チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

灰野呂。

2010-07-24 21:50:24 | サイクリング

つまり呉市の灰ヶ峰と野呂山を1日で攻略するということなり。


以前もチャレンジしようとしてたんですが、やっぱり冬場は日が短いのでダメ。


猛暑の中行ってきましたよ~。


朝9時半出発。31号線を呉へひた走ります。


途中狩留家の手前で自販機給水。早朝出発してすでに広島へ帰るローディーさんと談笑。


ブログ見てくださってるとのこと。ありがとうございます。こんどご一緒しましょうね~。



さて見事な夏空をバックにそびえる呉市のシンボル灰ヶ峰(737メートル)。以前冬場に上ったことがありました。そんときはもちろんGIOSで。今回は17インチの小径、さらに激重のBSM、そして猛暑。それがどう出るか!



呉越峠の手前を左折。神山(じんやま)峠に入ります。長いですが基本的には緩やかなつづら折り。ハートレイトセンサーを胸に着けて走りましたが、心拍数140程度とフィットネスランには最適かと思います。で、峠の頂上から上の写真の登山道へと入っていきますが、コイツが結構難物でして。時におそらく10%程度の急坂になったり、せっかく頂上付近まで来たのに下りが入ったり。実に意地の悪いルートではあります。


低速だし暑いのでサングラスは外してバッグの中。



しんどい中、日陰はこんな感じ。ホッとしますね。


ギアはすでにインナーのロウ(50-23)。もう一枚も残ってません。噴き出す汗。上り切って下山したら、途中で見つけた自販機で冷たいドリンクを飲もう。それを楽しみになんとか山頂へ。



ごらんあれ!こんなご褒美があるからヒルクライムはやめられんのですね。


次の目標、野呂山があるので長居は禁物。とっとと下りるであります。


が、この辺へ来たらここへ寄らなきゃ。呉市苗代の「大原製菓」さん。こちらでは呉のハレの日のお菓子「いが餅」を年中売っています。おそらく今はここだけじゃないかとのこと。でも大先生の目的は・・・、



水まんじゅう。夏季限定! 2個入り200円。ちゃんと保冷剤の上に並べてあって、冷たいのです。表面の透明な皮(?)がほのかに甘く、ぷるるんとしていつつ、実は結構コシがあって、食べていて本当に楽しいお菓子です。もちろん中のこしあんも最高。


軽く栄養補給した後は、郷原へ向かいます。今年開通したばかりの新しい林道を走る計画でした。が、残念ながらさきの豪雨で土砂崩れのため通行止め。自転車ならばなんとか通れるケースがあるので行っちゃおうと思いましたが、山頂付近が不気味にえぐられてるのを確認し、諦めました。


となれば黒瀬からぐるーっと野呂山のすそ野を迂回して、川尻の登山口から上るしかありません。ちょうど山の反対側です。トータル2時間くらいロスしたことになりました。ま、仕方ないですね。



こちら野呂山の登山道。相変わらずのどピーカン。ここから山頂まで11キロあるということか・・・。


実はここも随分前にGIOSで上ったことがありました。やたら長かったのだけ覚えております。で、今回も同様(あたり前か)。



ほぼ1時間後、野呂高原ロッジ(ほぼ800メートル)到着。早い人だとたぶんここまで40分台で来るでしょう。やっぱGIOSの方が楽だわ。なんたって軽量ホイールにチューブラーだし。


レストランの冷水機で冷たい水をボトルに満たし(ありがとうございました)、一気に下山。ただところどころ土砂崩れがあり、交互通行になっていたり、浮き砂があったりします。路面の状況には気をつけてくださいね。



途中の休憩所にて。安芸灘大橋が出来て、景観に絶妙なアクセントが加わりましたね。


さて下界へ下りて、どうやって帰るか・・・。来た道を引き返すのって好きではないので、ここは時間はかかるけど島回りで帰ることに。


阿賀から休山の半島をぐるっと回りこんで、音戸大橋下の渡船で倉橋島へ。そこから橋を渡って江田島、切串港からフェリーで広島港へ、というルートに決定。なんか毎週江田島走ってんな俺。



経営難が伝えられる、日本一短い定期航路。皆さんも機会があったらゼヒ乗ってみてください。



やっとサドル以外のものに座れるヨロコビをかみしめる大先生。


倉橋島をぐるっと回りこんで早瀬大橋を渡り、江田島ではひたすら北に走って名所「しびれ峠」に詣で、切串港に着いたのは7時過ぎでした。



途中で見た景色。呉市上空、でっかい入道雲とお月様。なんか夏らしくてね。



次の便まで30分。港の小さな売店は、意外と品ぞろえが充実していまして、地域のコンビニみたいな役目もあるのかと思われます。



冷蔵庫に冷やしトマトを発見。おばちゃんに「これちょーだい」と言ったら、「じゃあ80円にしちゃげよう」と交渉成立。並べてある割には値段決めてなかったのね(笑)。完熟桃太郎、最高に美味しかったですぞ。



そうこうするうちに船が来ました。フェリーってなんでもかんでもそのまま載せちゃうわけで、その大らかさが好きですね。宇品では花火大会。港に到着してすぐ1発目が上がりました。大変な人出の中、8時半ごろ帰宅。


走行距離170.58キロ


平均速度20.85キロ/時


消費エネルギー3790キロカロリー


獲得標高2546メートル


久々にドカ走りしました。もう大満足。


ただ野呂山の郷原林道が通れてたら、時間的に江田島の陀峯山も上れてたかも。


ちょっとそこだけ悔いが残りました。


明日は「広島-尾道直行サイクルトレイン(自転車をそのまま載せられる列車)」の試験運行があって、


大先生は『日銀』の取材を兼ねて参加してきます。


明日はゆる~く走りましょうっと。


ちなみにルートはコチラ(灰ヶ峰から下山して焼山の方へ出ちゃったので変に遠回りしています(^_^;))