半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

チェコの競技用ライフル、Vaskent (ヴァシュケント) H2010、本邦初公開!

2011-11-05 10:00:02 | ライフル射撃、ライフル銃
昨日、射撃場までいったもう一つの理由はこれ、神奈川のライフル射撃仲間、H君が新しく購入したチェコ製のフリー・スモールボア・ライフル、Vaskent  (ヴァシュケント、日ラへの登録名はバスケント) H2010を見せてもらうためでした。



ISSF系射手の極一部? (笑) の間では話題の最新鋭のFSBで、もちろん日本国内に入ってきたのはこれが一挺目。シリアルナンバーを見たら、16番!だったので、まだプロトタイプに近いのかもしれません。


ご覧のようにボルトが極端に短くエジェクション・ポートが後ろにあるので、プローンでの装填/排莢は楽そうでした。これなら私でも姿勢を崩さずに操作できそうです。グリュンネル・レーサーと、どちらが使いやすいかな?



べディングエリアの形状はアンシュッツの20系と全く同じ。ストックも流用できるそうです。トリガーはこのように見たことのない専用品が使用されていました。

ボルトの構造は少々特殊で、ハンマー (というか、ウェイトというか……) でプレート状のストライカーの後ろを叩くという物。短いストロークで発火に必要な打撃力を出すために、そのような構造になっているのかな?。あまりストライカー・スプリング強くしちゃうと、操作が重くなって使いにくいですからね。

最近ではSBでもフロント・ロッキングラグのほうが精度が高いというのが定説になっているようで、グリュンネル・レーサーもフロント・ロッキングラグを採用しています。しかし、このH2010ではフロント・ロッキングラグどころか、リアにも独立したロッキングラグがありません!。ボルト・ハンドルの付け根のところがアクションと噛んでいるだけ。

銃身はある意味定番ともいえるリルジャーが採用されています。サイトはセントラの安い奴が標準のようですが、これは交換してしまえばよいでしょう。


画像では分かりにくいかもしれませんが、ストックは結構荒っぽい作り (笑) 。もちろんレールはアンシュッツ規格です。素材はターキッシュ・ナット (トルコ・クルミ?) という一度も聞いたことのないもので、このクラシカルなウッドの他、アルミもあるそうです。現在20系のアンシュッツを使っているという方だったら、そのストックやアクセサリーがそのまま使えるので便利でしょう。



私のSB、もうアンシュッツのM1813で終わりにしようと思っていましたけど、これ見てたら結構欲しくなっちゃいましたよ。こんな気持ちになるのは初めてブライカーを見たとき以来かなぁ?。もちろん、まだまだ信頼性は未知数ですけどね。

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2 コメント

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調整 (W126)
2011-11-06 16:19:00
エアーライフル(一般に売っているもの)の調整で四苦八苦してます。
まあ、基本知らないから仕方ないですが。

白トリフ、お先に頂いて参りました。

半谷さんに勝った????
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負けたぁ~ (笑) 。 (半谷)
2011-11-07 00:11:08
W126様

我が家では日曜日の夜に行ってきました。さっそく来年の分も予約してきましたよ。

半谷
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