きのうのTEAM KENTA忘年会で盛り上がりすぎて若干の疲れが残る中、気力で出発。まずは宇品を9時発の切串行きフェリーに乗船。
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近場でも船の旅はわくわくしますね。
9時半に切串到着、いよいよソロツーリングのスタートです。きょうは江田島~倉橋島~呉と回る予定。
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おなじみ秋月の「しびれ峠」。今回はパスしてもよかったんですが、ここを上らないと江田島に来た気がしないので。
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風はほとんどなく、思ったより暖かく、絶好のツーリング日和でしたが海上は霞がかかってました。
秋月から江南へ。しかし断腸の思いで「海辺の新鮮市場」をパス。実は今回ゼヒ食べたいものがあるのです。能美から沖美へと島をぐるっと反時計回りして走ること2時間半。最初の目的地に到着。
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大柿町大君の和菓子店「岡林花月堂」。こちらは名物「イタリアンロール」というロールケーキがとにかく人気。まず予約していないと手に入らないとのことです。ですが形を整えるために切り落とした端っこは大丈夫とのこと。なんたってまだ正午前だし。ところがブラインドが下りててドアにも鍵。人はいるようなので横の扉から声をかけますと
「もう売り切れたんですよ」
「えっ?端っこありません?」
「1つだけなら」
おー、ラッキー。これを食べるために刺身定食も「大豆うどん」もガマンしたのですから。
4切れ入って150円(!)。さっそく近所の公園で食べるであります。
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こんなにデカイのです。
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この「イタリアンロール」はしっとりしたスポンジとたっぷりのクリームを、もちもちしたシュー生地で巻いてあるのが特徴。甘くて素朴で、そしてどっしりと食べ応えのあるお菓子なのです。数年前に手土産で頂いて以来僕の大好物。それにしてもこんなでっかいのを4切れはさすがにヘビーでした。心の中で「ハラッさーん、ハマさーん、助けて~」と叫びつつ、結局甘党の大先生は全部胃袋に押し込んで出発。このボリュームとこのお値段はツーリングの栄養補給にオススメですぞ。到着時間を伝えておいて取りおきしてもらうのがよいでしょう。
ところで、毎回江田島ツーリングをするたびに気になって気になって仕方ないお店があります。
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花月堂へ行く手前、大柿町大原交差点そばの「チャイナ飯店」。飯店ってんですから中国料理なんでしょう。なにしろ「チャイナ」なんて直球な名前だし。ところが看板にはお好み焼きと焼肉。きょう通りがかったらなんと韓国料理の看板まで。入ってみてぇ~。
糖類を存分に補給したあとは倉橋を経由して呉へ。
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江田島と倉橋島を結ぶ「早瀬大橋」。この橋自体真ん中まで結構な上り坂になってまして走り甲斐があります。
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橋を下りてすぐ、こちら地元の牡蠣屋サン「丸十水産」。こちらのご主人とは20年来のつきあいでして、毎年プリップリの牡蠣を送ってくれます。きょうは直接お礼を言えてよかった。いい牡蠣作ってますんでお好きな方はゼヒ。
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島の北側をぐるっと回って音戸の渡船で本土へ上陸。
直接呉市街へは出ずに警固屋の半島を阿賀方面へ走り、呉越峠を超えて今回のテーマ、灰ヶ峰アタックの開始です。灰ヶ峰は呉市の背後にどっかと腰を据えた見事な独立峰。市のシンボルでもあります。車では何度か上ったことはありますがバイクは初めて。ヒルクライマーとしては一度は攻め落としておきたい山なのです。
呉市の西畑から県道174号線をえっちらおっちら右に左に上っていきます。傾斜はそんなに急ではなくペースを守ればそんなにきつくはありません。
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白い構造物が見えますね。あれが頂上にある気象レーダー。道沿いには採石場があってそこからダンプが出入りするほかは交通量も少なく安全に走れます。上り好きにはオススメ。
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県道の入り口から上ること6キロ、ようやく山頂への道路の入り口です。ここからが実に長い。もーいやになるくらい長い。しかも途中から結構な傾斜になりますし。
しかし努力はいつかは報われる。入り口から5キロちょっと。ついに標高737メートルの灰ヶ峰山頂へ。
やっぱり霞んでて残念。でもやはり絶景ではあります。
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上りの後はひたすら下り。帰りは熊野方面に出て矢野峠を下るショートカット。
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リアのシフトの調子がいまひとつなので東急ハンズに立ち寄って調整してもらいました。ジャスト130キロのツーリング。今回もアンブロのチューブラーホイールに大いに助けられた一日でした。
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