半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

目黒区美術館で、 『色の博物誌 江戸時代の色材を視る・読む』 をみました。

2016-12-14 20:00:23 | 美術館、展覧会
〆切の間を縫って、目黒区美術館にゆきました。




今回のお目当てはこちら、 『色の博物誌 江戸の色材を視る・読む』 です。




江戸時代に使われていた色材/色の原材料の展示は大変興味深い物でした。中にはカイガラムシのようにちょっと信じられないような物が材料になっている例もあって驚きました。当時の人々は、美しい色を出すために、様々な可能性を追求していたということがよく分かります。





最後の展示室には、故・立原貫位氏が当時の素材、技術を用いて復刻した浮世絵の数々が並んでいました。一部の作品はオリジナルと並べて展示されており、劣化で退色する前はどのような作品だったのか?一目瞭然で理解できるようになっていました。中には私達が見慣れている姿とは大きくイメージが異なる作品もありましたよ。

区の美術館なのでコンパクトな展覧会ではありますが、浮世絵や江戸期の絵画がお好きな方には是非オススメしたい企画展です。会期は今月の18日までですのでお見逃し無く。
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