映画『めぐり逢わせのお弁当』予告編
間違いなく今年一番、この10年、20年でもベスト3に入るくらい、素敵な映画だった。
もうこれ以上、何もいらないくらい完璧。
夫に届けていたつもりのお弁当が手違いから、別の人の手に渡っていて。
何より、主人公イラの作るお弁当の美味しそうなこと。
そして、声しか出てこない階上に住むおばさんの存在感。
そして、数年前に妻を亡くし、早期退職しようとしている孤独な男。
そして、その仕事を引き継ぐ為に入社した天涯孤独なその部下。
笑いと切なさと、人生の全てがこの二時間に込められていて、こんな映画を作った監督というのはどういう人だろう。とても敵わない。インド映画すごすぎる。
ちなみに、終わり方もとてつもなくいい。
ちなみに私はこの映画に出てくるお弁当にすっかり憧れて同じ形のステンレスのお弁当箱を
母に40歳の誕生日プレゼントとして買ってもらった。
食べる度、この映画を想い出す。