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卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

万博会場その後

2005年09月30日 | 愛地球博
今日は月に1度の名古屋事務所での研修日。
事務所は、今池にある。
2時頃、研修を終えて帰ろうとした時、ふと、撤去作業真っ最中の万博会場に行ってみたくなった。
連日大勢の人で賑わった万博会場、沢山の人が列をなした色鮮やかなパビリオン、
それが今、どんな状況なのか見てみたくなった。

そして私は、藤が丘行きの地下鉄に乗った。
藤が丘でリニモに乗り換える時、少しとまどった。
万博開催中一度だけ、藤が丘経由で行った事があったが、
あの時は、人の波に乗って随分と歩かされた。かなり歩いてリニモの駅にたどり着いた。
実際は、地下鉄の出口を出たら目の前が、リニモ乗り場へ続く階段だった。

                     
    すし詰め状態でしか乗った事がなかったリニモ。こんなに眺望がきく乗り物だったんだなぁ。


    

万博会場駅のホームから見た北ゲート、外観はそのままの企業パビリオン。5日前まではここに沢山の人がいた事が信じられないような静けさ。(写真上)
北ゲートに続く地下道。(写真下)


万博会場駅から万博八草駅に向かうリニモから会場全体が見渡せる。
長久手会場と瀬戸会場を結ぶモリゾーゴンドラははずされていたが、長久手会場内のキッコロゴンドラは、まだそのままになっていた。
各パビリオンもあの頃のままで、本格的な撤去作業は始まっていないかのように見えた。
でも、工事車両や作業員が行き交う様子が見え、パビリオン内はあの頃の様子をとどめていないのだろう。



                           

万博八草駅は一部工事中で、明日からは八草駅に名前が変わるらしい。
この通路、ワクワクする気持ちで何度通っただろう。


    

八草駅の階段、上と下は同じ階段。
上は万博開催中に撮った写真。下は今日撮った写真。すっかり普通の階段になっていた・・・。

最後のボランティア&万博

2005年09月23日 | 愛地球博
西ゲートは沢山の人が長蛇の列を作っていた。
スタッフ専用ゲートから入って、時間通りに到着。良かった~~。
今回のリーダーさんは、とっても感じのいい人で、これまた良かった~~。
で、最終日にして初めて手話通訳をした。
レストランの予約についての通訳だった。
静岡から車を運転して来たその男性ろう者は、3回目の万博で初めて手話ができる人がいたと、言っていた。
彼も言っていたけど、足りていないんだよね。手話通訳者・・・。
その後、車いすを借りに来た人の中にもろう者がいた。

さて、無事ボランティアを終えて会場内見学。
まずは、ボランティア仲間から郵便局で自分の写真入りの切手が作れると聞いて、
みんなで思い出切手を作った。


                   




そして、イギリス館、リトアニア館、ウクライナ館、チェコ館、アイルランド館、ルーマニア館、ポルトガル館、ポーランド館を回った。




                   


  帰りの混雑を避ける為に、夕日が沈む頃会場を出た。北ゲートに向かって歩きながら、開幕前の内覧会で始めてきた時の事を思い出した。
春のポカポカと優しい陽射しの中、カメラに収めた真っ青な空の下の色鮮やかなパビリオン。
沢山の人を楽しませて役割を終えようとする夕暮れの中のパビリオン。
同じパビリオンなのに、とても切ない気持ちでもう一度カメラに収めた。

関西から関東からそして海外から友達が来ると、一緒に出かけた楽しい思い出一杯の場所。
ボランティアとして、ほんの少しだけ運営のお手伝いをした万博。

私にとっての万博は今日で閉幕・・・・。 

電車で移動中

2005年09月23日 | 愛地球博
今日は最後の万博ボランティア、早番。
配置場所は西ゲートだけどもう藤ヶ丘経由では行かない!金山からJRで万博会場前経由で行って公園西で降りる。
さ~て何時に着けるかな?

コモン4

2005年09月19日 | 愛地球博
やっとの事で入場できたのは10時位だったかなぁ。
7時半出発のバスできたありえちゃん達、オーストラリアのゲスト&ホストの方が
若干先に入場してたってどういう事?

とにもかくにも会場で合流して、引率の先生、親(オーストラリアの)とそのホストと一緒に、ベルギー館とコーカサス共同館とポルトガル館を廻った時点で、
オーストラリア組がギブアップ。
結局、その後は家の家族だけで廻った。


  ちょっと面白い作りのルーマニア館。動力学を応用して金属フレームとガラス窓の組み合わせで作られてるんだって。
                        


                         

オランダ館に大きなミッフィがいるって聞いていたけど、ホントにいた~~~!!
フワフワでかわいい~~~。
チューリップ模様の黄色いワンピースがキュートなミッフィちゃんだけど、
どう見ても、かなり大きい男性が入っていると思われる。


  オーストリア館で演奏されていたティムと言う楽器。(そう聞き取れたけど、正確には違うかも・・)42弦だって~。

                          

新聞でも紹介されていた、オーストラリア館のユニークなサメ男達。
先頭の人の動きを順に真似ていく、その動きがしなやかで女性的なのが余計に笑える。

  最後にみんなで記念撮影。


ホストファミリーで参加していたのは私達だけだったので、バスに乗せてもらって帰ってきた。
バスの中、子供達は元気元気。
日本の生徒とオーストラリアの生徒が、キャッキャッと盛り上がっていた。

今日は椅子持参

2005年09月19日 | 愛地球博
ゲストのありえちゃんとホストの娘は、7時半出発の学校から出るバスで万博会場へ。
私達は始発の電車でいざ出陣!!
さて、会場には何時に着ける事やら??

今日一日気合いで頑張るぞ~~!

中番ボランティア

2005年09月16日 | 愛地球博
お昼ご飯を食べて、北ゲートのボランティアセンターへ。

私はケアセンター配属で、車いすの貸し出しが主な仕事。

今回のボランティアリーダーさんは、かなり年輩のおばちゃまで、
物の言い方に多少問題があって、やはり年輩のボランティアのおじさまが
リーダーに対してキレたり、波乱含みの幕開けだった・・・。

これまでのボランティアで、同行(車いすを押して歩く)を希望される方は殆どいなかった。
でも、今回は入場者の絶対数が多いせいか、同行を希望される方も多かった。

そのうちに、そのちょっと嫌な感じのリーダーが、
「ちょっとあんた、同行して。」
と、言ってきた。
リーダーについて、同行希望者の所に行ってびっくり!!
優に100キロは超えるような巨体のおばちゃまが自前の車いすに座っていた。
タイヤはその重みに耐えられず、ブチュ~~ッと潰されている。
一瞬断ろうかと思ったけど、そうさせないオーラがリーダーから出ていて、
死ぬ思いで、グローバルループを車いすを押して歩いていた・・・。

途中、人力タクシー(自転車型二人乗りタクシー)とすれ違うと、
巨体のおばちゃまはこう言った。
「あれは運転手さんが大変よね~。」
「そうですね。」と口では答えながら、「こっちが大変なんだよ!!」と心で叫んだ。
おばちゃまの希望で、マンモスラボとアメリカ館へ行った。
マンモスラボは整理券が終了していて入れず、アメリカ館も長蛇の列で
「止めましょうか。」と言う事になった。
「後は買い物をして帰ります。」
と言うので、またゲートの方に戻ってピンクとオレンジのマンモスのぬいぐるみとキッコロの手鏡を買ってケアセンターに戻った。
は~~~~~~、やれやれ~、と思っているとリーダーがおばちゃまにこう言った。
「リニモの駅まで送りましょうか。」
そしてヘロヘロになっている私に
「じゃあ、お願いね。」
最後の力を振り絞って、駅まで送っていった・・・・。

ひょえ~~~~~~~~っ!!死んだ!!



ボランティアが終わって、一緒に活動した人達と会場内を見学した。
(関係者専用ゲートから出て、入場券で再入場。ボランティアだからと言ってただで入れない・・・)

ホントはヘロヘロですぐ帰るつもりだったけど、50代のおばちゃまが
「いくら疲れてもこれがあるから大丈夫。」
と、ヨン様のケータイストラップを見せてくれて、熱く語り始めた。
「わかりますよ~。私もね・・・。」
と、二人でヨン様&松の話をしていたら、テンションも上がってきて元気りんりんになってきた。

 オランダ館と北欧共同館を見学して帰ってきた。
写真はチューリップをモチーフにした灯りがきれいなオランダ館。