ツーリング仕様ANCHORのハンドルにはもともとモンベルの「サイクルフロントバッグ」が取り付けてありました。このバッグは何度も書きますけれどドロップハンドルの内側スペースに見事に収まり、収納力もあってロードバイクのスタイリングも極力損なわないという大変なスグレモノであります。 このバッグをANCHORにそのまま取り付けると、フロントブレーキキャリパーやタイヤに干渉してしまうので、TOPEAKのバーエクステンダーを使ってそれを防いでいたのです。
これも以前書きました。で、全く問題なかったのですが、ある日、乗車中にこのエクステンダーがポッキリ折れてしまったのです。重さに耐えられなかったんですな。で、やむを得ず以前MTBに使っていたTOPEAKの小さなバッグを取り付けて使っていました。
干渉もなくしっかりしてるのはいいんだけど、いかんせんデザインが・・・。なんとかモンベルのバッグを復活できんかのう、と思案しておりましたら、「手持ちのバッグのRIXEN&KAUL化」というワザをネットで知りまして、さっそく実行することにいたしました。
パーツは東京都杉並区の「和田サイクル」というお店に注文。頼んだ翌日に届いてました。モンベルのバッグにリクセンカウルの装着システム「クリックフィクス」を取り付けてしまおうというわけです。
こちらがバッグ側に取り付ける「アダプタープレート」(1300円)。バッグをはさむように装着します。
こちらはハンドル側に取り付けるフロントアタッチメント「KF810」(2300円)。ちょっと高いんだけど、取り付け方法はTOPEAKよりも簡単でデザインも洗練されています。
左がバッグ側のプレート、右がバイク側のアタッチメント。アタッチメント先端部のツメをプレートのくぼみ上部にあるスリットにひっかけ、
そこを支点にアタッチメント上部のボタンを押して赤いフックを押し下げてプレート下部にひっかける。
これだけで完全に固定されます。精度も高くガタツキはありません。さすがドイツのこだわり。
ではさっそく取り付けるです。
といっても、外側のプレートの位置決めをして、ボルトを通すところに穴を空け、
内側にプレートを置いて外側からアーレンキーでしっかり固定。これだけです。もっとも小さなバッグのことですので少々手間取りましたが。幸いこのバッグはプラスチックのプレートで補強してあるのでそのままボルト止めできましたが、コシのないバッグはプラスチック板などをかませて補強してやる必要があるでしょう。
これで完成。さっそくANCHORに取り付けるです。
じゃーん。タイヤやブレーキとのクリアランスも十分。ハンドルバーとの空間も以前よりしっかり取れてノーマルの状態よりずっとハンドルを持ちやすくなりました。