チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

サドル変更。

2011-07-26 21:32:52 | パーツ

前乗りの代表格、ADAMOを愛用しております。値段は張りますが、とにかく合う人にはこの座り心地はたまらんでしょう。サドルは少しノーズ部分を下げ、やや先端寄りに座ってペダリングをします。体重は通常のサドルより前輪寄りになり、結果前傾姿勢のランナーのように踏み足のトルクが出しやすくなります。上りなんかはぐいぐい上ってくれる印象です。


ところがこのところの連日のライドで、だんだん腰が痛くなってきた。前乗りと関係あるかもしれません。以前わりと後ろに乗ってた時はこんな痛みは出ませんでしたから。


というわけで大事を取って大先生、サドルを以前使っていたSelle SMP Strike Compositに戻すことにしました。コイツはまた対照的に後ろ乗りの代表格みたいなもんです。



尿道を圧迫しないようにおおきくスリットが開いています。他のサドルと違って波打つようなフォルムが特徴的。好みが分かれるところです。


このサドルは角度調整がものすごく敏感で、ちょっとノーズを上げ過ぎたり下げ過ぎたりすると、とたんに拷問椅子と化してしまうことがよく言われています。錦帯橋へのライドに出かけましたが、今回はこまめにサドルの前後・角度をいじりながらとなりました。


結果、なんとかポジションが決まりました。



ちょいとボケとりますが、サドルはADAMOよりかなり後ろにずらし、ノーズはあんまり上げていません。上げればしっかりと後ろ乗りになって、そのぶん腰には優しくなるのですが、こんどはペダリングが難しくなっちゃう。両者の妥協点としてこの角度にとりあえず落ち着きました。うーん、こうしてみると思ったよりブサイクじゃないなあ。ま、これでしばらく乗ってみます。腰痛が治ってくれれば御の字ですから。


ところで錦帯橋といえば吉香公園のソフトクリームが有名です。が、この暑さで乳製品はちょっと・・・。迷わずかき氷にいたしました。



僕は断然みぞれ派。身体の中からスーっと冷えていきました。かき氷がなければ、コンビニで「ガリガリ君」ですね。梨味、どうも品切れになりつつあるみたい。


STI交換。

2011-07-07 23:52:34 | パーツ


STI(要するにハンドルから角のように突き出してるブレーキレバーのユニット。この部分を使って変速もします)をアルテグラの6700から6600SLに換装しました。やっぱり型は古くともこっちの方が持った感じいいですね。この辺は好みの問題ですが。それから機構的にも6600の方がかなりシンプルで、ケーブルの装着も随分楽。まあ、滅多に弄る部分ではありませんが。ただ6600はシフトケーブルが触覚みたいに横から出てきてしまうので、見た目はやはり6700が数段上ではあります。見た目と快適さ、どっちを選ぶかというところですね。


あわせてバーテープも白に変更いたしました。黒も、千代の富士のマワシ(あるいは猪木のパンツ)みたいに締まってよかったんだけど、やっぱりサドルが白だとバランス的にはハンドルも白の方がいいかなあ・・・。


あきらめました・・・。

2011-07-04 21:47:02 | パーツ

チェント・ウーノのハンドルを、わけあって3TからFSAのカーボンに換えたのですが、どうも大先生の体格には合いませんでした。ステム長を90ミリから70ミリにしてもやはりブラケットが遠いことは変わらず、なんか腰まで痛くなってきたので大枚はたいて買ったハンドルとステムは知人に買ってもらうことにいたしました。


上から見たFSAのK-WING(アナトミック)。カーボン独特の造形と振動吸収性の高さがお気に入りだったのですが、身体に合わないものは使うべきではありません。



で、本命はまだ別にあるのですが、当面余っていたハンドルを取り付けることに・・・。


右の黒いバーテープ巻いたのがそれ。日本のDixna(ディズナ)というメーカーのJ-fitというモデルです。形状はオーソドックスなアナトミックバーなのですが、手の小さな日本人向けにデザインされていて、しかも小柄な人向けに幅360ミリからラインナップが用意されています。もちろんアルミ。



このハンドルがどんだけコンパクトか。上ハンで合わせてみると、FSAにくらべてDixnaはこんだけ突出量(リーチ)が少ない。つまりそんだけハンドルが手許に来るというわけです。実はこのハンドル、BSMに当初ついていたものでした。STIはアルテグラなんだけど6700。チェントは6600で組んであり、完全互換性はないようなのですがとりあえずインストール。ブレーキやリアのシフトは全く問題ないのですが、なぜかフロントシフトが激重。互換性の問題なのか、それともケーブルの取り回しをミスったか。



黒のバーテープ(プロロゴ)もなかなかよろしいね。最近は白が流行りみたいですけど。ちなみに下ハン持った時にブレーキレバーがものすごく握りやすいのも美点。地味ながらよく考えられてはいます。それに安いしね。



ブラケットが太いのであんまり好きではないのですが、6700はシフトケーブルもハンドルに沿わせられるのでフロントビューがものすごくスッキリしました。で、この際サドルも黒にしちゃおうと、久しぶりにSelle SMP Compositを引っ張り出して着けてみたんだけど、やっぱりADAMOの乗り心地が今の僕には合うようです。


明日は天気がよいみたいなので、ポジションを調整しながら走ってみましょう。


DHバー。

2011-05-20 19:34:45 | パーツ

 


いけぴー君が「いいモノがありますぜ。ゼヒお使いください」とのことで貸してくれたのが魔法の棒。



トライアスロンやタイムトライアルの世界では必須アイテム化しておりますこの角、DHバーと申します。コイツを握って走る格好は、なんでもスキー競技のダウンヒルポジションに似ているからとのことらしいです。



 



チェント・ウーノの端正なスタイリングを台無しにする2本のツノ。


しかしながら自転車は格好で走るもんじゃあありません。試しに瀬戸内沿岸を大島大橋たもとまで130キロほど往復してきましたが、こんなにも向かい風が苦にならなくなるものなのかと感心、いや感動いたしました。もっとも僕の脚力では無風の平地でせいぜい35キロ巡航というのが関の山だとおもいます。これが40キロ以上出る人だともっと恩恵にあずかれるはずです。あとDHポジションをとってるときは、なんかすごく戦闘的といいますか、アドレナリンが出まくりで、それが結構快感になってたりもします。ただブレーキは絶対的に遅れるので、使えるシチュエーションは路面状況のよい海側の道(陸側は路地から車が出てきたりするので危ない)ということになるでしょうか。でも瀬戸内海の島々では結構活かせる道具かもしれません。


ただチェントの、しかもスーパーレッジェーラなのでわざわざこんなパーツ着けて重くするのは勿体ない話ではありますよね。このクルマはやはりロープロファイルのホイール履かせて山を走るのが一番楽しいとは思います。


ロードバイクにMTB用のペダルをつけてみる。

2011-05-02 21:27:09 | パーツ

大抵のローディー(ロードバイク乗りのこと)は、SPD-SL(とかLookとかTimeとか、まあそのテの大柄なビンディングペダル)を使っていると思います。大先生はいまだ普通のSPD。理由はいろいろありますが、まあ普通に歩けるのが一番ですか。あと別にレース出るわけでもなく、たぶん出ることになったとしても別にペダルを換えたりはしないでしょう。あ、一番の理由は靴を買い換えるのが勿体ないから、ですわ。


SPDは今では主にMTBの世界で生き続けております。ですが少数ながらロード用のSPDペダルやシューズも販売され続けております。ただ今後はどんどん品数が減って、選択肢が少なくなってくるでしょう。実際大先生のシューズはMavicのMTB用。少々ごつくて重たいのですが、履き心地もいいし、全然不満はありません。


むしろ不満なのが今使っておりますSHIMANOの「ロード用」SPDペダル。



これですね。


軽さが命のロードバイク向けに、重量がペアで285グラム。それはまあいいんですが、とにかく街中でストップ&ゴーのたんびにコイツの脱着が実に鬱陶しい。もちろん馴れればタイミングよく「がちん」とハマるんですが、たまに裏返ってたりして、それと気付かずにはめようとして足がずるっと滑ったりいたします。


以前乗ってたMTBに着けてたのはコンパクトな両面タイプ。「俺、別にそれでいいんだけどなあ」、などと思っておりましたが、なんかただでさえロードにSPDシューズだし、その上ペダルまでMTB用のやつってのはさすがにちょいと気が引ける。で、まあ我慢して上記ペダルを使っておったのです。


ところが、ひょんなことからいけぴー君が「使わないMTB用のペダルありますから試しにどうぞ」ってんで貸してくれたんですな。実は本日やたら山に上ったのは、コイツが上りで使えるかどうか試してみたかったからなんです。



上が今まで使ってたロード用。下がMTB用。ちなみにXTというグレードで、SHIMANOでは上から2番目。ロードで言うとアルテグラに相当すんのかな? MTB用はワクのような金具がないため随分コンパクトに見えます。が、裏と表にビンディングがあり、そのため重量は352グラムと70グラムほど重くなります。



取り付けるとこがいな感じ。別におかしくねえじゃん。逆にメカメカしくなってカッコいいじゃん。・・・と思いこんでみる。


で、日記にもUPしましたが、山越えの120キロを走った感想です。


これで十分じゃん。


以上です。ロード用のSPDペダルに比べると、ワクがない分少しだけ遊びが感じられます。が、そもそもこれはSPDの宿命なので、ロード用でも実は少々足が動くのです。がっちり固定したい人はSLとかLookとかにすればいい。それよか、とにかく脱着が楽なのがいい。もう足をのっけてちょいと踏むだけで気持ちよく「がちーん」とハマってくれるのでストレスがありません。いけぴー君によると、彼が使ってるSpeedPlayという商品も両面タイプで脱着しやすいんだそうで、これもいいなと思っておるのですがなにぶん高い。モデルによっては3万円くらいしちゃうのもありまして。でもこのペダルは1万円しないので「プアマンズ・スピプレ」とも言えそうです。


結局、メーカー側が「ナントカ用」っていろいろカテゴライズして商品を出してくるのですが、消費者としては「メーカーはこう言ってるけど、自分にとってはこっちの方が都合がいい」といった柔軟な発想でのぞむことも大事なんだなと、あたしゃ思いました。