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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

戦場のピアニスト

2009-05-26 11:11:29 | 映画あれこれ
戦場のというと、ついメリークリスマスと続けたくなりますが、(戦場のメリークリスマスの曲大好きです)今回私が観たのは、ピアニストの方。
4年くらい前?この映画で主演のエイドリアン ブロディがアカデミー主演男優賞を獲りましたね。その時から観たいなあとは思ってたんだけど、何しろこの手の映画って気が沈むだろうし、ちょっと気合を入れないと観れないんで先延ばしになってました。でも今回観て本当によかった。内容は、ナチスドイツ支配下のポーランドの首都ワルシャワを舞台に、エイドリアン ブロディ演じるユダヤ人ピアニストが、迫害され、生き延びるまでを描いた作品。もちろん実話です。

もう始まりから終わりまで、苦しくて、怖ろしくて、可哀相で、ソファの上で盛んにため息しながら見入ってしまいました。

平和であることの大事さ、そして人間が鬼となる戦争もしくはヒトラーによる洗脳の恐怖、怒り、など様々なことを考えさせられました。
そして、今こうして、何事もなく平穏無事に暮らせていることに感謝の気持ちでいっぱいにさせられました。(この気持ち長続きして欲しいものです)


ところで、映画の中で、戦争中だし、迫害されてるし、隠れたりで食べるものを手に入れるのに大変なんだけど、時折出てくるスープやパン、それから最後の方でジャムを手に入れて、それを指ですくって舐めるシーンの美味しそうなこと。テレビの前で思わず口をあんぐり開けてしまう程。久々に出逢えたジャム(赤かったからイチゴかな?)の甘さがダイレクトに伝わってきて印象的でした。

考えてみると、映画の中での食べ物のシーンっていつまでも心に残ってて、そのシーンが観たいから繰り返し見ちゃうようなとこもあったりして。

たとえば、

“天空の城ラピュタ”なんかは、バズーが洞窟みたいなとこで鞄からパンに目玉焼きを載せて、その卵をトローリ食べるトコとか。

同じくジブリの“おもひでぽろぽろ”では、初めてお父さんが缶詰じゃない本物のパイナップルを買ってきて、それをどうやって切るんだって言い合って、包丁で切るシーン。

“魔女の宅急便”のキキが海辺の街に着いて、公園でサンドイッチみたいなの食べるシーンも好きだし、“ハウル”では、ベーコン焼いて食べるシーンなんか生唾ゴクン。

なんかアニメばかりで、実写でどうだったか今すぐにポンと浮かんでこないけど、美味しそうになんか食べてると、内容はどうあれ、結構満足しちゃったりして。

ちなみにカフェ好きの私は雑誌でいろんなカフェラテやらココアやらの写真眺めるだけでも幸せだったりする。

内容がまたずれちゃったけど、とにかく“戦場のピアニスト”は本当に良質な素晴らしい作品でしたよ。

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