさん歩いても飛び跳ねても足が痛くならない。
ヒールも程良い高さがあって、しっかりしていて安定感もある。
ピンヒールは靴だけ見てるとステキだけど、それを履いて美しく歩く自身がない。
それに重心がずれて身体にも悪いような気がする。

着脱はフロントのホックをポチッ、ポチッとするだけ。
機能的にもデザインもすご~~~く気に入っていた。


でも、ついにソールと靴側面の間に裂け目ができてしまった・・・。
左側の外面で、パッと見はわからないけど多分、限界かも。

今の時期を逃したら、来シーズンまでブーツは出回らないから、あちこちの靴屋さんをのぞいてショートブーツを捜した。
何日もかけて捜して、多少の妥協点ある物のようやく1足買った。
新しい物を買うと心は新しい物の方に向くものだけど、このブーツだけは私の心(足?)を捉えて離さない。

新しいブーツは、まだ箱の中に入ったまま。