■ 大知一成の公式「ブログ 保険・かわら版 」■=「間違いだらけの生命保険選び」=

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■ ブログ 保険・かわら版=26年度・3月(Ⅲ)=■

2015年03月28日 | 保険
■ 3月31日(火)

■ 今日の「大引け」はどうなる?!=「株価高騰、円は120円台!?=

● 海外市場で円は120円台を付けたことから東京市場でも120円台に乗る可能性が出てきた。もっとも12月末の119円台に比べると、表面上金額は1円前後の違いと言うことで差益を大きく伸ばすとはいかないようだ。
 もちろん個々の生保では運用手法によって中身を強固にした生保もあると思われる。
● 一方「株式」は、2万円は無理だが「1万9500円」は突破することになりそうだ。もっともこれだけは確定というわけには行かないのが株価の動向。もうすぐ市場が始まるので様子を見守りたい。


● ドルはどうやら120円台で終わりそうだが、問題は株式で市場が開けたら早々に19,600円を付けたことで、やはり昨日分の米国株の上昇の影響が顕著と思った矢先、一転下げに転じ現在(11時10分)には60円ほどの上げに縮小している。
 もちろん「1万9500円」は割れている。
 大引けが気にはなるが、個人的な影響はないので静かに見守りたいところだ。


■ 大引け「株価1万9206円 ▼204円安、ドル120円」

● 「ロイター」の記事によるとこのように3月31日の株式見通しを書いている。
 「今日の株式見通し=続伸、米株大幅高・円安でマインド改善
 2015年 03月 31日 08:19 JST
[東京 31日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は続伸が見込まれる。前日の米国株が大幅高、為替は円安方向に振れ、リスクを取りやすい環境だ。停滞していた投資家のマインドは改善し、再び1万9500円の節目を超えるとみられる。重要経済指標の発表を控え、買い先行後は上昇ピッチが鈍りそうだが、強気ムードは持続すると予想される。」
● まあ、これが常識的な見通しだったろう。まさか、200円余りも下がって終わるとは!
 ところで4月1日も大きく下げている。 


● 株価を予想することに難しさを痛感させられた一日となった。大引けは「1万9206円」と今朝ブログに書いたような「1万5000円」どころか最高値の「1万9600円」から400円も下落して終わった。
 もっともこれでも26年度は「29.5%」もアップしたことになる。


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■ 3月30日(月)

■ 明日の「大引け」はどうなる?!=「日本株式保有生保」の優位性に変化無し!為替(ドルベース)は横ばい!=

● 日本株は12月末の「1万7450円」からするすると高くなり「2万円突破」は時間の問題とも思われたが、ここに来て2万円リーチで足踏みの状態だ。
 それでもほぼこの3ヶ月間で2千数百円は高く終わりそうなことから、常識的には含み益の増加となる模様だ。
● 一方為替環境は子の3ヶ月間でほぼ横ばいの120円前後と言うことから、個々の生保の運用手法で差が出るかもしれないが、大きな変動幅は出ない見込みだ。
 いずれにしても6月には年度決算が発表されることから、さらに保有資産の内容とその運用手法が各社の比較軸の一つがはっきりすることになる。
● 大きな流れからまとめると、「契約業績」よりも「資産運用」に目が行きがちだが、25年度末で「357兆円」伸そう思案を保有する生保業界だけに、これだけ経済指標に注目が集まると当然のことながら無視するわけにはいかない。


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■ 3月29日(日)

■ 「26年度生保決算」業績予測!『総資産』=上位10生保は想定内か?「東京海上日動あんしん生命」は11位?!=(そのⅣ)
 実は「東京海上日動あんしん生命」よりも『総資産』上位にランクされる損保系生保!!


● 実は26年度決算は、四半期毎にまとめると、10月に「東京海上日動あんしん生命」が「旧東京海上日動フィナンシャル生命」と合併したことで、生保数が43社から42社となった。
 そのため、26年度決算は「42社」対応となる。
 そのため合併後の「東京海上日動あんしん生命」の『総資産』は、第3四半期末で「7兆972億円」となり、第11位にランクされる。
● ところで編集した『総資産』ランク表「個々の生保順」とは別に「グループ別のランク表」も年度と半期毎分を作成している。
 つまり、「第3四半期末」を手作業で計算すると、「東京海上日動あんしん生命の7兆972億円」よりも多い損保系生保が存在することが分かる。
 答えは「三井住友グループ」である。
○ 三井住友海上プライマリー生命  4兆6837億円
○ 三井住友海上あいおい生命    2兆9241億円
(合計)              7兆6078億円 

 となり、「東京海上日動あんしん生命」を上回ることになる。
● そして26年度決算ではどうなるかだが、26年度の四半期毎業績をみると、グループ別ではこの順位は変わりそうもない。 


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■ 3月28日(土)=当日版=

■ 「一時払い保険商品」の保険料値上げ相次ぐ!=「標準利率」引下げ=

● 「標準利率」の算定見直しが、27年4月から始まるが、さっそく27年4月には「0.75%」にな流見通しだ。
 実は、この「標準利率見直し」は、金利上昇に速やかに対応でいるように設定変更された経緯があったが、皮肉にも今回は「国債利回り低下」による「引下げ」となる。そのため保険料は高くなる。
● この「標準利率の主な算定変更」は、これまで「10年国債3年間と10年間の平均利回り」を考慮して年1回の変更見直しだったものを「過去3ヶ月と1年の国債利回り」を基準に年4回見直しができるようにした。
 注意点としては、これにより「予定利率」が下がることになり支払う保険料は高くなる。そして子の適用はあくまでも「一時払い保険商品」に限定される。
 一部には「全期全納」との混同があるようだが、「全期全納」把握までも年払いを基本とした「保険料支払い方法」であり、「標準利率見直し」とは関係ない。 


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■ 3月28日(土)=前夜版=

■ 大塚家具、大塚久美子社長側が61%を獲得!=大株主「日本生命、東京海上日動火災」は?!=

● 寸前まで拮抗しているとされたが、蓋を開けて見ると61%の大塚久美子社長側の一方的名結果となった。もちろん「日本生命、東京海上日動火災」の投票先は公にされてはいないものの61%から推し量ると、両保険会社は現社長側に入れた可能性我高いと思われる。
 個人的には以前にもこのブログで書いたが、経営の内容よりも会長サイドのやり方がやや古い感じは否めなかった点はあった。
 いずれにしても両保険会社はここに来ての「大塚家具株」の急騰で含み益を増加させたことは間違いないと思われることからビジネスとしては保有していて正解と言うことになりそうだ。


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■ 3月27日(金)

■ 「26年度生保決算」業績予測!『総資産』=上位10生保は想定内か?「東京海上日動あんしん生命」は11位?!=(そのⅢ)
 実は「ソニー生命」よりも増加した国内生保があった!「太陽生命」!


● 生保決算業績を分析する時、なぜ『総資産』に重きを置くのかだが、その生保の規模面がぶれないからである。説明する迄もないが「総資産=貸借対照表の『資産の部合計=負債及び純資産の部合計』」である。
 確かに一般企業の貸借対照表と生保の貸借対照表とは意味合いが異なる。しかし、ここを基軸にして企業判断をすることに重点を置かない生保業績分析は炯々としたものとなるのである。
● 例えば「契約業績」を見て生保経営を分析してもあくまでもその生保の一部をクローズアップしたに過ぎないことになる。わかりやすく言えば「木を見て森を見ていない」に等しい。
 これは「保険料等収入」でも同じである。
 平成23年度に「日本生命の保険料等収入 5兆3682億円」に対し、「明治安田生命」が「5兆1840億円」と肉薄したときがあった。
● 「明治安田生命」の保険料等収入激増の原因は、「銀行窓販」による「一時払い終身保険」の大量契約の効果だった。もちろん24年度はその勢いが継続するようであれば「明治安田生命」が「保険料等収入で第1位」になる可能性はかなり高いと思われた。
 ところが24年度の「明治安田生命の保険料等収入」は対前期比「▼29.4%減」となり落ち着いた。つまりこの背景には「明治安田生命」の「一時払い終身保険」販売の抑制策が打ち出されたからである。
● 実は23年度末には「日本生命と明治安田生命の国債保有金額(時価ベース)」はほぼ横並び状態だったことから、もし「国債暴落リスク」を抱え込んだまま「一時払い終身保険」を積極販売し続けたとしたら、「保険料等収入」でトップの座を得たとしても、「国債リスク」をもっとも抱え込んだ生保
として注目されるところだった。
 もちろん「国債暴落説」は今も「日銀の異次元緩和策」につきまとっているが、生保としてはその度にネガティブな注目を集めるのではこれは大変だった。
 しかも実際に「国債暴落」はないとしても「国債格付の引下げ」はあり得るわけで、状況によっては「もっともリスクの高い生保」と揶揄されかねないところだった。
● 「保険料等収入」に脚光を浴びせすぎると、これまでの生保の歴史でも「生保撤退」がいくつかの生保を追いやってもいる。
 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった「ハートフォード生命」や「スカンディア生命」などの説明をするまでもない。
 少し横道にそれてしまったが、「太陽生命がソニー生命」を凌駕したのには、保有資産の中身が要因である。
● 「総資産」の中身を分析するとほぼ8割を有する「有価証券」が大きい意味を持つことが分かる。もちろん特定の有価証券に集中する生保の資産運用は大きなリスクを抱えることにもなる。
 つまり保有バランスが重要なのだ。
 但し保有する有価証券が暴落することにでもなると、そのマイナスをカバーする手立ても生保には求められることになる。
 「保険料(等)収入」だけをクローズアップして素人決算分析で喜んでいる経済紙もあるようだが、保険業界も馬鹿にされたものである。と言うより同じ経済紙の他の記者からすると腹立たしい思いの記者氏も少なくないのではないのか。  


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■ 3月26日(木)

■ 「26年度生保決算」業績予測!『総資産』=上位10生保は想定内か?「東京海上日動あんしん生命」は11位?!=(そのⅡ)

● 昨年発行した「保険・かわら版」では「26年度決算の『総資産』順位は『東京海上日動あんしん生命』が台風の目!」と見出しを付けたが、25年度末の「東京海上日動あんしん生命」の『総資産』順位が「15位」だったことから急進展とも思われたが、その原因は周知の通り、26年10月に合併した「東京海上日動フィナンシャル生命」だった。
● つまり、25年度末で「東京海上日動あんしん生命 4兆7109億円、東京海上日動フィナンシャル生命 2兆2409億円」だったことからこの2社が合併すると「6兆9518億円」となる。
 実はこの「25年度末」時点での『総資産』順位は、「8位:三井生命(7兆2228億円)、9位:太陽生命(6兆7608億円)、10位:ソニー生命(6兆6249億円)」であることから、仮にここに「東京海上日動2社」を入れると「9位」にランクされることになる。
● さらにここで「実は」なのだが、あるセミナーで、「東京海上日動あんしん生命が台風の目」と解説したところ、「既に25年度末で第9位が決まっていることから8以下9位が確定ではないのか?」と言う質問を頂戴した。
 しかしここが生保順位予測の難しいところで、「東京海上日動2社」のマイナス要因をチェックすることで、ベスト10位入りが如何に難しいものかが浮かび上がってくるのである。
● つまり「東京海上日動あんしん生命」のプラスと「東京海上日動フィナンシャル生命」のマイナスをかみ合わせて「26年度末」を予測していくことになる。
 結果「東京海上日動あんしん生命」(2社合併)の「26年度末・総資産」は、「10位入り」がかなり微妙になることも予測され、「台風の目」と言うのが「正しい予測」となるのである。
● そして「26年度・第3四半期末」では、予測の範疇となる順位になっているのである。
 つまり、「8位:太陽生命、9位:三井生命、10位:ソニー生命、11位:東京海上日動あんしん生命」がその順位となっている。
 まとめると、「旧 東京海上日動フィナンシャル生命」のマイナスが「旧 東京海上日動あんしん生命」のプラス分を浸食していくというマイナスシナリオが10位入りを阻んでいることになる。
● そしてさらに、そしてさらにとなるが、25年度末の「三井生命・太陽生命・ソニー生命・東京海上日動あんしん生命(2社合併)」の1年後(26年度末)を予測する場合、「ソニー生命」の躍進を誰しもが予測したに違いないが、これが見事に裏切られ「辛うじて何とか10位入り」と言うのが現状での見立てとなっているのである。
 再再度の”実は”であるが、「26年度・第3四半期末 ー 25年度末」の『総資産』増加金額が「ソニー生命」よりも多かった生保があったのである。<詳細は次のブログで説明予定>

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■ 3月25日(水)

■ 「26年度生保決算」業績予測!『総資産』=上位10生保は想定内か?「東京海上日動あんしん生命」は11位?!=

● 3月も残り少なくなり、26年度生保決算豪席のどうこうがきになるところだ。そこで根幹となる『総資産』の順位を予測するとこうなる可能性が高い。
 「第1位・日本生命」は、25年度末から7兆円前後の増加が見込まれ2位以下に大差。金額が拮抗しているのは「25年度末、2位・明治安田生命、3位・第一生命」だが、どうやら入れ替わる可能性が高い。
 「4位・住友生命」は順位確定だが、「5位・ジブラルタ生命、6位・アフラック」は第3四半期末で2,743億円の差があったが、どうにか「ジブラルタ生命」が第5位を維持する見込みだ。
● また「第7位・メットライフ生命」も確定だが、問題は、25年度末時点で「第8位・三井生命、第9位・太陽生命、第10位・ソニー生命」の動向だ。
 そして「東京海上日動あんしん生命」の10位入りが気になるところだ。



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■ 3月25日(水)

■ 墜落機の筆頭保険引受け会社は「独 アリアンツ」!

● 「アリアンツ、AIG、英JLT」が墜落機の保険引受け会社、とロイターが報じている。損害保険金額は600万-700万ドルとあるも、詳細内容は不明。

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