森本ケンタ君から先日電話。「18日だけ休みが取れたんですぅ。『しまなみ』いきましょ。」とのお誘いでした。さっそく来月10日、「もみのき森林公園耐久レース(もみ耐)」にエントリーする「TEAM KETNA」のメンバーを召集し、4人揃って尾道-今治往復ツーリングを敢行いたしました。高速を使って尾道までは車です。1000円ってありがたい・・・。
向島へフェリーで渡り(ケンタ君はフェリーを知らず、何と今までわざわざ尾道大橋を使ってたとのこと。オトコだねぇ)、向島、因島と快調に走り、生口島へ。ここでは名物のジェラート食べようねってことで。
伯方の塩ジェラート。塩分を欲する身体にはもうちょっと濃い目でもよいかも。でもさっぱりして最高です。気温が高くて急いで食べました。
そこからミカン畑の中を走り(実に気持ちよかった)、耕三寺でちょうどお昼。
「たこ天うどん」(850円)。たこ天がでっかくてたっぷりで。これは食べ応えありました。
並んだバイク。今回は久々にGIOSを持ち出しました。もちろんクロモリフレームは僕だけ。チューブラータイヤも僕だけ。でもホイール周りが軽いってのはアドバンテージありますね。特に「しまなみ」は橋の手前で必ず長い上りになりますし。
まもさんとケンタ君。
松村邦洋クンではなく、メンバーの一人、原田さん。4人の中では最軽量です。バイクが。実はこの原田さんにとっては魔の一日になっちまいまして、今治を折り返して帰りの大島でまずパンク。予備のチューブをセットしたらバルブが折れて使えず、幸いまもさんがもう1本持っていたので事なきを得ました。しかし原田さんの不幸はそれにとどまらず、伯方島に入ってすぐ、急停止しようとして足をペダルから外したとたんシューズが後輪のスポークに接触、スポークが折れてしまいました。もちろんホイールはゆがんで動きません。ニップル回しでなんとか応急的にフレをとろうとしたんですが、このニップルがやたら固くて断念。結局我々がとにかく先を急いで尾道まで行き、車で折り返しレスキューしようということになりました。したがって伯方島から尾道までは3人でのツーリングとなったわけですが、結局原田さんは通りかかった軽トラに道の駅まで乗せてもらい、そこからタクシーで尾道まで帰ることができました。タクシー代1万2千円はみんなで3000円ずつカンパしましたが、ホイールだけじゃなくシューズ(カーボンソールのすっげえ高そうなやつ)の破損とで随分な出費になっちゃうんじゃないかな。お気の毒であります。
日差しは結構強烈でして、大先生はすっかり日焼け。一方翌日にライブを控えたケンタ君は何度も日焼け止めを塗りなおして走ってました。その甲斐あって全く焼けず。
帰りの伯方島(「マリンオアシスはかた」)で見つけた「島イチゴどら焼き」。甘酸っぱさ最高!どら焼きの皮もこんがり香ばしくてこれはおすすめです。160円。
生口島を尾道目指してひた走る。日はどんどん暮れていき、「走れメロス」や「トロッコ」が思い出されました。
さあ夕暮れの因島大橋。ここを渡れば向島。尾道まではあと少し。
フェリー乗り場に着いたときにはもうすっかり日は落ちてました。長かった旅ももう終わりです。ホッとしたような淋しいような・・・。
147キロを実走6時間あまり。やっぱり「しまなみ」は最高っす。こんなルート、世界にも例がないのでは。そういや外国人がレンタサイクルでよーけ走っておられました。日本でのいい思い出になったことでしょう。
折り返し点の今治サイクリングターミナルにて。TEAM KENTA、次回は「もみ耐」っ!ふぁいとーっ。