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多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

青梅市「御嶽神社」

2012年08月18日 | 神社
御嶽神社 

鎮座地 柚木町3-674

祭神 押武金日命(おしたけかねひのみこと)
    日本武尊(やまとたけるのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 忠道院

例大祭 1月9日

解説 
もと蔵王権現社といった。

本殿は文政4年(1821)の築。

市史には別当寺は即清寺とあるが、
忠道院の境内から登っていくのでこちらではなかろうか?


青梅市「琴平神社」

2012年08月17日 | 神社
琴平神社 

鎮座地 梅郷4

祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)
    崇徳天皇(すとくてんのう)

旧格式 無格社  

別当寺 天沢院あるいは村民持ち

例大祭 5月10日

解説 
厳山の山頂にあり、かつては金比羅大権現と称した。

養蚕の守護神として知られ、繭がよく生産できた年には、
ネズミよけのお守りである猫の焼物が奉納された。

写真は麓の遥拝所。

青梅市「日影和田稲荷神社」

2012年08月16日 | 神社
日影和田稲荷神社 

鎮座地 和田2-483

祭神 倉稲魂命(うがのみたまのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 村民持ち

例大祭 4月9日

解説 
日影和田村の鎮守。

寛文8年(1668)の検地帳には除地1反7畝3歩とある。

また安政6年(1859)の銘のある木彫白狐像一対を伝えている。

青梅市「畑中神社」

2012年08月15日 | 神社
畑中神社 

鎮座地 畑中2-555

祭神 伊邪那美命(いざなみのみこと)
    彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 大宮寺

例大祭 4月15日

解説 
建武3年(1336)創建という。

江戸時代は伊豆箱根権現といい本山派の修験、大宮寺が奉仕していた。

明治3年(1870)東畑中神社と改められた。

明治時代末に東畑中神社(旧熊野権現)を合祀して現在の社名となった。



畑中神社の狛犬



・奉納年 大正10年(1921)
・石工 藤堂音次郎? 
・右 阿形 子取り
・左 吽形 玉取り

青梅市「愛宕神社」

2012年08月14日 | 神社
愛宕神社 

鎮座地 柚木町1-904

祭神 火産霊神(ほむすびのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 即清寺

例大祭 4月24日

解説 
元慶年間(877~84)即清寺開山の際その鎮守社として創建された。
本殿は山頂にある。

建久年間(1190~98)源頼朝の命により、畠山重忠が再建したという。

戦国時代、三田氏によって築かれた辛垣城の鎮守となった。

江戸時代、慶安元年(1648)には朱印地20石を賜っている。

青梅市「秋葉神社」

2012年08月13日 | 神社
秋葉神社 

鎮座地 梅郷2-346

祭神 火産霊神(ほのかぐづちのかみ)

旧格式 無格社  

別当寺 竹林寺

例大祭 3月18日

解説 
竹林寺の守護神のようだが、規模から言って独立した神社とも考えられる。

かつては安喜波之社ともいった。

青梅地区の神社概略

2012年08月12日 | 神社
青梅地区の神社概略

青梅町は江戸時代、江戸と奥多摩を中継する宿場町「青梅宿」として栄えた。

青梅宿は中世に勝沼城主として当地を支配した三田氏の時代から文化的先進地帯で、
江戸時代には小林天淵などの文化人を多く排出している。


これにて青梅地区は終了。

次回より吉野地区の神社を紹介予定!

青梅市「和田乃神社」

2012年08月12日 | 神社
和田乃神社 

鎮座地 日向和田2-317

祭神 大山祇神 (おおやまづみのかみ)
    磐永比売神 (いわながひめのかみ)
    茅野比売神 (かやぬひめのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 栗原氏持ち

例大祭 9月1日

解説 
和田村の鎮守。

かつては三嶋明神といったが、
慶長3年(1598)以来和田村は日向和田と日影和田に分かれており、
明治になってもとに戻った際に改名した。

昭和天皇お手植えの枝垂糸杉がある。


ご神体は馬上の童子像である。

伝説によると、かつて馬に乗った童子が当地を通りかかった際、
村人がその裕福そうな身なりに物欲を起こし、
童子を殺して金品を奪ってしまった。

その後村では作物の不作や火災などの災厄が相次いだ。

これは童子の祟りであろうという事になり、
馬上の童子像を三嶋明神として祀ったという。



和田乃神社の狛犬



・奉納年 大正4年(1915)
・願主 当所 岩松宗義

青梅市「裏宿神社」

2012年08月11日 | 神社
裏宿神社 

鎮座地 裏宿町776

祭神 大山祇命 (おおやまつみのみこと)
    摩利支天 (まりしてん)

例大祭 ?

解説 
裏宿地区の鎮守。

江戸時代には摩利支天宮と称し、仏教神、摩利支天を祀っていた。

明治の神仏分離の際祭神を大山祇命に改め、社名を山祇神社としたが、
通称は摩利支天社のままで、現在の地図でも摩利支天となっている。

昭和27年(1947)社名を梅園神社とあらため、
また平成15年(2003)社殿の老朽化にともない麓に社殿を新築し、
現在の社名に改められた。

青梅市「住吉神社」

2012年08月09日 | 神社
住吉神社 

鎮座地 住江町12

祭神 底筒男命 (そこつつのおのみこと)
    中筒男命 (なかつつのおのみこと)
    表筒男命 (うわつつのおのみこと)
    神功皇后 (じんぐうこうごう)

旧格式 郷社  

別当寺 吉祥院

例大祭 4月28日

解説 
応安2年(1369)延命寺を開山した季竜が摂津住吉大社のご分霊を遷す。

永正10年(1513)三田氏宗・政定が社殿を再建した。

現在の本殿は変形春日造で正徳6年(1716)の築。

また青梅の文人で江戸時代末の人、小林天淵の筆塚や櫛筍大納言隆望卿女の歌碑、
拝殿彫刻などが江戸時代青梅の文化の高さを物語っている。


住吉神社の拝殿の彫刻



拝殿は文政7年(1824)~天保6年(1835)頃、
青梅縞の取引先や江戸の豪商の寄進を受けて再建されたもので、
天井の「雲龍図」は小林天淵の作。

青梅市「石動神社」

2012年08月08日 | 神社
石動神社 

鎮座地 勝沼2

祭神 大己貴命 (おおなむちのみこと)
    少彦名命 (すくなひこなのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 村民持ち

例大祭 9月19日

解説 
乗願寺村の鎮守。

大同年間(806~9)現石川県鹿島郡石動山の伊須留岐比古神社のご分霊を遷したという。


石動神社の狛犬



・奉納年 昭和14年(1939)
・石工 師岡 石重刻
・願主 社掌 宮川隆治
・右 阿形 子取り
・左 吽形 玉取り

青梅市「大柳八坂神社」

2012年08月07日 | 神社
大柳八坂神社 

鎮座地 大柳町1537

祭神 速須佐之男命(はやすさのおのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 村民持ち

例大祭 ?

解説 
かつて、大柳村の鎮守は天ヶ瀬の八坂神社であったが、
天ヶ瀬側の氏子と争い事があり、
嘉永2年(1849)天ヶ瀬八坂神社のご分霊を遷し大柳村のみの鎮守を創建した。

江戸時代には祇園牛頭天王といったが、明治3年(1870)現名に改められた。

観音堂に隣接している。

青梅市「西分神社」

2012年08月05日 | 神社
西分神社 

鎮座地 西分町1-26

祭神 天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 宗徳寺

例大祭 11月3日

解説 
かつては妙見社と言われ、
室町時代初期、別当寺宗徳寺の開山、一庵淋によって寺の守護神として勧請された。

江戸時代には徳川将軍家より朱印地3石を賜っていた。

明治の神仏分離で社名が西分神社と改められ、
旧ご神体の妙見菩薩像は宗徳寺に遷された。

現在でも同寺に保管されているという。