新たなハリケーン、米東海岸南部に接近の恐れ

米サウスカロライナ州チャールストン――米ハリケーンセンターは９日、今年７個目のハリケーン「オフィーリア」が１０日午後８時から７２時間の間に米東海岸南部のジョージア、サウスカロライナ両州に接近する恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。

ハリケーンセンターは、ジョージア州からサウスカロライナ州を経てノースカロライナ州南端にいたる海岸線約５００キロの一帯に、ハリケーン警戒を呼びかけた。同センターのブレーク気象予報士は、「オフィーリア」が勢力を増して１３日に上陸するおそれが強いと話している。

ノースカロライナ州知事は、週明けにも同州上陸の危険があるとして、非常事態を宣言。避難命令を出すかはまだ決まっていないという。

サウスカロライナ州当局も１０日夜現在で、避難命令は未定だとした上で、自主的な避難者のために海岸部などで、いったん開いた後に閉じた避難所をまた再開する方針という。

サウスカロライナ州緊急事態管理部の報道官は、「まだ危険が去ったわけではないと考えている。（ハリケーンの）進行速度が遅いため、じっと待機しているところだ」と話した。

ハリケーンセンターによると、「オフィーリア」の中を通過した米空軍機が最大風速を秒速３５．５メートル（時速８０マイル、時速１２８キロ）と観測。これは米国のハリケーン測定基準では「カテゴリー１」に相当する。ハリケーンセンターは「カテゴリー２」以上に勢力を増す可能性は低いとしている。

メキシコ湾岸を襲った「カトリーナ」は最大、史上最大規模の「カテゴリー５」になった。

「オフィーリア」は８日にフロリダ沖でハリケーンに発達した後、一時は勢力を弱めたが、９日午後に再びハリケーンになった。

2005.09.11 Web posted at: 16:45 JST- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200509110010.html

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ハリケーン「オフィーリア」は、またも進路を変え、水曜日から木曜日にかけて、ノースカロライナ沿岸をかすり、海岸沿いを海洋上に辿ります。

東海岸全ての沿岸を襲う経路です。

「オフィーリア」の進路は下記です。
http://www.weatheroffice.ec.gc.ca/hurricane/track_e.html

この経路ですと下手をすればニューヨークに影響を与えます。
少なくともすぐ近くを通過します。

ノースカロライナ州知事は、非常事態を宣言しました。
サウスカロライナでは、未定のようです。

大した影響はないとは思いますが、自然現象はどう動くか誰も予測できません。
注意をするにこしたことはないと思っています。