今年の夏休み、毎年恒例の夫の会社の保養所がなぜか夏休み中に改装中になっていたので、行先変更。思い切って初めての沖縄に行ってきた。
保養所が気に入って、かれこれ5年くらいずっと同じとこで満足していた我が家。私も5年ぶりの飛行機。しかも初のLCC。
荷物が料金追加しないと預けられないとか、手荷物は7キロまでとか座席を指定するにもお金が要ったりとか、どんな感じかと思っていたけど、
充分快適でLCCで充分と心から思った。
さて、私にとって初めての沖縄。色々と噂には聞くけど、ガイドブックを読んでもみたけど、実際足を運んでみないと
本当のところはわからない、と思うのは出産と同じ気がする。
今回は国際通りに近い那覇市に泊まったけど、今度は美ら海水族館の傍に泊まりたいな。
そう、沖縄は多くの人がそうであるように、実際行ってみてわかった。また次回絶対に行きたいって。
旅行中、ずっと頭を廻っていたのは、森高千里の「き・め・た(^^♪沖縄の海にしよう♪」だったけど、
(これ、払拭しようしようと思っても、消えないの。)
今の若い人にとっては??なんだろうなーー。
3泊4日といっても、午前中には帰ってきちゃうコースで、沖縄旅行記を自由研究に決めた息子用に、一日目に旧海軍司令部壕や、首里城、
二日目に美ら海水族館とエメラルドビーチと王道をいったけど、今度はもっとこうしたい、あれしたい、って想いがムクムク。
何しろ、お盆過ぎの沖縄。陽射しがとにかく強くて、無防備な私はあっという間に真っ黒に。というか、もうビーチでは防ぎきれません( ;∀;)
美ら海水族館がある海洋博公園はもっともっとゆっくり廻りたかったな。水族館はもちろん素晴らしかったけど、自分の中で期待値が上がり過ぎてた感もあり。
沖縄は、交通の便が悪くて、というのも、戦争でな線路が破壊されたのと、あっても車に押されて、廃線になったのとで、車を運転出来ないと
結構、いやかなり不便かも。空港から那覇市内近辺は、2003年に出来たゆいレールという快適なモノレールが唯一交通機関として走ってます。
しかし、私がたったの3泊で感じた事は、沖縄人けっこうせっかちな性質?だった気がします。
あんまり、なんくるないさ~感は感じられなかったな。
そして、家に帰って来てから、息子と二人で本を借りて、戦争について読んでみて、これまで自分が沖縄で起きたことについて、いかに無知だったか、について思い知らされた。沖縄での地上戦が、いかにむごく、はっきりいって、沖縄の一般県民が敵である米兵にというより、日本兵によって無理矢理自決させられていたという事実。
そもそも、琉球王国として、琉球人として生きてきたのに、明治時代になって日本に編入させられたと思ったら、今度は戦地にされてしまうなんて。
(だからこそ、簡単に地上戦の場所に選ばれたのか?!)
そして、戦争に負けてアメリカとなり、日本に返還されてなお、基地問題に苦しんでいる。
沖縄の人が琉球王国時代を大事に思う気持ちがよくわかる。
戦争について
私たちは、学校で教えられていないことが多すぎる。
とりあえず、黒糖は本当に美味しくて、売ってないかと近所の商店街で発見。
今の私に出来ること、沖縄のものを買うこと。
最期まで沖縄のために戦った翁長知事のご冥福を祈ること。
基地問題から目を離さないこと。
美ら海に行く途中、大型のトラックが山を切り崩していた。綺麗な海をわざわざ埋め立てでもするみたい。
信じられない。