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ハリケーン「オフィーリア」発生

2005-09-09 | 自然災害
米エネルギー長官、今冬のエネルギー価格の高騰警告

【ワシントン=吉田透】ボドマン米エネルギー長官は8日、ハリケーン「カトリーナ」などによるエネルギー価格高騰のために「米国民は非常に厳しい冬に直面する」と警告した。

ハリケーンで操業停止した主要製油所がすべて完全復旧するまでにはあと2カ月かかるとの見通しを示した。

米FOXニューズなどとの会見で語った。

世界的なエネルギー高騰に加え、ハリケーンの被害で米国内の石油や天然ガスの供給不足がしばらく続くためで、米エネルギー省は7日の短期エネルギー見通しで、今冬の暖房用灯油の価格が前年比31%、家庭用天然ガスは同71%上昇するとの予測を示した。

ボドマン長官は石油供給の途絶を防ぐため戦略石油備蓄(SPR)から原油3000万バレルを市場に売却すると決めたことについて、必要があれば3000万バレルを上回る量も売却する考えを示した。 (12:18)

日経新聞 2005年9月9日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050909AT2M0900409092005.html

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本日、「オフィーリア」はハリケーンに発達しました。
今季7個目のハリケーンです。(直ぐにトロピカル・ストームに減衰)

http://www.ssd.noaa.gov/PS/TROP/DATA/RT/nwatl-vis-loop.html

進行経路は、ここ数日中にもフロリダ半島から遠ざかる経路を辿ります。

甚大な被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」から立て続けに3個ものハリケーンが発生したわけですが、「マリア」、「ネート」、「オフィーリア」といずれも米本土への上陸は、今のところはないと見られています。

「カトリーナ」の影響は、本年度中は避けられない情勢であり、今年の冬には灯油は31%、天然ガスは71%も価格が高騰していくと予測されています。

8月から10月の3ヵ月間は、ハリケーン・シーズンの中でも特に集中してハリケーンの発生が予測されている期間です。

「カトリーナ」の影響も、ここ数ヶ月は、どうしても残ってしまいます。
少なくとも本年度中は、ハリケーンについて特に注意を払っていきたいと思っています。

「オフィーリア」の次は「フィリップ」であり、この「フィリップ」がいつ、どこで発生するのか注目していきたいと思っています。

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