チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

畑峠。

2010-07-31 21:33:40 | サイクリング


会社から帰って出かけたのがもう午後4時。


晩飯の都合があるので6時過ぎには帰っておきたい大先生、


時間がないときはジョギングが一番汗かけるんですが


この暑さだし、きょうはサイクリングにしました。


ただし短時間なので運動強度を上げなくちゃいけない


そこで西区己斐の駅裏から茶臼山の頂上付近を抜ける


畑峠を上ることにしました。


このルートは以前ランニングで通ったことがあります。


結構長くて走り甲斐のある坂でしたっけ。


リアのスプロケをワイドレシオに交換してのテストという意味もありまして


興味津津上りはじめたのですが


やはり9速10速の24T、28Tは効果絶大。


おそらく以前なら迷わずフロントインナーにしてたところを


アウターだけで、しかもすべてシッティングで上りました。


途中インナー使おうかな、という局面もないわけではなかったのですが


62-28で特に問題なく走破。


このアウター・ローの62-28はこれまでのインナー・ロー(50-23)とほぼ同じギア比になるので


以前のセッティングに当てはめればもうギアは残っていない状態ということになります。


が今のセッティングならまだインナーの9速10速が残っていると。


使う使わないは別にして、特に初めての山だったら随分精神的に違ってくると思います。



このあと峠を下って西風新都をまた上って、神原のシダレザクラから梶毛川沿いを石内へ下り


五日市を回って33キロ。距離はほんとに短いけれど、いい汗かけました(^.^)


収録完了!

2010-07-30 20:17:41 | 日曜銀輪倶楽部

今度の日曜日もナイトゲームですので日銀は確実に5時からの放送です。


27日に行われた「サイクルトレイン試験運行」のレポートです。


自分で言うのもなんですが、面白く出来ました。


後半は参加者のインタビューなんですが、


4歳くらいの女の子がもうメチャメチャ可愛いコメントをしてくれました。


それから2週連続でマシンガントークの瀧川師匠も登場いたします。


どうぞご期待ください。


BSMヒルクライム仕様。

2010-07-28 23:53:56 | パーツ


おなじみピンクのジャージに作業ズボンの瀧川師匠。大先生の赤いBSMをいじくってます。実はきょう、BSMのスプロケを11-28Tというワイドレシオのものに交換したのです。


従来は前が62T (インナーは50T)で後ろが11T-23Tのアルテ10速クロスレシオでした。これ平地をガンガン飛ばすのにはとてもよいのですが、この大先生の脚をもってしても(なんちって(^^ゞ)上りではがくーんとスピードが落ちてしまいます。


まあこれは重いBSMの宿命でもあるんですが、陀峯山、極楽寺山、灰ヶ峰、野呂山と、ここ2週間立て続けにヒルクライムをする中で、早い段階からギアを全部使いきっちゃうのはちょっと精神衛生上よろしくないと思いはじめ、ワイドレシオのギアに交換した次第なのです。


ワイド化するにあたってリアのディレイラもロングリーチタイプに変更。グレードもGIOSのお下がりの105からアルテグラに変えました。フロントもついでにアルテに変更。


さて実際に走ってみると、フロントアウターでも28Tの凄さを実感。これは相当な傾斜でも行ってくれそうな予感がします。ちなみに50-28Tという最も低い組み合わせに至っては、歩くより遅い。


これなら阿賀から休山に上がることだって出来るでしょうし、あの陀峯山が優しく思えるという火山(ひやま@倉橋島)でも試してみたくなりますねー。



やっぱ28Tはでかいわ。ちょっとカッコ悪いんですが仕方ありません。



こちらフロント。アルテはさすが高級感あるツクリをしてますね。STIレバーだけはまだ105なんですが、こいつも近々アルテに交換することにいたしました。一体大先生、このBSMにいくら掛けるつもりなんじゃ~っ。


ともあれ早いうちにまた極楽寺でも上ってみたいですな。


しまなみサイクルトレイン。

2010-07-25 23:34:07 | サイクリング

9月と10月に計7回運行することが決まっている「広島―尾道直通 しまなみサイクルトレイン」の試験運行に参加してきました。本番前のリハーサルです。


通常鉄道も利用してサイクリングを楽しむ時は、「輪行」と申しまして、ある程度自転車をコンパクトに分解して(あるいは折り畳み)、バッグに入れて客車に持ち込む方法をとりますが、サイクルトレインはそのまま自転車を列車内に持ち込めるのが特徴。特に輪行の技術や道具がないビギナーさんには有難いでしょうね。


朝7時過ぎ、広島駅の在来線と新幹線の間、貨物用の駐車場に集合。



こちら受付。



募集した80台はすぐに定員いっぱいになったようです。列車は4両編成で、2両を人、残る2両に自転車を積み込みます。出発まで暫く班ごとに分かれて整列。大先生はこの時ほど愛車BSMにスタンドが付いてることを有難いと思ったことはありません。



駅のホームへは特別にゲートを開けてもらって、それぞれスムーズに入ることが出来ました。それにしても壮観というか異様というか・・・。


8時24分広島駅を出発。山陽本線をノンストップで尾道へ。



貸し切りですのでサイクリストオンリー。輪行だと他のお客さんにものすごく気を使いますが、それがないのが大先生的には一番嬉しい(だからといってはしゃぎ過ぎも禁物です)。


そりゃそうと、自転車乗せた車両の写真を撮ってなかったなあ。積み込みは広島県サイクリング協会のボランティアさんが担当してくれました。普通の客車のシートの間とか通路とか、それこそぎっしりと積み込みます。


1時間20分で尾道到着。



尾道駅のホームは広島駅ほど広くないので、特に他の利用客に気をつけねばなりません。また入線ホームの都合でどうしても地下通路を使わねば外へ出られませんでした。ですがこちらも尾道サイクリング協会のスタッフが運搬を手伝ってくれていたので女性や子供さんも問題なし。自転車での使用を想定して作られたわけではないので当然こうした問題はあたり前のように出てきます。そこは協力し合って解決するしかありませんしそれで充分だと思います。



私は向島→沼隈半島→鞆の浦散策というおよそ30人規模のツアーを選択。駅前から渡船で出発です。



こちら東急ハンズ広島店のお客さん達のチーム「MANI」のみなさん。ほとんど知った顔ばかり。左から3人目は瀧川師匠です。相変わらずテンション高かったっす。皆さんはしまなみ海道を大三島まで行かれたとのこと。



我々のルートは2回フェリーに乗ります。こちらは向島と沼隈半島を結ぶ「歌戸フェリー」。音戸の瀬戸ほどじゃないけれど、短い海峡を渡してくれます。



海沿いを走っていると朱の大鳥居のミニチュアが。こちら厳島神社の分祀のようです。真っ黒に日焼けした子供たちが堤防から海に繰り返しジャンプしてました。おっちゃんも混ぜて~と言いたくなるほどの暑さ。



本土と田島を結ぶ「内海大橋」。中央部でゆるやかにカーブする、ユニークかつ美しい橋。今回は時間の都合で走れませんでしたが、サイクリングにも格好のルートだそうです。



途中で発見した彩雲。きれいですねー。昔から吉兆とされていたんだそうで。これは実に縁起がいい。



海沿いをつきあたりまで走って「阿伏兎観音(正式には「磐台寺観音堂」(国重文))」を拝観。



海に突き出た岩の上にちょっと唐様のお堂が。よくこんな所へお堂をお開きになったこと。



で、高所恐怖症としては大変なスリルを味わいながらお堂を訪ねてみますと、なんと右も左もおっぱいだらけ。安産・子育て祈願のお寺として崇められているのでした。


そこから丘、いや結構な急坂の峠を越えて一気に下ると目的地、鞆へ到着。ここまで尾道から25キロあるかないかという走りやすいルートです。



常夜燈にて。


お昼は「潮待ち茶屋」で海鮮丼定食



これは本当に美味しかったの!食後の「保琲(ほーひー)」(これは絶品でした)も頂いて1300円はリーズナブル。


それから「沼名前神社」あたりまで歩いて散策したり、保命酒アイスや地元の和菓子屋さんでお饅頭を食べたり、のんびりまったりと鞆を満喫いたしました。ただ猛烈に暑くて早く走りたくもありましたけど(^^ゞ


そのあとは希望者だけでヒルクライム。当然坂道大好きの大先生も参加。沼隈半島の尾根を走る通称「グリーンライン」のてっぺんまで行って景色を堪能しようという趣向です。


距離は2キロもないとのことでしたが、暑さがつらかったわー、マジで。


でもそのご褒美の景観がこちら。



四国方面に立ち上るでっかい入道雲とのコントラストが美しい・・・。


というわけで来た道を戻って尾道へ帰り、広島駅に着いたのが予定通り午後7時17分。



ますます日焼けに磨きがかかり、光沢が出てきた大先生。目指すは「ピアノブラック」。


走行距離70キロにも満たないサイクリングでしたが、見どころ満載でよかったと思います。いろいろ解決せねばならない問題も多いのでしょうが、まずは定期運行化への第1歩を評価したいですね。


次回の「日曜銀輪倶楽部」でも、この模様をレポートいたしますのでお楽しみに!


灰野呂。

2010-07-24 21:50:24 | サイクリング

つまり呉市の灰ヶ峰と野呂山を1日で攻略するということなり。


以前もチャレンジしようとしてたんですが、やっぱり冬場は日が短いのでダメ。


猛暑の中行ってきましたよ~。


朝9時半出発。31号線を呉へひた走ります。


途中狩留家の手前で自販機給水。早朝出発してすでに広島へ帰るローディーさんと談笑。


ブログ見てくださってるとのこと。ありがとうございます。こんどご一緒しましょうね~。



さて見事な夏空をバックにそびえる呉市のシンボル灰ヶ峰(737メートル)。以前冬場に上ったことがありました。そんときはもちろんGIOSで。今回は17インチの小径、さらに激重のBSM、そして猛暑。それがどう出るか!



呉越峠の手前を左折。神山(じんやま)峠に入ります。長いですが基本的には緩やかなつづら折り。ハートレイトセンサーを胸に着けて走りましたが、心拍数140程度とフィットネスランには最適かと思います。で、峠の頂上から上の写真の登山道へと入っていきますが、コイツが結構難物でして。時におそらく10%程度の急坂になったり、せっかく頂上付近まで来たのに下りが入ったり。実に意地の悪いルートではあります。


低速だし暑いのでサングラスは外してバッグの中。



しんどい中、日陰はこんな感じ。ホッとしますね。


ギアはすでにインナーのロウ(50-23)。もう一枚も残ってません。噴き出す汗。上り切って下山したら、途中で見つけた自販機で冷たいドリンクを飲もう。それを楽しみになんとか山頂へ。



ごらんあれ!こんなご褒美があるからヒルクライムはやめられんのですね。


次の目標、野呂山があるので長居は禁物。とっとと下りるであります。


が、この辺へ来たらここへ寄らなきゃ。呉市苗代の「大原製菓」さん。こちらでは呉のハレの日のお菓子「いが餅」を年中売っています。おそらく今はここだけじゃないかとのこと。でも大先生の目的は・・・、



水まんじゅう。夏季限定! 2個入り200円。ちゃんと保冷剤の上に並べてあって、冷たいのです。表面の透明な皮(?)がほのかに甘く、ぷるるんとしていつつ、実は結構コシがあって、食べていて本当に楽しいお菓子です。もちろん中のこしあんも最高。


軽く栄養補給した後は、郷原へ向かいます。今年開通したばかりの新しい林道を走る計画でした。が、残念ながらさきの豪雨で土砂崩れのため通行止め。自転車ならばなんとか通れるケースがあるので行っちゃおうと思いましたが、山頂付近が不気味にえぐられてるのを確認し、諦めました。


となれば黒瀬からぐるーっと野呂山のすそ野を迂回して、川尻の登山口から上るしかありません。ちょうど山の反対側です。トータル2時間くらいロスしたことになりました。ま、仕方ないですね。



こちら野呂山の登山道。相変わらずのどピーカン。ここから山頂まで11キロあるということか・・・。


実はここも随分前にGIOSで上ったことがありました。やたら長かったのだけ覚えております。で、今回も同様(あたり前か)。



ほぼ1時間後、野呂高原ロッジ(ほぼ800メートル)到着。早い人だとたぶんここまで40分台で来るでしょう。やっぱGIOSの方が楽だわ。なんたって軽量ホイールにチューブラーだし。


レストランの冷水機で冷たい水をボトルに満たし(ありがとうございました)、一気に下山。ただところどころ土砂崩れがあり、交互通行になっていたり、浮き砂があったりします。路面の状況には気をつけてくださいね。



途中の休憩所にて。安芸灘大橋が出来て、景観に絶妙なアクセントが加わりましたね。


さて下界へ下りて、どうやって帰るか・・・。来た道を引き返すのって好きではないので、ここは時間はかかるけど島回りで帰ることに。


阿賀から休山の半島をぐるっと回りこんで、音戸大橋下の渡船で倉橋島へ。そこから橋を渡って江田島、切串港からフェリーで広島港へ、というルートに決定。なんか毎週江田島走ってんな俺。



経営難が伝えられる、日本一短い定期航路。皆さんも機会があったらゼヒ乗ってみてください。



やっとサドル以外のものに座れるヨロコビをかみしめる大先生。


倉橋島をぐるっと回りこんで早瀬大橋を渡り、江田島ではひたすら北に走って名所「しびれ峠」に詣で、切串港に着いたのは7時過ぎでした。



途中で見た景色。呉市上空、でっかい入道雲とお月様。なんか夏らしくてね。



次の便まで30分。港の小さな売店は、意外と品ぞろえが充実していまして、地域のコンビニみたいな役目もあるのかと思われます。



冷蔵庫に冷やしトマトを発見。おばちゃんに「これちょーだい」と言ったら、「じゃあ80円にしちゃげよう」と交渉成立。並べてある割には値段決めてなかったのね(笑)。完熟桃太郎、最高に美味しかったですぞ。



そうこうするうちに船が来ました。フェリーってなんでもかんでもそのまま載せちゃうわけで、その大らかさが好きですね。宇品では花火大会。港に到着してすぐ1発目が上がりました。大変な人出の中、8時半ごろ帰宅。


走行距離170.58キロ


平均速度20.85キロ/時


消費エネルギー3790キロカロリー


獲得標高2546メートル


久々にドカ走りしました。もう大満足。


ただ野呂山の郷原林道が通れてたら、時間的に江田島の陀峯山も上れてたかも。


ちょっとそこだけ悔いが残りました。


明日は「広島-尾道直行サイクルトレイン(自転車をそのまま載せられる列車)」の試験運行があって、


大先生は『日銀』の取材を兼ねて参加してきます。


明日はゆる~く走りましょうっと。


ちなみにルートはコチラ(灰ヶ峰から下山して焼山の方へ出ちゃったので変に遠回りしています(^_^;))