MOCKING MONKEY BOOTH

野に咲かず、山に咲かず、愛する人の庭に咲く。

温海トライアスロンにて

2015-07-20 | 日々
昨日は温海トライアスロン30回記念大会の日でした。


28回大会からリレーの部swimで参加してきましたが今回はその他色々ありすぎて調整が難しいと判断し

チームは出場するものの

自身は出場を断念することにしていました。


代わりは職場後輩若手アスリート。


昨年は1人で完走した

元日大山形野球部エースを要したわけです。


懸念された台風の影響は無く


若干風はあってBikeがきつかったかもしれませんが中々のコンディションです。

今年は30回記念大会ということで


安田大サーカスの団長がゲストランナーで参戦です。

開会式から盛り上げてくれました。






9時。

スタートを告げるホラガイの音。


いつもならこれから始まるバトルという名の水中格闘技に向けてアドレナリン沸騰中につき、声援や拍手もほとんど聞こえることはありませんが、こんなにも暖かく送り出してくれてたんだと改めて。


swimは見てるだけで苦しくなりますが

チームメイトの応援を続けました。












無事完走です。


10/33位くらいだったと思います。


トライアスロンのリレーもだいぶ参加者も増え、レベルも上がってきました。

メダルを目指して来ましたが

中々上位に食い込むのは難しいものです。



さて、そんな大会でしたが

とても痛ましい事故が起きてしまいました。

同じリレーに参加した方がswim中に心肺停止で見つかり

病院に搬送されましたが

残念ながら命を落としてしまいました。



詳細な状況はわかりませんが

swimはホントに危険です。


ただ泳ぐだけではなく

集団なので顔面蹴られたり上に乗っかられたりアームで背中を思いっきり叩かれたりは当たり前。

私も初めて出る前にトライアスロンの知識は学びました。

プールでの練習で経験者から話も聞いてバトルの危険性も認識していましたが、


聞くとやるでは大違いでした。


海水もかなり飲みますし、ゴーグルが外れても後ろから必死で泳いでいる人がドンドン突っ込んでくるので止まって掛け直すのは至難の技です。

それだけでパニックになるし

足つったり、脱水を起こしたりもします。


300人超のスイマーの中でヤバそうな人を救護船が見つけるのも難しい。


アピール出来ればいいですが


限界まで行ってる人は無理でしょう。


ヤバイと思ったらリタイヤする勇気もとても大事です。



その他にもBikeで転倒して血だらけの人もいましたし


顔面強打でドクターヘリも出動してました。


Runでも熱中症で痙攣を起こしてる人が何人もいました。


この競技は格闘技です。


しっかりとした準備が必要な、かなり危険なスポーツであることを改めて実感しました。


今回の事故は大きく報道されましたし

目の前で起こったことであり

かなり衝撃的でした。



30回記念大会で不幸な事故が起きてしまったことは事務局や、実行委員会にとって非常に気の毒なことです。


また今回事故にあった選手のご冥福をお祈りします。